[GitHub]リポジトリの管理方法とは？リポジトリの作成・削除・クローンの方法

この記事でわかること

[GitHub]リポジトリの管理方法とは？

今回は、Gitリポジトリの管理方法を説明します。GitHubにssh接続する準備や、リポジトリの作成・削除・クローンの方法について交えて紹介します。

Gitリポジトリの管理方法に興味のある方はぜひご覧ください。

GitHubにssh接続する準備

GitHubにssh接続する準備として、ssh-keygenコマンドで公開鍵・秘密鍵を作成します。

~$ ssh-keygen -t rsa -b 4096 -C 'GitHubのメールアドレス' Generating public/private rsa key pair. Enter file in which to save the key (/home/ユーザ名/.ssh/id_rsa): Enter passphrase (empty for no passphrase): Enter same passphrase again: Your identification has been saved in /home/ユーザ名/.ssh/id_rsa Your public key has been saved in /home/ユーザ名/.ssh/id_rsa.pub The key fingerprint is: SHA256:0198m6cGmDvT+xKCAFOa6F66zxoxkwbF3TCB+qHTKA8 GitHubのメールアドレス The key's randomart image is: +---[RSA 4096]----+ | ..o+=. | | .o.++. | |... oo | |.o.. . . . | | =B.. .S..o o .| |Eoo* ..+.o. .o| |.++ +.o o.| | .+ + o ...| | ooo o.=o | +----[SHA256]-----+ ~$

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22

~$ ssh-keygen -t rsa -b 4096 -C 'GitHubのメールアドレス' Generating public/private rsa key pair. Enter file in which to save the key (/home/ユーザ名/.ssh/id_rsa): Enter passphrase (empty for no passphrase): Enter same passphrase again: Your identification has been saved in /home/ユーザ名/.ssh/id_rsa Your public key has been saved in /home/ユーザ名/.ssh/id_rsa.pub The key fingerprint is: SHA256:0198m6cGmDvT+xKCAFOa6F66zxoxkwbF3TCB+qHTKA8 GitHubのメールアドレス The key's randomart image is: +---[RSA 4096]----+ | ..o+=.          | | .o.++.          | |... oo           | |.o..  .  .   .   | | =B..  .S..o  o .| |Eoo*    ..+.o. .o| |.++        +.o o.| |  .+      + o ...| |  ooo      o.=o  | +----[SHA256]-----+ ~$

実行すると、~/.sshフォルダに秘密鍵（id_rsa）公開鍵（id_rsa.pub）が生成されました。

次にブラウザで以下のURLにアクセスします。GitHubのアカウントは事前に作成している前提とします。
https://github.com/settings/keys

「New SSH key」ボタンをクリックしてTitleに何かしらのタイトルを入力します。Keyに公開鍵（id_rsa.pub）の内容を入力してから「Add SSH key」ボタンをクリックします。

これでGitHubにssh接続する準備が整いました。次の章以降で、Gitリポジトリの作成・削除・クローン方法について紹介します。

リポジトリの作成

Gitリポジトリの作成方法を紹介します。まず、作業フォルダを作成し、移動します。

~$ mkdir work ~$ cd work/

1 2	~$ mkdir work ~$ cd work/

「git init」コマンドでリポジトリを新規作成します。

~/work$ git init Initialized empty Git repository in /home/ユーザ名/work/.git/

1 2	~/work$ git init Initialized empty Git repository in /home/ユーザ名/work/.git/

実行すると、カレントディレクトリに.gitフォルダが作成されます。

~/work$ ls -la total 12 drwxr-xr-x 3 ユーザ名 ユーザ名 4096 May 6 21:26 . drwxr-xr-x 7 ユーザ名 ユーザ名 4096 May 6 21:26 .. drwxr-xr-x 7 ユーザ名 ユーザ名 4096 May 6 21:26 .git ~/work$

1 2 3 4 5 6

~/work$ ls -la total 12 drwxr-xr-x 3 ユーザ名 ユーザ名 4096 May  6 21:26 . drwxr-xr-x 7 ユーザ名 ユーザ名 4096 May  6 21:26 .. drwxr-xr-x 7 ユーザ名 ユーザ名 4096 May  6 21:26 .git ~/work$

初期状態では何もコミットしていないので、「git status」の結果は以下のようになります。

~/work$ git status On branch master No commits yet nothing to commit (create/copy files and use “git add” to track) ~/work$

1 2 3 4 5 6 7

~/work$ git status On branch master   No commits yet   nothing to commit (create/copy files and use “git add” to track) ~/work$

初回コミットのファイルを作成し、「git status」を確認します。

~/work$ touch readme.txt ~/work$ git status On branch master No commits yet Untracked files: (use “git add <file>...” to include in what will be committed) readme.txt nothing added to commit but untracked files present (use “git add” to track)

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~/work$ touch readme.txt ~/work$ git status On branch master   No commits yet   Untracked files:   (use “git add <file>...” to include in what will be committed)         readme.txt   nothing added to commit but untracked files present (use “git add” to track)

変更した内容をインデックスに追加して、コミットします。

~/work$ git add . ~/work$ git commit -m “first commit” [master (root-commit) 0b515ed] first commit 1 file changed, 0 insertions(+), 0 deletions(-) create mode 100644 readme.txt

1 2 3 4 5

~/work$ git add . ~/work$ git commit -m “first commit” [master (root-commit) 0b515ed] first commit 1 file changed, 0 insertions(+), 0 deletions(-) create mode 100644 readme.txt

次にブラウザで以下のURLにアクセスします。
https://github.com/new
Repository nameにリポジトリ名（ここではsample1とする）を入力し、「Create repository」ボタンをクリックします。
これで新しいリポジトリが作成されます。

コマンドプロンプトに戻り、リポジトリにpushします。passphraseには、公開鍵・秘密鍵を作成した際に指定したものを入力してください。

~/work$ git remote add origin git@github.com:ユーザ名/sample1.git ~/work$ git push origin master The authenticity of host 'github.com (IPアドレス)' can't be established. RSA key fingerprint is SHA256:nThbg6kXUpJWGl7E1IGOCspRomTxdCARLviKw6E5SY8. Are you sure you want to continue connecting (yes/no/[fingerprint])? yes Warning: Permanently added 'github.com,IPアドレス' (RSA) to the list of known hosts. Enter passphrase for key '/home/ユーザ名/.ssh/id_rsa': Enumerating objects: 3, done. Counting objects: 100% (3/3), done. Writing objects: 100% (3/3), 211 bytes | 10.00 KiB/s, done. Total 3 (delta 0), reused 0 (delta 0) To github.com:ユーザ名/sample1.git * [new branch] master -> master

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~/work$ git remote add origin git@github.com:ユーザ名/sample1.git ~/work$ git push origin master The authenticity of host 'github.com (IPアドレス)' can't be established. RSA key fingerprint is SHA256:nThbg6kXUpJWGl7E1IGOCspRomTxdCARLviKw6E5SY8. Are you sure you want to continue connecting (yes/no/[fingerprint])? yes Warning: Permanently added 'github.com,IPアドレス' (RSA) to the list of known hosts. Enter passphrase for key '/home/ユーザ名/.ssh/id_rsa': Enumerating objects: 3, done. Counting objects: 100% (3/3), done. Writing objects: 100% (3/3), 211 bytes | 10.00 KiB/s, done. Total 3 (delta 0), reused 0 (delta 0) To github.com:ユーザ名/sample1.git * [new branch]      master -> master

リポジトリの削除

GitHubでのリポジトリの削除方法を紹介します。まず、削除対象のポジトリのページで「Settings」をクリックします。次に、Settingsページ下部の「Danger Zone」の中の「Delete this repository」ボタンをクリックします。

ポップアップで削除対象のリポジトリ名を入力すると、リポジトリを削除できます。

リポジトリの削除は危険なので、十分に注意して削除してください。

リポジトリのクローン

Gitリポジトリのクローン方法を紹介します。まず、適当な作業フォルダを作成します。

~$ mkdir work2 ~$ cd work2/

1 2	~$ mkdir work2 ~$ cd work2/

「git clone」コマンドでリポジトリをクローンします。passphraseには、公開鍵・秘密鍵を作成した際に指定したものを入力してください。

~/work2$ git clone git@github.com:ユーザ名/sample1.git Cloning into 'sample1'... Warning: Permanently added the RSA host key for IP address 'IPアドレス' to the list of known hosts. Enter passphrase for key '/home/ユーザ名/.ssh/id_rsa': remote: Enumerating objects: 3, done. remote: Counting objects: 100% (3/3), done. Receiving objects: 100% (3/3), done. remote: Total 3 (delta 0), reused 3 (delta 0), pack-reused 0

1 2 3 4 5 6 7 8

~/work2$ git clone git@github.com:ユーザ名/sample1.git Cloning into 'sample1'... Warning: Permanently added the RSA host key for IP address 'IPアドレス' to the list of known hosts. Enter passphrase for key '/home/ユーザ名/.ssh/id_rsa': remote: Enumerating objects: 3, done. remote: Counting objects: 100% (3/3), done. Receiving objects: 100% (3/3), done. remote: Total 3 (delta 0), reused 3 (delta 0), pack-reused 0

成功すると、先ほど作成したリポジトリ名のフォルダが生成されます。中身には初回コミットのファイルが存在している状態となっています。

~/work2$ ls sample1 ~/work2$ ls sample1/ readme.txt

1 2 3 4

~/work2$ ls sample1 ~/work2$ ls sample1/ readme.txt

まとめ

いかがでしたでしょうか。Gitリポジトリの管理方法を説明しました。GitHubにssh接続する準備や、リポジトリの作成・削除・クローンの方法について、コマンドを交えて紹介しました。

一般的に、チーム開発においては、リポジトリを使用することが多いです。個人的なローカルソース管理にもリポジトリを使用できます。

ぜひご自身でGitコマンドを書いて、理解を深めてください。

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