月30時間以上の残業がキャリアの悪影響に!?エンジニアにとってワークライフバランスが重要な理由
エンジニアがワークライフバランスを重視すべき理由と、最適な職場の見つけ方を解説します。おすすめのサイトも紹介。
一般的にエンジニアやIT業界で働いている方は、残業時間が多くなりがちです。そのため、仕事とプライベートの両方を充実させる「ワークライフバランス」の両立が難しいのではないでしょうか。
一方、理想のキャリアや人生を実現するためにワークライフバランスは必要不可欠であるため、転職活動中に悩んでしまうエンジニアも多いとか。
けれど、安心してください!転職サイトを利用すれば、残業時間・給料・福利厚生などが自分にピッタリな会社を見つけるのは、それほど難しいことではありません!
この記事では、エンジニアがワークライフバランスを重視すべき理由と、最適な職場の見つけ方を解説します。おすすめのサイトも紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。
- 目次
エンジニアは残業しすぎ?1カ月あたりの平均残業時間は約30時間!
具体的にエンジニアは週にどれほどの時間を、残業や勉強に充てているのでしょうか。
2017年に経済産業省が発表した「IT関連産業の給与等に関する実態調査」では、エンジニアを含むIT人材の残業時間と勉強時間の関係性が明らかになっています。
年代別の残業時間と勉強時間
年代 | 残業時間(1カ月) | 勉強時間(1週間) |
---|---|---|
20代 | 25.3時間 | 1.8時間 |
30代 | 29.5時間 | 1.7時間 |
40代 | 29.5時間 | 1.8時間 |
50代 | 26.7時間 | 2.1時間 |
上記の結果から、エンジニアのキャリア形成に重要な時期である30代前後が最も残業代が多く、勉強時間が少ないことが読み取れます。 さらに、20~30代のエンジニアで月の残業時間が30時間を超えている人は要注意です!表からも分かるように、残業時間が多いほど勉強時間は少なくなる傾向があるのです。
同調査では20代のIT人材で最も多い転職理由が「ワークライフバランス」であることも明らかになっています。将来、獲得したいスキルや理想のキャリアを実現するために、残業時間が少なく勉強時間を確保できる職場選びは若手・中堅エンジニアのスタンダードになりつつあるといえるのです。
ルーティンワークばかりでスキル磨きができない環境はリスク大!
エンジニアが描くキャリアや、そのために必要なスキルは人それぞれです。
ただ今の仕事が保守や運用などの、ルーティンワークが中心のエンジニアは要注意です。
一度、現在の仕事と身に付つけるべきスキル・経験について考えるべきかもしれません。
エンジニアのキャリア形成における、ルーティンワークばかりの職場のリスクをリストアップしたので、確認してみましょう。
ルーティンワークのリスクとデメリット
- 仕事をこなすことが目的になり、キャリア形成へのモチベーションが下がる
- 代替人員が見つかりやすいので、エンジニアとしての市場価値が上がりにくい
- 将来、AIなどに業務を奪われる可能性がある
- 上流工程の仕事を経験できない
- 自分の給料が適正か把握しにくい
- 業務時間外でスキルを磨く必要があり、残業が多いと成長スピードが遅くなる
もちろん、ルーティンワークの作業内容は様々なので、デメリットばかりではありません。
一つの作業を覚えるためには、同じ作業を繰り返し行うことが必要になります。
未経験や経験の浅いエンジニアには、むしろルーティンワークが多い職場の方が良い場合もあるでしょう。
しかし、開発やプロジェクトマネージャーなどを目指すエンジニアは、ルーティンワークの少ない職場で働くことをおすすめします。
基本的にルーティンワークの多い職場では、チームマネジメントや設計書作成など上流工程のスキルが身につきにくいのです。
転職をする際は、自分の希望するキャリアを実現させるためにどんな経験を積むべきか考えることが重要です。
エンジニアが意識すべき「ワークライフバランス」
内閣府によると、仕事と生活の調和である「ワークライフバランス」は「子育て」、「地域生活」、「自己啓発・勉強」などを個人のライフスタイルやライフステージに合わせて、仕事との両立を図ることと定義されています。最適なワークライフバランスは、人それぞれですが一般的にエンジニアが働きやすい環境を得ることで、以下のようなメリットを得られると考えられています。
エンジニアがワークライフバランスを実現するメリット
- 副業、兼業にチャレンジできる
- スポーツ、芸術などの趣味がモチベーション維持に役立つ
- 勉強するための時間が確保できる
「休みの日もプログラミングしたい」、「趣味もプログラミングも全力で楽しみたい」、「副業・兼業にチャレンジして自分の実力を試したい」など、エンジニアが思い浮かべる理想的な「ワーク(仕事)」と「ライフ(プライベート)」のバランスは異なります。
自分にとって理想の働き方を実現できる職場選びが、エンジニアにとって重要でしょう。
理想的なワークライフバランスが整った職場の選び方
エンジニアにとって、理想的なキャリアや私生活の充実にはワークライフバランスが欠かせません。それでは、具体的にどのような職場を選べば、ワークライフバランスが取りやすいのでしょうか。「次の転職では失敗したくない!」という人のために、ワークライフバランスが取りやすい職場の特徴と、その選び方について紹介します。
ライフ(生活)が充実しやすい職場の特徴
- 残業日数が少ない
- みなし残業がない(みなし残業がある場合でも時間が少ない)
- 年俸制、裁量労働制
- 自由な働き方のできる社内制度(短時間勤務制度、在宅制度、フレックスタイム制度など)が充実している
- 福利厚生など、制度の活用事例が豊富
まずは、「自分にとっての理想的なワークライフバランス」についてある程度の基準を設けてから、上記のポイントを確認してみてください。また、ワークライフバランスというとライフ(プライベート)を重視しがちですが、理想とするワーク(仕事)の環境も同じくらい考慮することも忘れないようにしましょう!
ワーク(仕事)が充実しやすい職場の特徴
- キャリア形成の支援、援助を行っている
- スキルアップ支援制度が充実している(書籍購入補助、資格手当など)
- 理想のキャリアを歩んだ先輩がいる
- 取得したいスキルや言語を身につけている先輩がいる
- 新しい仕事を任せてもらえる環境
次に、具体的な職場の探し方について紹介します。職場を探す際は、検索機能が充実しているエンジニア専門の転職サイトを利用しましょう。
例えば、「前職よりも休日を多くしたいし、新たに違う言語も学んで仕事で使いたい!」というエンジニアの場合、「土日休み・希望言語」が条件として検索することで、希望の職場が見つかります。
特に、転職で理想のワークライフバランスを実現させたいと本気で考えている人や、自分にとって最適なワークライフバランスを模索している人には「FEnet .NETナビ」がおすすめです。その理由を最後に紹介します。
理想的なワークライフバランスが整った職場の選び方
株式会社インフォメーションポートが運営するエンジニア専門の転職サイト「FEnet .NETナビ」には、多様な案件・求人が掲載されています。ワークライフバランスを実現させたいエンジニアにFEnet .NETナビをおすすめする理由は以下です。
- スタートアップから上場企業までの案件が多数掲載
- 専属担当制
- WEB面接OK!
- 検索条件が豊富
- 未経験OKの案件あり
- 福利厚生が充実した案件多数
仕事、プライベートのどちらにも強みがあり、給与・企業の大きさ・福利厚生などの幅広い案件が充実しているため、エンジニアの希望に合わせた職場を見つけやすいのが「FEnet .NETナビ」の特長です。さらに専属のコーディネーターが職務経歴・スキル・希望の職種などをヒアリングして、理想のワークライフバランスを提案するので、登録するだけで簡単に案件を取捨選択できるのもメリットの1つです!
「運用保守ばかりしてきてきたけど、キャリアを考えてこれからは開発案件に関わりたい」、「残業時間を減らしつつも、年収を上げられる職場を探している」。このようなエンジニアのワークライフバランスに欠かせない希望をFEnet .NETナビはたくさん実現してきました。
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