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Hyper-Vの使い方4ステップ|システム要件や便利な機能も紹介

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Hyper-Vの使い方4ステップ|システム要件や便利な機能も紹介
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    Hyper-Vのシステム要件と主な機能とは?


    Hyper-Vとは、Microsoft社のサーバー仮想化やソフトウェアによって複数のハードウェアを統合する技術です。Windows Server上のHyper-Vには、一般的な機能の要件や特定の機能の要件などのシステム要件が存在します。

    1:システム要件

    Hyper-Vは、64ビットのWindows 10 ProやEnterprise、Educationで使用できます。Hyper-Vには特定のハードウェア要件があり、第2レベルのアドレス変換(SLAT)機能や、VMモニターモード拡張機能のCPUレポートなどが必要です。

    2:ゲストとして対応しているOS

    Hyper-VではWindows 10やWindows 8.1などをゲストとしてサポートしています。また、Windows Serverなら2019、2016、2012 R2、2012などに対応しています。

    3:WindowsとWindows Serverでの機能の違い

    Hyper-Vにおいて、WindowsとWindows Serverとの違いはどこにあるのでしょう。それぞれのOSにおけるHyper-Vの機能を簡単にまとめていきます。

    Windows Serverでのみ使用できる機能

    Windows ServerにおけるHyper-Vの基本的な特徴として、仮想マシンを制作・管理ができる場所でつくることができます。OSを一つのコンピューター上で複数起動することが可能になり、それぞれのOSを独立させて使うこともできます。Microsoft公式ページによる、Windows Server上でのみ使用できるHyper-Vの機能として5つあります。仮想マシンを複数のパソコン間での起動、定期的にレプリケーションするためのHyper-Vレプリカ、仮想マシン内から直接ファイバーチャネルSANに接続できるようにする仮想ファイバーチャネル、PCIデバイス側で仮想化をサポートする規格SR-IOV、共有された仮想ハードディスク・フォーマットVHDXが使用できます。

    Windows 10で使用できる機能

    Hyper-Vを利用することで、Windows 10の物理ホスト上で仮想マシンを作成することができます。また、内部仮想スイッチを使用したネットワークでNAT機能(ネットワークアドレス変換機能)を利用することができます。

    Hyper-Vの使い方4ステップ


    Hyper-Vで仮想マシンを作成する場合、どのような手順で作業を行えばよいのでしょうか。ここではHyper-Vの使い方4ステップをご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

    Hyper-Vの使い方1:ゲストOSを用意する

    Hyper-Vを利用する場合は、まずは仮想マシン上で動作させるゲストOSを用意しましょう。ゲストOSとして利用可能なOSには、前述のWindows 10やWindows 8.1、Windows Server 2019などがあります。

    Hyper-Vの使い方2:Hyper-Vを有効化する

    仮想マシンを作成するためにHyper-Vを有効にしましょう。Windows 10の設定から有効にする場合は、「Windowsの機能の有効化または無効化」で「Hyper-V」を選択してOKを押すことで有効化できます。

    コントロールパネルから有効化する方法

    コントロールパネルからHyper-Vを有効化する場合は、「プログラムと機能」の「Windowsの機能の有効化または無効化」をクリックしましょう。すると、「Windowsの機能」ダイアログが開くため、「Hyper-V」にチェックを入れて再起動を行いましょう。

    PowerShellから有効化する方法

    PowerShellからHyper-Vを有効化する場合は、コマンドをPowerShellに打ち込むことで有効化できます。管理者として実行し、「Enable-WindowsOptionalFeature -Online -FeatureName Microsoft-Hyper-V -All」というコマンドを実行して再起動を行いましょう。

    Hyper-Vの使い方3:仮想マシンを新規作成する

    Microsoftでは、過去のリリースによって手順が大きく異なるので、該当するオペレーションシステムの方法に従って作成する必要があります。Windows 10 Fall Creators Updateの場合、スタートメニューから[Hyper-V クイック作成]を開き、オペレーティングシステムを選択、[仮想マシンの作成]を選択することで仮想マシンを新規作成できます。Windows 10 Creators Updateの場合、スタートメニューから[Hyper-V マネージャー]を開き、右側の[操作]メニューの[簡易作成]を選択、仮想マシンをカスタマイズし、最後に作成をクリックします。

    Hyper-Vの使い方4:ゲストOSをインストールする

    仮想マシンで利用するゲストOSのインストールを行いましょう。操作ペインのWindows 10の下にある「接続」をクリックし、起動ボタンを押すとインストール画面になるので、画面に従ってインストールを行いましょう。

    Hyper-Vの便利な機能とは


    物理サーバーに複数のサーバーを持てる点で、Hyper-Vは魅力的ですが、実際の機能としては、どのような点で便利なのでしょうか。ここでは拡張セクション、チェックポイントの2つを紹介します。

    拡張セッション

    拡張セクションとはリモートデスクトップの技術を使った接続方法で、仮想マシンからホストOSのリソースを使える機能です。ホストとデータのやり取りをする際に、接続時にオプションの[ローカルソース]でホストPCのドライブや接続したUSBメモリを仮想マシンにマウントできます。

    チェックポイント

    チェックポイントとはゲストOSやゲストOS上のアプリケーションの稼働状態を保存できる機能です。Hyper-Vにはスナップショットや仮想マシンのメモリ状態を保存する「標準チェックポイント」と、Linux仮想マシン上でファイルシステムの凍結を使用し、整合性のあるバックアップを作成する「運用チェックポイント」という2種類のチェックポイントがあります。

    Hyper-Vを活用して複数のOSを使いこなそう!


    プロフェッショナルな方々は、いくつものオペレーションシステムを実行・実験するために、何台もの物理マシンが必要になるでしょう。Hyper-Vを使えば物理マシン1台で様々なOSを実行することが可能になります。Hyper-Vをまだ利用されたことのない方は是非使ってみてください。
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