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Oracle Javaとは?メリット4つとできること6つについて解説

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Oracle Javaとは?メリット4つとできること6つについて解説
この記事でわかること

    システム
    エンジニア
    Oracle Javaとは、どのようなことができるのでしょうか?

    プロジェクト
    マネージャー
    アプリ・システムの開発、Webサイトの構築など、ほかにもさまざまなことに使用します。詳しくご紹介していきましょう。

    Oracle Javaとは?


    Oracle Javaとは、オラクル社から無償提供されているプログラム言語(ソフトウェア)です。Oracle Javaは1995年にアメリカのサン マイクロシステムズ社が開発した言語ですが、2010年にオラクル社にM&Aで吸収合併されてからは、ORACLE社がJavaを提供しています。Oracle Javaはゲームなどによく使われるソフトウェアで、パソコンに内装されていて自動で更新されます。

    Oracle Databaseとは


    Oracle Databaseとは、オラクル社が開発して販売しているリレーショナルデータベースのことです。データベースとは、必要な情報を集めて集積した塊のことで、それを管理するシステム自体を指して言う場合もあります。リレーショナルデータベースとは、必要な情報を表形式のテーブルに集合させて、互いを関連付けて整理して作った、関係モデルを指す言葉です。リレーショナルデータベースは、単にデータベースと呼ばれることが多いです。

    Javaとは

    Javaとは、OSに依存しないプログラミング言語です。Oracle Java自身がプラットフォームとなってどんな環境でも動作するので、大変汎用性が高いことでも有名です。また、Oracle Javaが色々なプログラミング言語の基となっている点も、見逃せない特徴です。Oracle Javaは高速で安全性が高く、無料で利用できるプログラミング言語なので、あらゆるデバイスやアプリ・Web上で利用されています。

    Oracle Javaのメリット4つ


    優れた機能を発揮して、わたしたちの身近で活躍するOracle Javaを利用することのメリットについて見ていきましょう。Oracle JavaはOSに依存せずにソフトを動かすことができます。Webとの相性が大変良く、Twitterや企業のHP、スマホやデスクトップのアプリにもOracle Javaが使われています。また、家電やIoTの分野でもOracle Javaが活躍しています。

    メリット1:OSに依存せず動作できる

    Oracle Javaで作ったプログラムは、すべてのOSにそのまま使用することができます。他のプログラミング言語を使った場合は、OS毎にプログラムを作り直さなくてはいけません。Oracle Javaがいかに優れたプログラミング言語かわかります。Oracle JavaはOS上で直接動くのではなく、Javaの仮想マシンでJVMという実行環境上で動作しています。そのため常に安全性が保たれています。

    メリット2:処理の速度が迅速

    Oracle Javaは処理のスピードが速いので使い勝手がとても良いです。Oracle Javaはプロファイリングを上手く活用しながら、コードの最適化を迅速に行っていくので処理が速いです。最適化の対象はパスコードのみですが、簡略化されたコードに関しては特に迅速に対応します。C++(人気のあるプログラミング言語の1つ)の実行速度を超える場面もしばしば見受けられます。Oracle Javaは遅いという間違った概念は2000年頃のパフォーマンスが原因で、現在は改善されています。

    メリット3:オブジェクト指向


    Oracle Javaはオブジェクト指向なのでわかりやすいと言われています。オブジェクトとは実体や物という意味で、アイコンや図表・立体・集合データなどの形でコンピュータ上に表される情報などがこれに当たります。Oracle Javaはオブジェクトコードを利用して記述します。この場合のオブジェクトとは目的という意味で、人がわかりやすいコードと機械がわかりやすいコードの橋渡しをOracle Javaが行っています。オブジェクトコードをまとめた塊を使って構築するので、Oracle Javaはわかりやすいとされています。

    メリット4:ライブラリやAPIが充実

    Oracle Javaのメリットは、ライブラリやAPIが充実していることです。Javaには沢山の適切なライブラリ(汎用性の高いコードの集まり)が用意されているので、目的に合うタイプをすぐに選び出せる利点があります。API(アプリケーションプログラムインターフェース・プログラミングをアプリーケーションへ繋ぐための機能)も充実しています。日付・データベース・配列・繰り返し処理が無償で標準にて搭載されています。

    Oracle Javaでできること6つ


    Oracle Javaはとても汎用性があるので、アプリ・Web・家電製品・システム開発とあらゆるプログラミングに利用できます。Oracle Javaは元々家電製品向けの新技術として誕生しました。1990年の半ばからネットが普及し始めたことにより、俄かに注目されました。なぜならOracle Javaは、どのOSにも対応できるからです。実行環境の機械に合わせてプログラミング言語を翻訳する優れた機能を持っています。

    できること1:アプリ開発

    Oracle Javaはほとんどのアンドロイド(モバイルオペレーティングシステム)のアプリに使われています。最近では他のプログラミング言語もアプリ開発に使われるようになりましたが、Oracle Javaが大半を占めています。また、パソコンのデスクトップのアプリもOracle Javaで開発できます。Oracle Javaは元々、組み込みに使われていたソフトウェアなので、様々なマシン・OSと相性が良く、アプリの開発に大変適しています。

    できること2:システムの開発


    元々組み込み系のために開発されたOracle Javaは、システムの構築に最適のパフォーマンスを発揮します。Oracle Javaは、どのような環境にもOSにも馴染んで使い勝手が良いプログラミング言語です。そのためOracle Javaを用いれば、あらゆるマシンのシステムが開発できます。Oracle Javaは安定性・セキュリティなどの安全性・汎用性に優れているため、金融関係・顧客管理・営業サポートなどの大掛かりな商用・業務システムにも良く使われています。

    できること3:Webサイトの構築

    Oracle JavaでSNS・ECサイト・宿泊、チケット等の予約サイト、掲示板などのWebサイトを作ることができます。Webサイト構築に欠かせないのがOracle Javaです。なぜならOracle Javaは、あらゆるプラットフォーム・プログラミング言語・ソフトウェアに簡単に活用できるからです。Webサイトの構築をスピーディーにしてくれるOracle Javaは、最初はRubyで開発されていたTwitterをシフトチェンジさせたことでも有名です。

    できること4:電化製品へのプログラミング

    沢山の家電製品がOracle Javaでプログラミングされています。だから、Oracle Javaで多くの家電製品を動かすことができます。Oracle Javaが使用されている家電製品は、スマホ・冷蔵庫・洗濯機・テレビ・カーナビゲーションシステム・ブルーレイディスクプレイヤーなど、わたしたちの身近にあるものばかりです。家電製品のOSの多くはLinuxが使われています。WindowsやmacOSで作成したプログラムをLinuxに適用できるのも、Oracle Javaの利点です。

    できること5:Webサービス


    Oracle Javaを使用して、ネット上の技術提供であるWebサービスを構築・享受することができます。Webサービスはネット上のあらゆる場面で行われています。Webメール・画像や映像・映画・音楽・SNSなど、わたしたちがインターネットを通じて接するほとんどのものがWebサービスです。Oracle Javaを利用すれば、OSなどのプラットフォームやプログラミング言語に関係なく、Webサービスの構築・提供を行うことができます。

    できること6:ソフトウェアの開発

    Oracle Javaは多くのソフトウェア(コンピュータを動かすためのプログラムの集合体)開発に用いられています。どのようなOS・プラットフォーム・プログラミング言語・ソフトウェアにも対応できるOracle Javaの万脳性が、開発の世界でも活かされています。映画のCGから宇宙開発のためのソフトウェアまで、幅広い分野でOracle Javaが活躍しています。プログラミング言語を学ぶなら、まずはOracle Javaがおすすめです。

    Oracle Javaは有償化された?


    Oracle Javaの一部が有償化されました。Oracle Javaのすべてが有償化されたわけではありません。Oracle JDKの長期商用サポート、LTS(Long Term Support)だけが有償になりました。LTSを活用したい人は、Oracleに使用料を払うか、LTS版以外の無料のJavaを使うか、他の会社のLTSを利用するか、2006年からサン・マイクロシステムズが始めたOpenJDKを使用するしかないでしょう。

    商用目的の場合は有償

    Oracle Javaを商用目的で利用する人は有償サービスに申し込みをしましょう。Oracle Javaの商用目的の無償サポートはJava8の公式アップデートの終了に伴い、2019年1月に終了しました。Oracle JDK11以降の商用利用も同様の扱いです。商用利用向けの無償バージョンが存在していますが、サポートは行われていないので脆弱性を考えるとおすすめできません。

    個人での使用は無償

    Oracle JDKを、個人がデスクトップ上で開発・テスト・デモに利用する場合に限り無償です。その後、開発したアプリなどのソフトウェアを商業目的で使用する際には、Oracle Javaの有償サポートに申し込む必要があるので注意が必要です。今まで無償提供だったOracle Javaは現在、有償化へ傾いています。個人向けのOracle Javaの無償サポートも2020年の12月に終了する予定です。気をつけましょう。

    システム
    エンジニア
    Oracle Javaは、万能なプログラミング言語なのですね。

    プロジェクト
    マネージャー
    そうですね。Oracle Javaを利用して、初心者でも簡単にプログラミング開発を楽しみましょう!

    Oracle Javaを使ってプログラミングをしてみよう


    どんなOSにも使えるOracle Javaを利用して、プログラミングに挑戦しましょう。Oracle Javaは万能であり、あらゆるプラットフォームやプログラミング言語に対応できることがおわかりいただけたでしょうか。初心者でも簡単にプログラミングができるOracle Javaを使いこなして、理想通りのアプリやソフトウェアを構築し、世の中へどんどん発信していきましょう。

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