SourceTreeとは|SourceTreeをインストールする手順9選紹介

SourceTreeとは
「SourceTree」とは、Atlassian社が開発したバージョン管理システムに関するグラフィカル・ユーザー・インターフェース(GUI)です。
さらに「SourceTree」は、「Git」と「Mercurial」の両方に対応しており、基本的な操作を身につければ、同じ操作でそれらを簡単に使用することができます。
Gitとは
「Git」とは、Linuxの開発チームが使用したことで世界に広まった分散型のバージョン管理システムです。「Git」の特徴として、ローカル環境にリポジトリーの完全な複製が作成されることが挙げられます。
ローカル環境にリポジトリーの複製が作成されることで、利便性が格段に高まりました。ローカル環境にはコードの変更履歴も保存されるので、オフライン環境でも作業を行うことができます。
SourceTreeを利用するには
SourceTreeを利用するには、まずは、SourceTreeをダウンロードしインストールしましょう。
インストールのはじめにGitを使うための最低限の設定をしていきます。インストールの詳細なステップについては、後から説明します。
SourceTreeをインストールする手順9選
ここでは、「SourceTree」を使用したいと考える人のために、インストールの手順を紹介していきます。
「SourceTree」を利用できるようになるまで、大きく分けて9つのステップを具体的に解説しているので、ぜひ参考にして下さい。
インストールする上での注意点は、アカウント作成が必要なことです。慣れている人にとっては簡単ですが、慣れていない人でも理解できるように基本部分から紹介していきます。
1:SourceTreeをダウンロードする
「SourceTree」をインストールするには、まず「SourceTree」の公式サイトからインストーラーをダウンロードしましょう。
OSは、MacとWindowsのどちらにも対応しているので、自分が使用しているOSを確認して、それぞれのインストールボタンからソフトウェアをダウンロードして下さい。
この時、保存先をデスクトップにするなど、後から確認しても分かりやすい場所にしておくと良いでしょう。
2:SourceTreeをインストールする
インストーラーのダウンロードが完了したら、ダウンロードしたフォルダーに「SourceTreeSetup」で始まる最新のインストーラーが格納されているかを確認しましょう。確認できたら、インストーラーを起動します。
インストーラーを起動すると、セキュリティ警告が表示されるので、実行ボタンを押して進めます。その後、ライセンスへの同意を求められるので利用許諾契約書をクリックし、内容を読んで確認します。
3:Atlaasianアカウントを作成する
ライセンスへの同意後にインストールを行うためには、Atlassian社のアカウントを作成する必要があります。インストーラーで先に進むと、ログイン画面が表示されるので、「My Atlassianを開く」をクリックします。
続いてブラウザが立ち上がるので、メールアドレス、ユーザー名、パスワードなどの必要事項を入力し、先に進みます。その後、認証メールが届くので、確認することでアカウントの作成が完了します。
Bitbucketアカウントが必要
「SourceTree」 を利用するためには、別途「Bitbucketアカウント」が必要になります。
一度Atlassianアカウントを取得すると、SourceTreeの利用アカウントのみならず、クラウド製品であるBitbucketの管理アカウントなど、様々なシステムを利用できるようになります。
Bitbucketの設定画面はインストール中に表示されますが、インストール後に設定しても問題ありません。
4:My Atlassianにログインする
「SourceTree」を使うためには、Atlassianのアカウントへのログインが必要です。すでにAtlassianのアカウントを持っている人や、新規にアカウントの作成が済んだ人は、次にログインステップへ進みます。
ログイン画面が表示されたら、登録したメールアドレスを入力し次に進みます。次の画面でパスワードを入力してログインを完了させると、ひとまず「SourceTree」を使用することができるようになります。
5:GitHubにログインする
「SourceTree」を使うためには、「GitHub」へのログインも必要になってきます。設定は、ログイン後の画面で行えます。GitHubへのログインはサービスの連携によるものなので、簡単に行うことができます。
チュートリアルでは使用しないため、Bitbucketと同じくスキップすることができますが、このタイミングで済ませておくのが良いでしょう。
ここでスキップしても、設定は後から行うことができます。
6:リモートリポジトリーのチェックをする
ログイン後、利用するリポジトリーのチェックが確認されます。「リポジトリー」とは、管理するファイルを保存する場所のことです。
「SourceTree」ではリポジトリーにも種類があり、使用しているPCやHDDなどで管理するローカルリポジトリー、ネット上で管理するリモートリポジトリーの2つがあります。
ローカルリポジトリーを選択しても問題ありませんが、ここではリモートリポジトリーにチェックを入れておきましょう。
7:SSHキーの読み込み設定
リポジトリーのチェックが終わると、SSHキーの読み込み設定の有無を確認されます。ここで設定しておかなくても問題ありませんが、設定して損はないでしょう。
キーの設定自体は、「SourceTree」を起動後、「ツール」、「SSHキーの作成」、「Generate」の順に進んでいきます。表示された枠内でマウスを動かすとキーが作成されますので、コピーなどして分かりやすい場所にメモとして保存しておくと良いでしょう。
8:SourceTreeの更新有無を確認する
SSHキーの読み込み設定を済ませると、次に「SourceTree」の更新有無を確認する表示が出てきます。アップデート更新が表示されたら、「Yes」を選択してソフトウェアを最新に保ちましょう。
最新のアップデートをしていないと不具合やバグが解消されない為、更新しておくと良いでしょう。もちろん更新自体はいつでも行えますが、それほど時間もかからないので、このタイミングで行いましょう。
9:SourceTreeを起動する
My AtlassianやGitHubへのログイン、諸々の設定が終わり、無事にインストールが完了すると、最後に「Finish」ボタンのあるページが表示されます。
「Finish」ボタンをクリックすると、「SourceTree」が起動します。
ここまで、スキップしてしまった設定などがある場合は、起動後に設定を行うことができるので必要な場合に行いましょう。
SourceTreeでGitHubのリポジトリーをクローンする方法4選
SouceTreeを無事インストールしたら、GitHubのリポジトリーをクローンできます。SourceTreeでGitHubのリポジトリーをクローンする方法は、以下の4つです。
・新規作成を行う
・クローンの対象プロジェクトを開く
・作業ディレクトリを設定する
・ユーザーを登録する
順に説明していきます。
1:新規作成を行う
はじめにWindowsであれば左上にある新規/クローンを作成するボタンを押します。macOSであれば、[+新規リポジトリ]→[URLからクローン]メニューを選択します。
2:クローンの対象プロジェクトを開く
続いて、画面においてクローンの対象プロジェクトを開きます。
3:作業ディレクトリを設定する
続いて作業ディレクトリの設定(ソースURLや保存先のパスを設定)をしていきます。
4:ユーザーを登録する
最後にユーザーを登録してクローンを実行します。
SourceTreeの扱いを身につけた方がいい理由
SourceTreeは、OSに依存せずにインストールできるので初心者にはおすすめです。一度インストールしてしまえば、バージョン管理を簡単にできるのもメリットです。
SourceTreeは、インストールも容易で初心者に優しく、無料で使えるというメリットもあります。
そしてSourceTreeをインストールした人同士で、自分の作業も他人の作業も見える化できるため管理が安心です。
SourceTreeをインストールしてGitを使おう!
SourceTreeのインストール方法についてや、インストール後のクローンの仕方などを見てきました。
SourceTreeをインストールしてしまえば、簡単にバージョン管理できます。SourceTreeのインストールは、とても簡単で初心者でもインストールできます。
SourceTreeは直感的なインタフェースになっているので、利用するのも簡単に行えるようになっています。
ぜひ、この機会にSourceTreeをインストールしてGitを使いましょう。
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