Azureの料金で押さえておきたい3つのポイント|料金計算ツールの使い方

Azureとは
Azureとは、マイクロソフトのクラウドコンピューティングサービスのことです。
Azureは、コカ・コーラやBMW、トヨタ自動車など世界的に有名な企業でも利用されています。
Azureでは、サーバーやネットワークなどのITインフラをクラウド上で提供しており、データ分析やゲーム開発を目的に使うユーザーも一定数います。
またAzureでは、従量課金制が採用されていることが特徴的です。
Azureの機能
Azureの機能は、WindowsとLinuxのVirtual Machinesやアプリケーションを数分でプロビジョニングしたり、高可用性と無限の拡張性を備えたクラウドアプリケーションとAPIを作成したりする機能があります。
さらに他にもオンプレミスのディレクトリを同期し、Azureと人気のあるSaaSアプリでシングルサインオンを実現できます。Azureの機能は、日々進化を続けていて期待できます。
Azureの料金について押さえておきたいポイント3つ
ここからは、Azureの料金について押さえておきたいポイントを紹介していきます。
Azureを初めて導入する場合は、料金について押さえておくことをおすすめします。
また、クラウドを使うと料金が大きくかかるのではないかということがネックの場合は、あらかじめ料金のシミュレーションも可能ですので、事前に活用していくといいでしょう。
Azureを快適に使うためにも料金についてチェックしてみてください。
Azureの料金ポイント1:従量課金制であることを理解する
Azureの料金ポイントの1つ目は、使った分だけ支払う従量課金制であることです。
具体的には仮想マシンを1ヶ月間1台使い続けた場合には、約1,2142円になるという試算ができます。また必要以上に仮想マシンを使わないときは、リソースを止めたり削除したりしないと大きな金額が加算される可能性があるということです。
詳細な課金情報はAzureにあるリンクで確認できます。
Azureの料金ポイント2:まずは無料版で試す
Azureには、無料版も用意されていますので、手軽にAzureが自社に合うかどうか確認したいときに活用してみるといいでしょう。
Azureの無料アカウントを作れば、すぐに無料版を試してみることができます。無料版でもアプリケーションを最新化したり、顧客インタラクションに合った、クロスプラットフォームの接続エクスペリエンスを構築したりすることが可能です。
気に入ればそのままアップグレード可能
Azureの無料版が気に入った場合は、そのままアップグレードできます。
なおAzureの無料アカウントをアップグレードしても、サインアップ後30日後は、残っているクレジットをそのまま利用できるというメリットがあります。
アップグレードする方法は、サブスクリプションの概要にあるサブスクリプションのアップグレードを選択して支払方法、電話番号の入力、サブスクリプションの名前、プランを選択すればOKです。
Azureの料金ポイント3:データ送信に費用がかからない
Azureの料金ポイントの3つ目は、データ送信に費用がかからないという点です。
アップロード費用がかからないことは、大きなメリットと言えるでしょう。
なお仮想マシンから外部に対するデータ送信量やコンピューティング時間には課金されます。一方で可用性ゾーンにデプロイされたVMに入ってくるデータやデプロイされたVMから出ていくデータについては0円と設定されています。
Azureの料金を抑えるコツ3つ
ここからは、Azureの料金を抑えるコツを紹介していきます。
従量課金制が導入されているAzureでは、工夫次第で大きく料金を抑えることが可能です。
コツを知らないまま使用していると、思っている以上に費用がかさむ場合も少なくありません。Azureの料金を節約したいと考えている既存ユーザーも参考にしてみてください。
Azureの料金を抑えるコツ1:使わないときはリソースを止める
Azureの料金を抑えるコツの1つ目は、使わないときはリソースを止めるということです。
従量課金制が使われているAzureでは、余計なリソースなどを使っていると思わず料金がかさむケースが少なくありません。
そのためクラウドの使い始めは慣れないという人も少なくはありませんが、使わない機能について確認を取りリソースを止めていかないとどんどん料金が増えてしまいます。
Azureの料金を抑えるコツ2:慣れるまではこまめに料金を確認する
慣れるまではこまめに料金を確認することは、Azureの料金を抑えたい時に大切なことです。
正式な請求書が出ていなくても、料金ページでは現時点での料金が確認できます。
こまめに料金を確認することで、現在いくら利用しているのかを判断できます。そして使っていない機能を発見することが可能になるため、使わないときはリソースを止めて料金を抑える効果が期待できるでしょう。
料金の確認方法
Azureの料金の確認方法は、Azure管理ポータルでチェックできます。
Azure管理ポータルの中で現在使っている仮想マシンを選択し、画面左側の課金メニューをクリックしましょう。
そして、課金の画面を確認してください。まだ使い始めたばかりは、月ごとの請求額が掲載されていない場合があります。
詳細には課金の内訳を表す円グラフも掲載されているため、ビジュアルでも料金をチェックできます。
Azureの料金を抑えるコツ3:不要なデータや古いバックアップは別の場所で保管する
Azureの料金を抑えるコツの3つ目は、不要なデータや古いバックアップは別の場所で保管するということです。
Azureのストレージ利用料は、ストレージの種類や容量、使用サイズ、入出力操作数、読み書き量などに応じた従量制です。
さらにオブジェクトストレージやAzure Data Lake Storageなどは、ひと月GBで料金設定があります。予め不要なデータを別の場所に保管することで節約が期待できます。
Azureの料金を抑えるコツ4:料金計算ツールを活用する
料金計算ツールを活用することは、Azureの料金を抑えるコツです。
特定のシナリオに合わせて見積もることができるため、Azureの導入を悩んでいる人は使いこなしてみるといいでしょう。
初めて利用するためどのような機能を付ければいいかわからないという人は、見積もりに含めるシナリオの例も紹介されているので参考にしてみましょう。見積もりは保存もできるため、上司と相談したい時にも便利です。
料金計算ツールの使い方
料金計算ツールの使い方は、簡単です。
まずWebブラウザから料金計算ツールにアクセスし、次にAzureサービスの中から計算を行いたいサービスを選んでいけば、概算料金の計算ができます。
ただし料金計算ツールは、Azureの正確な金額と異なる場合もあります。あくまでも概算ツールだという認識で使うといいでしょう。
Azureの便利なサポート2選
ここからは、Azureの便利なサポート機能について紹介していきます。
Azureを使いこなせるか不安な人は、サポート機能についてもチェックしておくことをおすすめします。
Azureは、サポートが手厚いことで知られています。サポートを活用してAzureを便利に使っていきましょう。
Azure TCO Calculator
Azure TCO Calculatorは、Azureでどのくらいコストが削減できるか試算できるツールです。
各項目を入力して、Calcurateをクリックし、計算していきましょう。
サポートプラン
Azureのサポートプランは、4種類用意されています。
特に手厚いサポートが受けられるProfessional Directでは、事前対応型ガイダンスやトレーニング、オペレーションサポートなどのサポートがあります。
Basicタイプでも請求およびサブスクリプション管理サポートが含まれているため活用してみてください。
Azureの料金について知って賢く利用しよう
Azureの料金について知って賢く利用することがおすすめです。
Azureはサポートもしっかりしていて、絶賛する声も多く寄せられています。
無料版も用意されていますので、まずは気軽に試してみるといいでしょう。料金計算ツールも利用してみてください。
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