AWSエンジニアのキャリアアップに有利!AWS認定資格を習得しよう
AWSエンジニアは将来性があり、AWS認定資格を取得することで、段階的なキャリアアップも期待できます。AWS認定資格を取得して、転職を成功させましょう。
エンジニアのキャリアアップに役立つ情報を解説しています。AWSエンジニアは将来性があり、AWS認定資格を取得することで、段階的なキャリアアップも期待できます。AWS認定資格を取得して、AWSエンジニアとして転職を成功させましょう。
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システムのクラウド化が進む現在、AWSエンジニアに興味のある方は多いのではないでしょうか。クラウド化の流れに対し、エンジニアの数はまだ少ない状況ですから、AWSエンジニアの需要は今後も堅調であると考えられます。
AWSエンジニアとして活躍していくためには何が必要なのでしょうか。この記事ではAWSエンジニアのキャリアアップや転職に有利な資格などを紹介しています。
AWSエンジニアに必要なスキルを身につけることで、将来にわたって幅広く活躍できるエンジニアを目指しましょう。
AWSエンジニアの大まかな仕事内容
AWSはAmazon Web Serviceの略です。Amazonが提供しているクラウドのサーバーやストレージなどのシステムインフラを、クライアントが利用するサービスです。
AWSエンジニアの仕事は、インフラエンジニアやネットワークエンジニアと似ています。AWSを使ったシステムの設計、構築を行い、本稼働した後は保守、メンテナンスを行います。
AWSは現在175以上のサービスを提供しています。幅広いサービスの中から、使用するクライアントの要望や環境に合った最適なAWSの利用方法を提案することが求められ、AWSに精通している必要があります。
参照:AWS公式ホームページ
参考:https://aws.amazon.com/jp/aws-ten-reasons/#:~:text=
AWSエンジニアの独自の資格とは?
AWSエンジニアには、「AWS認定資格」という資格があります。Amazon Web Serviceが公式に認定しており、AWSに関する知識の深さを、対外的に証明できる資格です。資格によって、AWSの仕事の受注に有利にもなります。
また資格試験勉強により、AWSのスキルを効率よく体系的に学ぶことができますし、実際の業務に役立つ知識を身につけることもできます。AWSエンジニアとしての転職にも有利ですから、おすすめです。
AWSエンジニアの将来性・キャリアパス
イギリスの市場調査会社Canalysによると、クラウドサービスを行う企業の中で、AWSは2019年の総売上において、シェア率約32.3%と高くなっています。
日本企業のシステムは、オンプレミス型からクラウド型へ移行しつつありますが、AWSエンジニアの数はまだ多くありません。AWSエンジニアの将来性は高く、転職市場は拡大すると予想されます。
AWSエンジニアになるためには、インフラやネットワークの知識に加え、AWSサービスを使いこなせる知識が必要です。AWSエンジニアのキャリアパスを示すのがAWS認定資格です。
基礎から体系的に学べて、各キャリアに必要なスキルを得られるよう設計されています。
出典:zdnet Japan
参照:https://japan.zdnet.com/article/35149046/
AWSエンジニア転職に有利な資格11選
AWSエンジニア転職に有利なAWS認定資格11選をご紹介していきます。AWS認定資格は役割別に5種類、専門知識別に6種類の資格があります。
AWSサービスについての知識を証明する資格は、基礎・アソシエイト・プロフェッショナルの3段階にわかれており、5つの資格があります。
基礎レベル:クラウドプラクティショナー アソシエイトレベル:ソリューションアーキテクト、デベロッパー、システムオペレーションアドミニストレーター プロフェッショナル:ソリューションアーキテクト、DevOpsエンジニア
専門知識別認定資格には、ビッグデータ、ネットワーク、セキュリティ、機械学習、Alexaスキルビルダーの5つがあります。
AWSエンジニア転職に有利な資格1:AWS 認定クラウドプラクティショナー
基礎レベルのAWS認定資格です。AWSクラウドの知識とスキルを習得し、全体的に理解していることが求められます。AWS認定資格の基礎で、他の認定資格を取得するときの推奨資格となっています。
最低6か月のクラウド使用経験があり、ITサービスの基礎知識、AWSクラウドプラットフォームサービス使用に関する知識があることが、受験資格として推奨されています。
これからAWSに取り組む人も、この資格対策の勉強によって、効率的にAWSを学べるので、AWSエンジニアへの転職の第一歩とも言えます。
出典:AWS公式ホームページ
参照:https://aws.amazon.com/jp/certification/certified-cloud-practitioner/
役立つ職種
AWSの基本的な知識を習得していることを証明できます。クラウドの基本的概念、AWSの主要サービスに関する技術、セキュリティに関する知識など、AWSに係わる基礎的知識のスキルを身につけることができます。
エンジニア、営業、マネージャーなどAWSに携わる全ての職種に役立つスキルを学べます。AWSのメニュー選択方法、運用の特徴、料金体系の説明なども行えるようになります。
AWS認定資格の中でもベーシックの内容ですから、AWS業務の経験のない方は、この資格から取得することをおすすめします。
AWSエンジニア転職に有利な資格2:AWS 認定デベロッパー - アソシエイト
AWS認定資格の中では中級レベル、開発者向けの認定資格です。AWS上のアプリケーション開発や保守における1年以上の実務経験を持つ開発者が対象です。
AWSの主要サービス、使用方法、基本アーキテクチャの最適な方法を理解していること、AWSを使ったクラウドベースのアプリケーション開発、デバッグ、デプロイについて精通していることを証明する資格とされています。
出典:AWS公式ホームページ
参照:https://aws.amazon.com/jp/certification/certified-developer-associate/
役立つ職種
AWSでのシステム設計の知識が広く学べます。企業のシステムをオンプレミス型からクラウド化へ移行する時に必要なスキルも取得できるので、転職には有利です。
システムエンジニアや製品開発、研究開発の職種に加え、将来的にはプロジェクトリーダー、プロジェクトマネージャー、専門性のあるエンジニアにも繋がるでしょう。
企業の社内システムエンジニアや、システム運用の仕事にも役立ちます。
AWSエンジニア転職に有利な資格3:AWS 認定ソリューションアーキテクト-アソシエイト
AWS認定資格の中級レベル、設計者向けの認定資格です。AWS上の分散システムの可用性、コスト効率、高耐障害性、スケーラビリティ設計などの1年以上の実務経験を持つソリューションアーキテクト担当者(問題解決のためのITソリューション作成者)が対象です。
アソシエイトレベルの中では、かなり広範囲なAWSサービスについての理解(ネットワークやクラウドの基礎知識、AWSの主要サービスの理解)が求められます。
出典:AWS公式ホームページ
参照:https://aws.amazon.com/jp/certification/certified-developer-associate/
役立つ職種
広範囲な知識の証明になりますから、システム運用エンジニア、社内システムエンジニア、運用保守システムエンジニア・障害対応、システムエンジニアへの転職には役立つと言えます。
将来的には製品開発、研究開発や、専門性のあるエンジニア、ネットワークエンジニア、サーバーエンジニアなどへ繋げていきましょう。
AWSエンジニア転職に有利な資格4:AWS認定SysOpsアドミニストレーター-アソシエイト
AWS認定資格の中級レベル、運用担当者向けの認定資格です。AWS上での開発、管理、運用経験1年以上の、システムオペレーションを担当するシステムアドミニストレーター(コンピューターシステムの管理者)を対象としています。
ソリューションアーキテクトと試験範囲が重なるところがありますが、運用に比重を置いたセキュリティやネットワークの知識が必要になります。出典:AWS公式ホームページ
参照:https://aws.amazon.com/jp/certification/certified-sysops-admin-associate/
役立つ職種
運用に重点を置いた幅広い知識の証明になりますから、運用保守システムエンジニア・障害担当、システム運用エンジニア、社内システムエンジニア、システムエンジニアへの転職に役立つと言えます。
将来的には、専門性のあるネットワークエンジニア、サーバーエンジニア、セキュリティエンジニアなどへ繋げていきましょう。AWSエンジニア転職に有利な資格5:AWS 認定高度なネットワーキング-専門知識
AWS認定の特定分野の専門知識資格の1つです。AWS上の複雑なネットワーク設計ができる証明となり、難易度は高いです。
ただしネットワーク設計の実務経験が豊富であれば、難易度の感じ方は下がる場合もあります。AWSネットワークに関する高度な知識が必要で、ネットワークソリューションのアーキテクチャの設計と実装における、5年以上の実務経験などが推奨されています。
出典:AWS公式ホームページ 参照:https://aws.amazon.com/jp/certification/certified-advanced-networking-specialty/
役立つ職種
コンピューターネットワークに関する高度な知識の証明になりますから、ネットワークの構築・保守・管理を行うネットワークエンジニアに役立つ資格でしょう。
現在は従来のネットワークが、クラウドに置き換わりつつあります。従来のネットワークエンジニアも、クラウドの知識が必要になっていますから、AWS認定資格は転職にも有利です。
AWSエンジニア転職に有利な資格6: AWS 認定機械学習-専門知識
AWS認定資格の機械学習の専門知識の能力を証明する資格です。AWSで提供されている機械学習サービスを利用して、クライアントの問題解決を行うスキルが必要です。
AWSを使った機械学習、深層学習ワークロードの開発、設計、運用の1~2年の経験などを推奨されているほか、一般的な機械学習の知識も必要です。機械学習は新しい技術分野で、試験内容の都度更新も予想されます。
出典:AWS公式ホームページ
参照:https://aws.amazon.com/jp/certification/certified-machine-learning-specialty/
役立つ職種
AIを使った機械学習は、製造業、医療、流通、金融など、様々な業界で利用されるようになっています。機械学習エンジニアは、今後かなり注目されていくエンジニアです。
AWSだけでなく、基本的な機械学習の知識も合わせて持っていると、転職により有利でしょう。AWSを使用する企業は増加していますから、AWS認定機械学習エンジニアとして活躍できる職場も、増えることが予想されます。
AWSエンジニア転職に有利な資格7:AWS 認定ビッグデータ-専門知識
2020年4月より、「AWS認定データアナリティクス‐専門知識」という新しい名前に変更されています。データ解析に関する専門知識を証明する資格です。
以前はビックデータ解析に関する資格でしたが、データ解析全般に関する資格に進化しています。データの収集、保管、処理、視覚化におけるAWSデータ分析の利用方法を理解、説明できるスキルを取得できます。
出典:AWS公式ホームページ
参照:https://aws.amazon.com/jp/certification/certified-big-data-specialty/
役立つ職種
データベースの設計・開発、管理、運用を行うデータベースエンジニアに、役立つ資格と言えるでしょう。AIやIoTなどでビックデータが活用されるようになったため、データベースエンジニアには需要があります。
かつては企業が社内でデータベースを設計、構築していましたが、クラウド化が進んでいますから、AWS認定資格は将来性があり、エンジニアとしての転職にも有利に働くと予想されます。
AWSエンジニア転職に有利な資格8:AWS 認定セキュリティ-専門知識
AWS上でのセキュリティに関する専門知識と、技術的スキルを証明する資格です。セキュリティには幅広い専門知識が必要です。しかも増え続ける不正への対応が求められます。AWS認定資格の中でも難易度の高い資格です。
2年以上のAWSのワークロード保護に関する実務経験のある人が、対象とされています。セキュリティに関する総合的な理解が求められます。
出典:AWS公式ホームページ
参照: https://aws.amazon.com/jp/certification/certified-security-specialty/
役立つ職種
セキュリティに高い専門性を持つセキュリティエンジニアに役立つ資格です。将来的には企業のセキュリティコンサルタントなど、セキュリティに特化した仕事も考えられます。
情報流出防止対応、サーバー攻撃から情報を守る対応は、今後もさらに重要になります。セキュリティ関連の幅広い知識や、不正アクセスに関する知識、情報セキュリティマネジメントに関する知識に加え、情報を扱う責任感やモラルも必要です。
AWSエンジニア転職に有利な資格9:AWS 認定Alexaスキルビルダー-専門知識
認定AlexaスキルビルダーはAmazon Alexa(アレクサ)のスキルを構築、テスト、公開するための能力を証明するものです。Amazon Alexaの知識や、Alexa Skills Kitを使用し、Alexaスキルを構築した6か月以上の経験が求められます。
Amazon Alexa関連のサービスはそれほど多くなく、出題範囲も狭いので、AWS認定資格の中では難易度が低いと言われています。
出典:AWS公式ホームページ
参照:https://aws.amazon.com/jp/certification/certified-alexa-skill-builder-specialty/
役立つ職種
エンジニアとしての基本的なスキルが必要です。プログラマーのスキルとして役立つ他、将来はシステムエンジニア、プロジェクトリーダーや専門性のあるエンジニアへ繋げていきましょう。
エンジニアの分野だけでなく、獲得した音声サービスに関する知識を、キャリアアップに繋げたり、他のビジネスに応用することも可能です。
AWSエンジニア転職に有利な資格10:AWS 認定DevOpsエンジニア-プロフェッショナル
AWS認定資格の中で、役割別分類のプロフェッショナル(上級)レベルに分類されています。開発者や運用担当者向けの資格です。
AWS上でのプロビジョニング、運用、管理の経験2年以上の、DevOpsエンジニアを対象としています。高水準プログラミング言語でのコード開発、オペレーティングシステム管理の経験など、高度な幅広い知識が求められ、難易度の高い資格です。
出典:AWS公式ホームページ
参照:https://aws.amazon.com/jp/certification/certified-devops-engineer-professional/
役立つ職種
AWS認定資格の上級レベルに分類されており、幅広い知識とスキルの証明となるため、開発、運用担当のエンジニアの転職には有利な資格でしょう。また品質管理やセキュリティ担当にも役立つ資格と言えます。
具体的にはシステム運用エンジニア、社内システムエンジニア、品質管理担当、セキュリティエンジニア、システムエンジニア、製品開発、研究開発などになりますが、プロジェクトマネージャー、プロジェクトリーダーなどへのキャリアアップにも繋げていきましょう。
AWSエンジニア転職に有利な資格11:AWS 認定ソリューションアーキテクト-プロフェッショナル
AWS認定資格の中で、役割別分類のプロフェッショナル(上級)レベルに分類されています。主に設計者向けの資格で、AWS認定資格の中で難関と言われています。分散アプリケーション、システム設計における高い技術と専門知識が要求されます。
試験問題の量が圧倒的に多く、範囲も広いこと、文章問題の内容が複雑で文章理解力も必要なこと、AWSの数多くのサービスを理解し、その中からベストな手法を選択する必要がある難問が出題されることなどが、難易度を上げています。
出典:AWS公式ホームページ
参考:https://aws.amazon.com/jp/certification/certified-solutions-architect-professional/
役立つ職種
AWS認定資格の中でも難易度の高い資格と言われており、高度なスキルの証明となりますから、幅広い職種のエンジニアの転職に有利と言えます。
システムエンジニア、ITコンサルタント、プロジェクトマネージャー、プロジェクトリーダー、製品開発、研究開発など、設計に関する職種には特に役立つ資格でしょう。
試験問題としても難易度が高く、幅広く深く勉強しなければ合格が難しいので、合格された方の意識は高いと言えるでしょう。
AWS認定資格を取得してAWSエンジニアへの転職を成功させよう
AWSを使用する企業は増加しており、AWSエンジニアは将来性があります。AWSエンジニアとして働きながらのキャリアパス環境も、AWS認定資格により整っています。
AWSエンジニアとして転職を考えるのであれば、AWSエンジニアの仕事や職場に詳しい転職サービスを利用するのがおすすめです。現状の自分に合うキャリアプランの相談にも応じてもらえるので、希望が叶う可能性が高まるでしょう。
この機会にAWS認定資格を取得して、AWSエンジニアへの転職を成功させましょう!
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