目次
Linuxとは
LinuxとはUnix系のオープンソースのOSです。
LinuxはオープンソースのOSとなっているため、中身のソースが公開されており、誰でも無料で利用することができます。
Windowsなどとは異なり、OSの中身を書き換えることも可能な点が大きな特徴となっています。また、サーバーを自由に建てられることから、多くのエンジニアがLinuxを利用しています。
おすすめの軽量Linuxディストリビューション13選
おすすめの軽量Linuxディストリビューションをご紹介します。
LinuxディストリビューションとはLinuxカーネルやその他ソフトウェアを1つにまとめたものです。
Linuxはオープンソースとなっているため、さまざまな種類が存在しています。ここではおすすめの軽量Linuxディストリビューション13選をご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
【軽量】おすすめ1:Xubuntu
Xubuntuはデスクトップ環境にXfceを採用している、おすすめの軽量Linuxディストリビューションです。
XubuntuはUbuntuコミュニティーから派生したLinuxディストリビューションで、軽量なデスクトップ環境を実現するためにデスクトップ環境をUnityからXfceに変更したものです。
軽快に動作し、Ubuntuのパッケージを使いまわせるため使いやすい点がメリットです。
【軽量】おすすめ2:NNLinux
NNLinuxは、Debianをベースに高速で動作するおすすめの軽量Linuxディストリビューションです。
日本で開発されているLinuxディストリビューションで、非常に軽量なのでUSBメモリにインストールしてもストレスを感じることがありません。
また、使いやすいアプリケーションがプリインストールされています。
【軽量】おすすめ3:Linux Mint
Linux Mintは、最新で快適なデスクトップを提供することを目標としたおすすめの軽量Linuxディストリビューションです。
Linux Mintは軽量なLinuxディストリビューションとして近年人気が上がってきています。UbuntuやDebianをベースにしており、リポジトリを共有しています。
最新で快適なLinuxデスクトップを追求しているため、使いやすいLinuxディストリビューションです。
【軽量】おすすめ4:SliTaz
SliTazは最新で快適なLinuxデスクトップを提供することを目標としたおすすめの軽量Linuxディストリビューションです。
基幹システムなどすべてメモリ上に展開するため、メモリに余裕があるほど軽量に動作します。また、小型Linuxディストリビューションながら最低限のアプリケーションが搭載されています。
ただし日本語には対応していないため、日本語環境を整えるにはカスタマイズする必要があります。
【軽量】おすすめ5:Puppy Linux
Puppy Linuxは軽量なLinuxディストリビューションの代表的な存在です。
Puppy Linuxは軽量化されたLinuxディストリビューションの1つで、最大20倍速以上という速度を誇ります。
また、インストールせずにLive環境として使用でき、デザインが可愛らしく、日本語ローカライズされているものもあるため使いやすいのもポイントです。
【軽量】おすすめ6:ArchLinux
ArchLinuxはLinuxを「シンプリシティ」「ミニマリズム」「エレガンス」さを重視したおすすめの軽量Linuxディストリビューションです。
ArchLinuxは「シンプリシティ(簡潔さ)」に焦点を当てていることから、基礎環境は自分でインストールする必要があり、上級者向けとなっています。
しかしシンプルなため、インストール直後は非常に軽量で、高速に動作させることができます。
【軽量】おすすめ7:Damn Small Linux
Damn Small LinuxはLinuxを学ぶためにも使えるおすすめの軽量Linuxディストリビューションです。
本体サイズが約50MBという軽量なLinuxディストリビューションで、現在は開発が停止していますが、ダウンロードは可能になっています。
ただし古いこともあり、セキュリティ上の懸念点もあるため、試しに使ってみる程度に抑えておくことをおすすめします。
【軽量】おすすめ8:Bachata Linux
Bachata Linuxはごくわずかなコマンドのみで構築されているおすすめの軽量Linuxディストリビューションです。
Bachata Linuxはわりきった構成になっている点が大きな特徴で、自分でAPTをつかって好きなようにカスタマイズしていくことが前提となっています。
ただし、現在は開発が停止しています。
【軽量】おすすめ9:Tiny Core Linux
Tiny Core Linuxは非常にミニマルでおすすめの軽量Linuxディストリビューションです。
Tiny Core Linuxは、インストールしなくても起動できるライブディストリビューションとなっており、より小さなLinuxを作ることを標榜していることもあり、本体サイズは約11MBと非常に小さい点が特徴です。
また、Windowシステムには「Tiny X」という独自システムを利用しています。
【軽量】おすすめ10:Ubuntu
Ubuntuはシンプルで有名なおすすめの軽量Linuxディストリビューションです。
Linuxディストリビューションの中では非常に親切な設計になっており、Officeなどが最初から付属しているためインストールすればすぐに使えます。
デスクトップもシンプルで、日本語での説明もしっかり記載されているため使いやすいです。UIは独自デザインですが、慣れれば使いやすいLinuxディストリビューションです。
【軽量】おすすめ11:Debian
DebianはUbuntuのもとになっているおすすめの軽量Linuxディストリビューションです。
DebianはDebian系と呼ばれる系統で、ユーザーフレンドリーを標榜しているLinuxディストリビューションです。
日本語にも対応しているため使いやすく、情報も豊富に見つかるため、初心者にもおすすめのLinuxディストリビューションとなっています。
【軽量】おすすめ12:CentOS
CentOSはRedHatLinuxの有償部分を取り除いたおすすめの軽量Linuxディストリビューションです。
CentOSは企業サーバとして利用されることが多いLinuxディストリビューションで、RedHatLinuxのクローンOSなので安定して使えるのが特徴です。
企業サーバとして多く利用されているため、Linuxエンジニアになりたい人が勉強用に利用するのもおすすめです。
【軽量】おすすめ13:Raspbian
RaspbianはRaspberry Piハードウェア用のおすすめの軽量Linuxディストリビューションです。
Raspbianは、Raspberry Piや小規模開発者環境向けのLinuxディストリビューションとなっており、Raspberry Piを実行するために必要な機能が使えます。
そのため、Raspberry Piを利用しているエンジニアにおすすめです。
Linuxディストリビューションの種類3つ
Linuxディストリビューションの種類をご紹介します。
Linuxディストリビューションにはさまざまな種類がありますが、主流となっているのは「Debian系」「RedHat系」「Slackware系」の3種類です。
ここでは最後にLinuxディストリビューションの種類3つをご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。
Linuxディストリビューションの種類1:Debian系
Debian系のLinuxディストリビューションはユーザーフレンドリーを意識しています。
Debianは「Debianは100%フリーソフトウェアであり続けます」「私たちはフリーソフトウェアコミュニティにお返しをします」「私たちはユーザーとフリーソフトウェアを大切にします」と宣言しています。
そのため、Debian系は親切設計になっているため、おすすめです。
Linuxディストリビューションの種類2:RedHat系
RedHat系はRedHat社が開発している有償のLinuxディストリビューションです。
企業寄りのイメージがあるLinuxディストリビューションで、基本的には有償のものが有名ですが、サーバ系のOSとして利用されるCentOSやFedoraは無償となっています。
企業向けに開発されているものが多いため、企業で使うのにおすすめです。
Linuxディストリビューションの種類3:Slackware系
Slackware系は上級者向けですが安定しているLinuxディストリビューションです。
Slackware系は種類が少ないですが、Linux初期から存在しているLinuxディストリビューションです。
先にご紹介した2種類と比較するとソフトウェアの追加や管理などがユーザーの判断によるところが大きいため、初心者にはおすすめはできません。しかい安定性が高く、高速でセキュリティ性も高いという特徴があります。
軽量のLinuxディストリビューションを使おう
軽量で企業にもおすすめなLinuxディストリビューションを利用してみましょう。
Linuxディストリビューションはオープンソースなのでさまざまな種類があり、企業でも多く利用されています。
ぜひこの記事でご紹介したおすすめの軽量のLinuxディストリビューションを参考に、Linuxディストリビューションを利用してみてはいかがでしょうか。