.NETエンジニアの将来性はある?転職での強みを把握しよう!
.NETエンジニアの将来性を不安に思っている人もいるでしょう。.NETエンジニアに将来性を見込める理由を紹介。
.NETエンジニアを目指そうという人や、すでに活躍している人の中には、.NETエンジニアの将来性を不安に思っている人もいるでしょう。転職したいときに転職先があるのかも気になります。本記事では、.NETエンジニアに将来性を見込める理由を紹介しています。
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スマホやタブレットを端末として使うシステムが主流となりつつあり、.NET技術を活かせる場が減って行くのではないかと危惧している.NETエンジニアも少なくはないでしょう。しかしながら、.NETエンジニアに対する需要が減っていくと考えるのは早計で、.NETの技術は今でも求められています。
Windows向けのシステム構築においては、.NET技術が多く採用されているので、.NETエンジニアであることを武器としてキャリアアップや転職につなげていけます。本記事では、.NETエンジニアであることを強みとするために、さらに身につけておきたいスキルについて解説します。
.NETエンジニアは既存開発に根強い?
.NETの技術は、現在すでに多くのWindows環境上に構築されており、これらのシステムの改修は当然.NETが使われるので、.NETエンジニアの需要は途切れないと考えられます。
.NETの開発元であるマイクロソフト社の技術戦略に依存してしまいますが、Windows環境における.NETの需要がある限り、この先も.NETエンジニアとしての活躍の場はなくならないでしょう。ここでは、.NETエンジニアが求められる案件内容を紹介します。
システム機能のアップデートや保守案件での需要
.NETで構築されている既存システムは多く、既存システムには必ずといっていいほど年月が経過するとともに改修が必要になります。.NETが更新されるタイミングで、既存システムに手を加えることもあります。
.NETで構築されたシステムの改善・改修は.NETエンジニアが担当することになります。既存システムの内容を理解し、改修ポイントを的確に判断することのできる.NETエンジニアにとっては、.NETの将来性はこの先も明るいといえるでしょう。
Webアプリケーションの開発の需要
Webアプリケーションの開発といえば、近年はJavaに関連するプログラミングが注目されていますが、マルチプラットフォームにこだわらないシステムにおいては、.NETフレームワークにも根強い人気があります。
Windows向けのフレームワークとして.NETを扱えるだけでなく、関連する技術や言語についての技術も保有している.NETエンジニアは、Webアプリケーション開発の領域でも需要が続いていくでしょう。
VB.NETへの移行案件の需要
クライアントサーバーシステムが全盛だった頃に、VB(VisualBasic)を使って構築されたシステムがまだ多くの企業に残っています。
VBと連携して使用しているOfficeソフトがサポート切れになることをきっかけに、VBで構築されたシステムをVB.NETに移行する動きもあります。
従来のVB技術者でも対応は可能ですが、移行したシステムのメンテナンスなど将来性を考慮したうえで、.NETを熟知した.NETエンジニアが求められています。
.NETエンジニアが今後の為に身につけておくべきスキルとは?
すでに.NETエンジニアとして実績があり、活躍されている方でも、キャリアアップや転職などの将来性を考えた場合は、ここまでに紹介した需要が見込まれる案件を踏まえてスキルアップに努めましょう。
プラスαのスキルを身につけておくことで、自分の.NETエンジニアとしての価値を高めることにつながります。ここではプラスαの技術となり得るスキルを紹介します。
Webアプリケーションの開発経験を積む
近い将来を考えると、Webを中心にしたシステム構築がまだ続いていくと考えられます。.NETエンジニアとして実績がある方でも、クラサバを中心に活躍していたという方は、Webアプリケーションの開発経験も積んでいけるように心がけておきましょう。
同じ.NETの技術を使う場合でも、クラサバのようなオンプレミスの開発とWebアプリケーションの開発では必要になる技術知識が異なる部分もあります。
.NETエンジニアの将来性を考えた場合、Webアプリケーションの開発経験はキャリアップや転職に影響してくるものと考えられます。SQLなどのデータベース言語を使用する
.NETは業務アプリケーションの開発に採用されることも多いので、.NETを使ったデータベースアクセスについての知識も必要になります。データベースの操作言語であるSQLは最低限使えるようにしておきたい技術です。
業務アプリケーションではOracleが使われることが多いものの、.NETで構築するシステムは同じマイクロソフト社製のデータベースであるSQLServerが採用されることも多いので、これらのデータベース接続を伴う開発経験があった方が転職には有利になります。
VB.NETやC#.NETなど周辺言語を極める
.NETには複数のプログラミング言語を扱えるという特徴があります。.NETエンジニアを名乗るからには、関連するプログラミング言語を複数扱えるようにしておきましょう。.NETエンジニアを名乗りながらVB.NETしか経験がないのでは、VBエンジニアになってしまいます。
現在のトレンドも踏まえ、.NETエンジニアとしての将来性を考えるのなら、C#やPythonなどのスキルも身につけておいた方が転職やキャリアアップを見込みやすくなります。
.NETは今後も需要あり!経験を積んでさらなる高みを目指そう!
.NETエンジニアに対する需要はまだ多く、求人も豊富にあります。.NETエンジニアとしての技術があれば、活躍の場はたくさん用意されています。自分の持つ技術をしっかりと把握しておけば、技術を十分に活かせる仕事へのキャリアアップや転職も可能になります。
現在の仕事では、自分が持つ技術が十分に活かせず埋もれていると感じている方は、自分の技術を磨いて、「.NET Navi」で活躍できる場を探してみてはいかがでしょうか。
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