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Rubyでできること9つ|使用するメリットやサービス例を紹介

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Rubyでできること9つ|使用するメリットやサービス例を紹介
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    Rubyとは?


    Rubyは日本人が開発したプログラミング言語です。

    まつもとゆきひろ氏が開発したオブジェクト指向スクリプト言語で、「Enjoy for Programing!」をコンセプトに掲げており、楽しく開発できる、という特徴があります。

    また、プログラマーが直感的にコーディングしやすくなっているため、ストレスを感じることなく開発できます。

    Ruby on Rails

    Ruby on RailsはRubyのWebアプリケーションフレームワークです。

    フレームワークとは「枠組み」のことで、アプリケーションを開発する際の土台となるもので、Ruby on Railsは数回コマンドを入力するだけでwebサイトを自動生成でき、開発にかかる工程を大幅に短縮できます。

    そのため、Rubyで開発を行う際は、ほとんどの場合Ruby on Railsも利用することになります。

    Rubyを使用するメリット4つ


    まず、Rubyを使用するメリットをご紹介します。

    プログラミング言語には数多くの種類があり、それぞれ特徴やメリットが異なりますが、Rubyにはどのようなメリットがあるのでしょうか。

    ここではRubyを使用するメリット4つをご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

    Rubyのメリット1:用途が豊富

    Rubyは多くの種類があるプログラミング言語の中でも、非常に幅広い用途に利用できる言語ですので、業務系システムやECサイト、Webサイトなど、さまざまな用途に利用できるというメリットがあります。

    Rubyがもっとも多く利用されているのはWebアプリですが、それ以外にも企業で利用される基幹システムやスマホアプリ、機械学習まで、多方面からさまざまな需要があります。

    Rubyのメリット2:初心者でも使いやすい

    Rubyはコードが読みやすく書きやすいというメリットがあります。

    Rubyは楽しくプログラミングができるように工夫が凝らされているプログラミング言語で、他のC言語やJavaなどと比較してコードの記述量が少なくコーディングができます。

    また、コードが少ないために可読性が高く、開発者以外の人でも読みやすいため、保守性にも優れています。そのため、初心者でも学びやすいというのが特徴です。

    Rubyのメリット3:コンパイルが不要

    Rubyはスクリプト言語のため、コンパイルする必要がないというメリットがあります。

    プログラミング言語にはスクリプト言語やコンパイラ言語などの種類があり、コンパイラ言語は実行する際にすべてのコードを機械語にコンパイルするため、動作チェックだけでも毎回コンパイルする必要があります。

    一方、スクリプト言語はコンパイルの必要がないため、プログラムの実行やデバッグが容易にできます。

    Rubyのメリット4:日本人が作成している

    Rubyは日本人が開発したため、日本語での情報が多いというメリットがあります。

    Rubyは日本人が開発したプログラミング言語です。そのため、他のプログラミング言語と違ってインターネット上に日本語の情報が多いことから、初心者でも学びやすいでしょう。また、英語力が壁にならないことから、ストレスを感じることなく情報収集ができます。

    Rubyでできること9つ


    それでは具体的に、Rubyでできることをご紹介します。

    Rubyは非常に幅広い用途に活用されるプログラミング言語ですが、具体的にはどのようなことができるのでしょうか。

    ここではRubyでできること9つをご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

    Rubyでできること1:ショッピングサイト

    Rubyでできることの1つはショッピングサイトの開発です。

    Rubyには開発効率を飛躍的に向上させられる、Ruby on Railsというフレームワークがあるため、Rubyを利用することでクレジットカード決済付きのショッピングサイトを開発できます。

    また、「spree」や「solidus」などのライブラリでも決済機能を設定できるため、初心者でもサイト作成が可能です。

    Rubyでできること2:API

    Rubyでできることの1つはAPIの開発です。

    APIとはアプリケーションとプログラムとつなぐためのインターフェースで、スマホアプリの開発などをする際に、サーバーにデータを保存したり処理したい場合はAPIを実装する必要があります。

    Ruby on railsの利用でAPIを作成できるため、スマホアプリの開発にもRubyは役に立つでしょう。

    Rubyでできること3:アプリケーションサイト

    Rubyでできることの1つはアプリケーションサイトの開発です。

    さまざまな用途に使われているRubyですが、もっとも利用されているのはアプリケーションサイトの開発です。

    Ruby on Railsを用いることで他のフレームワークよりもスピーディにアプリケーション開発ができるため、「クックパッド」や「食べログ」などの有名なアプリケーションの開発にも用いられています。

    Rubyでできること4:チャットボット

    Rubyでできることの1つはチャットボットの開発です。

    チャットボットとは、チャット上で自動返答するボットで、一次受付の利用に最適なため、近年では企業のWebサイトに表示されており、閲覧者が気軽に質問できるようになっています。

    また、RubyならコミュニケーションツールのSlack上で動作するSlackボットの作成もできます。

    Rubyでできること5:SNSサイト

    Rubyでできることの1つはSNSサイトの開発です。

    SNSを開発する場合はアカウント登録機能やログイン機能などを実装する必要がありますが、Ruby on Railsを利用することで、そういった機能を簡単に設定できます。

    たとえばビジネス向けSNSの「Wantedly」や、宿泊したい人と宿を貸し出したい人をマッチングする「Airbnb」などもRubyでの開発です。

    Rubyでできること6:スクレイピング

    Rubyでできることの1つはスクレイピングです。

    スクレイピングとはWeb上にある情報を収集し、加工して使用する技術のこと、機械学習のためのデータ収集や、マーケティングなどにも必要な技術と言えるでしょう。

    Rubyにはスクレイピングに使えるライブラリも用意されているため、Rubyの採用で簡単にスクレイピングができます。

    Rubyでできること7:クローラー

    Rubyでできることの1つはクローラーの実行です。

    クローラーとはWeb上にある複数のサイトからリンクをなぞって、Webサイトの情報収集する「クローリング」を行うプログラムのことです。

    クローラーはスクレイピングと同じように、データ収集に用いられ、Rubyであれば短いコードだけでクローラーを作成し、実行できます。

    Rubyでできること8:ブログ

    Rubyでできることの1つはブログです。

    ブログなどのサイト作成ができるCMSにはWordPressがありますが、Rubyでもブログ開発は可能です。

    ブログ作成のスピードはWordPressのほうが早いですが、ブログを運営しているうちに機能追加するようになると、Rubyで開発したほうが効率よく追加ができるため、企業が自社ブログを作成する際はRubyを利用することがあります。

    Rubyでできること9:ゲーム制作

    Rubyでできることの1つはゲーム制作です。

    ゲーム開発に利用されるプログラミング言語としてはC++やUnityなどが有名ですが、Rubyはゲーム開発に必要な内部DSLの開発にも向いているため、2Dゲームの作成にも利用されます。

    たとえば「Gosu」や「DXRuby」などのゲーム開発に特化したライブラリを用いることで、Rubyでスーパーファミコンのマリオのようなゲームが開発できます。

    Rubyに向いてないもの


    以上ここまでご紹介したとおり、Rubyは業務用アプリやSNSサイト、ゲームなどの開発に非常に幅広い用途に利用できる柔軟なプログラミング言語です。

    しかしその一方で、Rubyにもできないことや向いていないことがあるのです。

    ここでは、Rubyに向いてない2つ要素である機械学習とアプリ作成についてをご紹介します。

    機械学習

    Rubyは機械学習には向いていません。

    Rubyは汎用性の高いライブラリが多くありますので、機械学習はできないことはありませんが、機械学習に適したライブラリは充実していないため、向いているとは言えないでしょう。

    機械学習であればPythonのライブラリが充実しているため、機械学習に興味がある場合はRubyよりもPythonを学ぶのがおすすめです。

    アプリ作成

    Rubyはアプリ開発には向いていません。

    Rubyはスマホアプリで使用するAPIの開発には向いていても、アプリそのものの開発には不向であるため、Rubyでスマホアプリを開発する場合、開発用のアプリが必要になります。

    そのため、スマホアプリを開発したい人は、SwiftやJavaなどを利用するのがおすすめです。

    Rubyで作られたサービス4つ


    Rubyで作られたサービスをご紹介します。

    Rubyは特にWebサービスの開発で広く利用されており、世界的に有名なWebサービスもRubyで開発された例があります。

    ここでは最後にRubyで作られたサービス4つをご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

    Rubyで作られたサービス1:Twitter

    TwitterもRubyで作られたサービスの1つです。

    誰でも気軽に今起きていることをつぶやける人気SNSのTwitterも、Rubyで開発されました。

    前述のとおり、RubyはSNSに必要な機能を簡単に設定できるため、Twitterのフォロー機能やいいね機能、リツイート機能なども簡単に作成できます。

    Rubyで作られたサービス2:クックパッド

    クックパッドもRubyで作られたサービスの1つです。

    クックパッドは日本最大級のレシピサイトで、簡単にレシピを閲覧したり、投稿したりできます。

    クックパッドはRuby on Railsのフレームワークを活用して作成されたサービスとして有名で、アカウント管理やログイン機能、レシピ情報の管理など、Rubyによって管理しやすいように工夫されています。

    Rubyで作られたサービス3:食べログ

    食べログもRubyで作られたサービスの1つです。

    飲食店検索サービスである食べログは、簡単にレストラン検索や口コミ情報をチェックできる人気サイトです。全国の飲食店の情報やレビューという膨大な量の情報を管理し、ユーザーライクなサービスを提供しています。

    食べログは2007年頃にRuby on Railsによるフルリニューアルが行われています。

    Rubyで作られたサービス4:Wantedly

    WantedlyもRubyで作られたサービスの1つです。

    ビジネス向けSNSのWantedlyは、企業と転職者をマッチングできるサービスです。また、どのような事業を行っているのか、わかりやすく発信もできます。

    SNSに必要なアカウント登録やログイン機能などの各種機能の設定が簡単に行えるため、Rubyを使って開発されています。

    Rubyを学習して使用してみよう


    Rubyは多くの有名なWebサービスの開発に活用されています。

    ぜひこの記事でご紹介した、Rubyを使用するメリットや、Rubyでできること、向いてないものなどを参考に、幅広い用途に利用できるRubyを活用してください。

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