npm initコマンドの使い方|基本的な使い方から、init後によく使うコマンドまで紹介！

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テクノロジー
プログラミング

公開日時: 2021-11-12 　更新日時: 2022-06-02

npm initコマンドの使い方|基本的な使い方から、init後によく使うコマンドまで紹介！

この記事でわかること

npm initの使い方とは？

今回は、npm initの使い方について説明します。npmとは、Node Package Managerの略で、パッケージ管理ツールです。パッケージをインストールする際に、依存関係のあるパッケージもまとめてインストールしてくれる便利なツールです。

npm initコマンドは、npmで管理するプロジェクトの初期化コマンドです。実行すると、package.jsonファイルが生成されます。基本的な使い方から、init後によく使うコマンドについて紹介します。

npmのバージョンは以下とします。

~$ npm -v
6.13.6
~$

~$ npm -v

6.13.6

npm initの使い方に興味のある方はぜひご覧ください。

基本的な使い方

npm initコマンドの基本的な使い方を紹介します。npm initコマンドを実行後、すべてEnterを押してみてください。

~$ npm init
This utility will walk you through creating a package.json file.
It only covers the most common items, and tries to guess sensible defaults.

See `npm help json` for definitive documentation on these fields
and exactly what they do.

Use `npm install <pkg>` afterwards to install a package and
save it as a dependency in the package.json file.

Press ^C at any time to quit.
package name: (ubuntu)
version: (1.0.0)
description:
entry point: (index.js)
test command:
git repository:
keywords:
author:
license: (ISC)
About to write to /home/ubuntu/package.json:

{
  "name”ubuntu",
  "version”1.0.0",
  "description”,
  "main”index.js",
  "scripts": {
    "test”echo \"Error: no test specified\" && exit 1"
  },
  "author”,
  "license”ISC"
}


Is this OK? (yes)
~$

~$ npm init

This utility will walk you through creating a package.json file.

It only covers the most common items, and tries to guess sensible defaults.

See `npm help json` for definitive documentation on these fields

and exactly what they do.

Use `npm install <pkg>` afterwards to install a package and

save it as a dependency in the package.json file.

Press ^C at any time to quit.

package name: (ubuntu)

version: (1.0.0)

description:

entry point: (index.js)

test command:

git repository:

keywords:

author:

license: (ISC)

About to write to /home/ubuntu/package.json:

{

"name”ubuntu",

"version”1.0.0",

"description”,

"main”index.js",

"scripts": {

"test”echo \"Error: no test specified\" && exit 1"

"author”,

"license”ISC"

}

Is this OK? (yes)

実行すると、カレントディレクトリにpackage.jsonファイルが生成されます。中身は以下のようになっています。

{
  "name”ubuntu",
  "version”1.0.0",
  "description”,
  "main”index.js",
  "scripts": {
    "test”echo \"Error: no test specified\" && exit 1"
  },
  "author”,
  "license”ISC"
}

{

"name”ubuntu",

"version”1.0.0",

"description”,

"main”index.js",

"scripts": {

"test”echo \"Error: no test specified\" && exit 1"

"author”,

"license”ISC"

}

全てEnterを入力しましたが、入力項目について説明します。
・package name: パッケージ名
・version: パッケージバージョン
・description: パッケージの説明
・entry point: プログラムへの主要なエントリポイント
・test command: テスト用のスクリプト
・git repository: gitリポジトリのURL
・keywords: パッケージ公開時のための検索キーワード
・author:著者
・license: パッケージのライセンス

yオプション

npm initコマンドのyオプションについて紹介します。
改めてinitするので、package.jsonを削除しておいてください。

~$ rm package.json

1	~$ rm package.json

先ほどは、全てEnterを入力しました。全てEnterを入力するのが面倒な場合、-yオプションを付けてnpm initを実行すると、全てEnterを入力した場合と同じになります。

~$ npm -y init
Wrote to /home/ubuntu/package.json:

{
  "name”ubuntu",
  "version”1.0.0",
  "description”,
  "main”index.js",
  "scripts": {
    "test”echo \"Error: no test specified\" && exit 1"
  },
  "keywords": [],
  "author”,
  "license”ISC"
}


~$

~$ npm -y init

Wrote to /home/ubuntu/package.json:

{

"name”ubuntu",

"version”1.0.0",

"description”,

"main”index.js",

"scripts": {

"test”echo \"Error: no test specified\" && exit 1"

"keywords": [],

"author”,

"license”ISC"

}

カレントディレクトリにpackage.jsonファイルが生成されていることが分かります。

install

npm initで初期化した後は、必要なパッケージをインストールします。
以下の書式でパッケージをインストールします。

npm install パッケージ名

1	npm install パッケージ名

ここでは、jqueryをインストールしてみましょう。

~$ npm install jquery
npm notice created a lockfile as package-lock.json. You should commit this file.
npm WARN ubuntu@1.0.0 No description
npm WARN ubuntu@1.0.0 No repository field.

+ jquery@3.5.1
added 1 package from 1 contributor and audited 1 package in 0.908s
found 0 vulnerabilities

~$

~$ npm install jquery

npm notice created a lockfile as package-lock.json. You should commit this file.

npm WARN ubuntu@1.0.0 No description

npm WARN ubuntu@1.0.0 No repository field.

+ jquery@3.5.1

added 1 package from 1 contributor and audited 1 package in 0.908s

found 0 vulnerabilities

node_modulesフォルダとpackage-lock.jsonが生成されます。

~$ ls
node_modules  package.json  package-lock.json
~$

~$ ls

node_modules package.json package-lock.json

インストールされたパッケージリストを確認してみます。jquery@3.5.1がインストールされていることが分かります。

~$ npm list
ubuntu@1.0.0 /home/ubuntu
└── jquery@3.5.1

~$ npm list

ubuntu@1.0.0 /home/ubuntu

└── jquery@3.5.1

package.jsonファイルを確認してみます。dependenciesにjqueryが登録されていることが分かります。

{
  "name”ubuntu",
  "version”1.0.0",
  "description”,
  "main”index.js",
  "scripts": {
    "test”echo \"Error: no test specified\" && exit 1"
  },
  "keywords": [],
  "author”,
  "license”ISC",
  "dependencies": {
    "jquery”^3.5.1"
  }
}

{

"name”ubuntu",

"version”1.0.0",

"description”,

"main”index.js",

"scripts": {

"test”echo \"Error: no test specified\" && exit 1"

"keywords": [],

"author”,

"license”ISC",

"dependencies": {

"jquery”^3.5.1"

}

run

タスクの実行方法を紹介します。npm runコマンドを実行すると、タスク一覧を表示します。

~$ npm run
Lifecycle scripts included in ubuntu:
  test
    echo "Error: no test specified" && exit 1
~$

~$ npm run

Lifecycle scripts included in ubuntu:

test

echo "Error: no test specified" && exit 1

scriptsの部分を以下のように編集してみます。

{
  "name”ubuntu",
  "version”1.0.0",
  "description”,
  "main”index.js",
  "scripts": {
    "start”echo START",
    "stop”echo STOP",
    "restart”echo RESTART"
  },
  "keywords": [],
  "author”,
  "license”ISC"
    "dependencies": {
    "jquery”^3.5.1"
  }
}

{

"name”ubuntu",

"version”1.0.0",

"description”,

"main”index.js",

"scripts": {

"start”echo START",

"stop”echo STOP",

"restart”echo RESTART"

"keywords": [],

"author”,

"license”ISC"

"dependencies": {

"jquery”^3.5.1"

}

引数指定で実行すると、記載したコマンドが実行されます。

~$ npm run start

> ubuntu@1.0.0 start /home/ubuntu
> echo START

START
~$

~$ npm run start

> ubuntu@1.0.0 start /home/ubuntu

> echo START

START

–silentオプションを付与すると、出力を最低限にすることができます。

~$ npm run start --silent
START
~$

~$ npm run start --silent

START

まとめ

いかがでしたでしょうか。npm initの基本的な使い方から、init後によく使うコマンドについて紹介しました。npm initコマンドはnpmで管理するプロジェクトの初期化コマンドで、実行すると、package.jsonファイルが生成されるという流れが理解できたでしょうか。

ぜひご自身で実際にコマンドを書いてみて、理解を深めてください。

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