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SalesforceのVisualforceとは?SalesforceのVisualforceとLightningの特徴をご紹介!
SalesforceのVisualforceとは?
SalesforceのVisualforceとは、Salesforceのカスタムユーザーインターフェースを開発するためのWeb開発フレームワークです。
SalesforceのVisualforceを使用すれば、Salesforceの組み込み機能のカスタマイズや新機能への置き換え、Visualforceアプリケーションの開発などを行えます。
Visualforceアプリケーションの開発は、Visualforceページという開発用のコンソールに、HTMLマークアップ言語、CSS、JavaScriptなどのコードを記述して進めていきます。
また、任意のJavaSriptフレームワークと統合することも可能で、アニメーション効果を使用したユーザーインターフェースを作成できます。
Visualforceページとは?
SalesforceのVisualforceページとは、Visualforceアプリケーションの開発を支援する開発用のコンソールです。
Visualforceページでは、マークアップやコードの構文が自動強調されたり、タグのペアを照合できたり、入力時のオートコンプリートやスマートインデントなどが支援されていたり、多くの便利な機能があります。
以降に、Visualforceページを作成する手順を説明します。
Visualforceページの作成手順
SalesforceのVisualforceページの作成手順を説明します。
1.Salesforceで開発者コンソールを開きます。
2.「File」→「New」→「Visualforce Page」をクリックします。
3.新しいページの名前を入力します。例えば「HelloWorld」と入力し「OK」をクリックするとVisualforceページが開きます。
4.コードを記述します。
5.「File」→「Save」をクリックして保存します。
このようにしてVisualforceページを作成し、Visualforceアプリケーションを開発します。以下は簡単なサンプルコードです。
1
2
3
4
|
<apex:page>
<h1>Hello World</h1>
<p>This is my first Visualforce page.</p>
</apex:page>
|
SalesforceのLightningとは?
SalesforceのLightningとは、Salesforce画面を柔軟にカスタマイズすることができるインターフェースで、「Lightning Experience」と呼ばれています。
Salesforceには、従来のSalesforce ClassicとLightning Experienceの2つのインターフェースがあり、それぞれ表示や操作などが異なります。
Lightning Experienceは、Salesforce Classicに比べてアクション重視で設計されていて、ユーザーの効率性や生産性を向上させる機能が盛り込まれています。
Lightning Experienceの利点
Lightning Experienceは、Web技術を使用した見やすさや、使いやすさが利点となります。
具体的には以下のような内容です。
1.ページが動的に表示されます。
2.ユーザーがデータの表示方法を制御できるので表示密度を自由に変更できます。
3.標準コンポーネントやカスタムコンポーネントを使用して画面をすばやく作成できます。
4.ユーザー側のデバイスにビジネスロジックを直接適応するので時間が短縮できます。
Lightning Experienceの留意点
Lightning Experienceには、いくつかの留意点があります。
具体的には以下のような内容です。
1.Lightning Experienceのページは、クライアント側には徐々に読み込まれるので、ユーザー側のデバイスの性能に影響を受けます。
2.Lightning Experienceでは、ページを表示するときのサーバーとクライアントのデータ通信量が多いので、通信状態に影響を受けます。
3.カスタムコンポーネントを多く使用している場合は、画面表示に時間が掛かってしまいます。
Lightning ExperienceでVisualforceを使用する
Salesforceの画面インターフェースをSalesforce ClassicからLightning Experienceにした場合でも、基本的にはVisualforceアプリケーションを使用できます。
ただし、一部のアプリケーションに関しては、コードの変更が必要な場合があります。
1.Visualforceページの組み込み標準コンポーネントを使用している場合、ユーザーがLightning ExperienceとSalesforce Classicどちらでアクセスしても、Salesforce Classicのデザインになります。カスタマイズすればLightning Experienceのデザインに変更できます。
2.VisualforceページでJavaScriptを使用している場合、Lightning Experienceはページ全体に権限がないため、コードの変更が必要になります。
VisualforceやLightning Experienceを活用しよう!
今回は、VisualforceやLightning Experienceについて説明しました。
Visualforceを使用すれば、独自の機能やアプリケーションを効率よく開発することが可能になります。また、Lightning Experienceを使用すれば、操作性が向上し、画面表示のバリエーションも増えて使いやすくなります。
ぜひこの機会に理解しておきましょう。
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