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Windowsとは?OSのバージョンやエディションなど詳細を学ぼう

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Windowsとは?OSのバージョンやエディションなど詳細を学ぼう
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    Windowsとは?


    Windowsとは米マイクロソフト(Microsoft)社が開発・販売している、コンピュータのオペレーティングシステム(OS)です。アイコンとマウスによって直感的に操作できるグラフィカルユーザーインターフェース(GUI)や、複数のアプリケーションを同時に実行できるマルチタスク機能や、実行中のアプリケーションをウィンドウ単位で表示し、いつでも自由に作業を切り替えることができるウィンドウシステムなどを特徴とし、1990年以降、世界中で圧倒的な支持を得ています。

    Windows OSの役割

    Windows OSはコンピュータのシステムを管理するための基本ソフトウェアです。OSにはコンピュータを制御するという役割を持っており、ハードウェアが競合しないように管理を行ったり、複数のソフトウェアを同時に実行できるように管理を行ったり、ファイルの書き込みや読み込みなどの管理などを行っています。

    高いシェア率故に知識の習得は必須

    一般的なPCのOSとして圧倒的なシェアを獲得しているだけでなく、情報家電や組み込み家電、サーバー用のOSとして提供されるほか、スマホやゲーム機でも数多く採用されています。殆どの企業で業務用OSとしてWindowsを採用しているため、エンジニアにとっては基本的な操作方法については習得は必須と言えます。

    知っておきたいWindowsの基礎知識3つ


    パソコンを利用している人の多くが利用しているWindowsですが、Windowsの歴史やエディションの種類など、Windowsについて詳しく理解しているという人は少ないのではないでしょうか。

    ここでは知っておきたいWindowsの基礎知識3つをご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

    1:OSの歴史

    Windowsは1985年に米マイクロソフト社がWindows 1.0を発売してから、35年以上という長い歴史を持っているOSです。また、世界的にも圧倒的なシェアを獲得しており、世界のパソコン市場をけん引し続けています。

    ここではWindows OSの歴史について、「Windows 1.0~3.1」「Windows 9x系」「Windows NT系」に分けてそれぞれご紹介します。

    Windows 1.0~3.1

    1985年6月に初代のWindows 1.0(英語版)が登場し、1987年に日本語版がリリースされました。Windows 1.0は古いOSであるDOSで動作するもので、発売前から話題になりましたが、性能がいまいちで評判も良くはありませんでした。

    その後、1987年には画面がオーバーラップ型になり、複数ウィンドウが重ねられるようにバージョンアップしたWindows 2.0が登場しました。さらに1990年にはマルチタスクに対応してネットワーク機能を搭載したWindows 3.0、1992年にはマルチメディア機能が搭載されたWindows 3.1がリリースされ、アメリカで急速に普及していきました。

    Windows 9x系

    Windows 9x系は、Windows 3.1をより改善させたOSとして1995年に登場したWindows 95がはじまりです。Windows 95では現在のWindows OSでも採用されているスタートボタンやメニュー、タスクバーなどの機能が搭載されており、高い売り上げを記録したことから、その登場するOSの標準としての地位を確立しました。

    その後、1998年には個人消費者向けのWindows 98がリリースされました。

    Windows NT系

    Windows NT系は現在使用されているWindows OSの直系の祖先となるもので、1994年に初代のWindows NT3.1が発売されました。Windows NT系はもともとは企業向けの製品に搭載されていましたが、安定性の高さから一般向けコンピュータにも搭載されるようになりました。

    また、1995年にはWindows NT 3.5、1996年にはWindows NT 4.0がリリースされました。

    2:エディションの種類

    パソコン用のWindowsにはいくつかのエディションがあり、現在販売されているWindows 10では一般家庭向けの「Home」、企業向けの「Pro」、大規模企業向けの「Enterprise」、教育機関向けの「Education」という4つが用意されています。

    HomeとProの違い

    Homeは個人や一般ユーザー、一般家庭向けのエディションとなっており、モバイルコンパニオンなどの機能は利用可能です。

    一方、Proは企業向けのエディションとなっており、Homeのすべての機能に加えてBitLockerやリモートデスクトップのホストなど高度な機能が利用できます。そのため、より高度な機能を利用したい場合や業務用途で使用する場合にはProを利用するのがおすすめだと言えます。

    3:32bit版と64bit版の違い

    bitとは情報の単位を意味する言葉で、Windowsの32bit版は2の32乗、64bitは2の64乗の情報を一気に処理することができます。具体的には、32bit版の場合はメモリー容量は最大2~4GB、HDD容量が2TB程度となっていますが、64bit版の場合はメモリー容量は8GB~2TB、HDD容量は2TB以上となっているのが一般的です。

    Windows機にプリインストールされる代表的なソフトウェア7選


    Windows OSが搭載されたコンピュータを購入した場合、OS以外にも最初からいくつかのソフトウエアがインストール済みになっていることが多いです。

    ここではWindows機にプリインストールされる代表的なソフトウェア7選をご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

    1:OneNote

    OneNoteとはメモなどを保存できるノートアプリで、Windows 10の場合は標準的にプリインストールされています。また、OneNoteではメモだけでなくWebのクリップを保存することもでき、OneNoteで作成したノートはマイクロソフトのオンラインストレージサービスであるOneDriveに保存されます。

    2:カレンダー

    カレンダーとは、カレンダーを表示したりOffice 365などのWebサービスと連携することで予定を管理できるソフトウェアです。Windows 10にプリインストールされているメールやカレンダーなどのソフトウェアは、自身のアカウントを作成することでより便利に利用できるようになります。

    アカウントを追加して設定しておくと、同じアカウントでメールと予定表を簡単に切り替えられるようになります。

    3:Snipping Tool

    Snipping Toolとは、Windowsパソコンの画面の一部や全体から文字、画像などのスクリーンショットをキャプチャし、加工や保存などができるソフトウェアです。マウスをドラッグすることでキャプチャ領域を自由に選択できます。

    また、Snipping Toolでは切り取り領域にコメントを書いたり、切り取り領域を共有したりすることも可能です。

    4:Microsoft Edge

    Microsoft Edgeとは、Windows 10にプリインストールされている標準のブラウザです。これまでのWindowsでは標準ブラウザはInternet Explorerでしたが、Windows 10からはMicrosoft Edgeに変更になっています。

    Microsoft Edgeはこれまで使用されていたInternet Explorerと比較して、ページの表示速度が速く、非常にシンプルなデザインになっているなどの違いがあります。

    Internet Explorerについて

    Internet Explorerは1995年に初代のバージョンがリリースされた歴史の長いWebブラウザとなっており、現在ではInternet Explorer 11が最新版となっています。Microsoft Edgeが古い技術が利用されたWebページに一部対応していないのに対して、Internet Explorerの場合は古いWebページを表示することも可能です。

    5:付箋

    付箋とは近年のWindows OSに標準的にプリインストールされているソフトウェアで、Windows 10 Anniversary Updateからは「Sticky Notes」という名称でリニューアルされています。付箋アプリは実際の付箋やポストイットのように、気軽にメモを書いてデスクトップ上に残しておけるメモアプリです。

    また、Windows 10の場合は「ピン留め」という機能が追加されており、アプリをすぐに起動できるようになっています。

    6:Windows Defender

    Windows DefenderとはWindows 10で標準的に提供されているセキュリティ機能の1つです。リアルタイムなマルウェアの検出や削除ができるセキュリティソフトで、Windows 10からは悪質なマルウェアであるブートキットに対して以前よりも強力な保護が可能になりました。

    Windows Defenderの有効無効は「Windowsセキュリティ」から簡単に切り替えが可能です。

    7:Microsoft Store

    Microsoft Storeとは、Windowsアプリケーションのインストールが行えるアプリストアです。従来のWindowsではインストーラーからアプリをインストールするのが普通でしたが、Windows 10ではスマートフォンなどと同じようにストアからアプリや音楽などをインストールできます。

    Windows以外の代表的なOS


    Windowsは世界的にトップのシェアを獲得しているOSですが、他にもさまざまなOSがあります。また、スマートフォンでは異なるOSが使用されています。

    ここでは最後に、Windows以外の代表的なOSについてご紹介します。

    macOS

    macOSとはApple社が開発しているMacに搭載されているOSです。macOSはMacと同様にApple社が開発しているiPodやiPhoneなどと相性が良く、一定数のシェアを獲得しています。Windowsと異なり、自社でハードウェアも手掛けている点が特徴です。

    iOS

    iOSとはmacOSと同様にApple社が提供しているOSで、iPodやiPhone、iPadなどで採用されています。Android製品では利用できないことからシェアは限られていますが、ハードウェアとの相性が良い点が特徴です。

    iPadOS

    iPadOSとはiPadのためにApple社が新しく開発したOSです。2019年9月にリリースされた新しいOSで、iOSと操作性などはほとんど変わりません。ただし、古い機種のiPadはハードウェアがiPadOSに対応していないケースがあります。

    Android

    AndroidとはAndroidスマートフォンで利用されているOSです。Linuxカーネルを基にGoogleによって開発されたもので、Apple社のiOSとは反対に他の企業にも公開されています。そのため、モバイルOSとしては世界的なシェアを獲得しているOSです。

    Linux

    Linuxとは、オープンソースで提供されているOSです。主に企業でのサーバー用として利用されることが多く、無料で利用できて中身も編集できることから、さまざまなLinuxディストリビューションがあるのが特徴です。

    Windowsとはなにかしっかり理解しよう


    Windowsとは世界的なシェアを獲得しているOSです。ぜひ本記事でご紹介したWindowsの基礎知識やWindowsにプリインストールされる代表的なソフトウェアの種類、Windows以外の代表的なOSなどを参考に、普段利用する機会の多いWindowsについて理解を深めてみてはいかがでしょうか。

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