Azure DevOpsの使い方の手順6つ|提供サービス5つ
Azure DevOpsとは?
Azure DevOpsとは、ソフトウェアの開発・運用のための、機能や環境が整っているプラットフォームのことです。
Azure DevOpsでは、プロジェクトの進行やプロセスの管理、システムやソースコードの管理、ビルドなどの作業の自動化、Webアプリケーションのテスト、コードの共有など、さまざまなサービスがあります。
Azure DevOpsを使用すると、開発・運用に関する業務がスムーズになることでしょう。
DevOpsとは?
DevOpsとは、ソフトウェアの開発担当と運用担当が協力して、質の高いサービスをユーザーに届けるという概念です。
DevOpsは、意見が衝突しがちな開発と運用の担当者が協力し合うことで、問題点や修正箇所をいち早く把握して、問題点のフェードバックがスムーズに行えるなど、さまざまなメリットが生まれます。
Azure DevOpsでは、質の高いサービスをスムーズに提供するための環境が整っています。
Azure DevOpsの使い方の手順6つ
ここまでは、Azure DevOpsについて紹介してきました。Azure DevOpsには、6つの使い方の手順があります。
具体的には、アカウントを登録する、プロジェクトを作成する、ダッシュボードを確認する、環境の設定を構築する、コードの編集をする、自動ビルドとデプロイを確認するの6つです。
ここでは、Azure DevOpsの使い方の手順を6つ紹介していきます。
Azure DevOpsの使い方の手順1:アカウントを登録する
1つめのAzure DevOpsの使い方の手順は、アカウントを登録することです。
Azure DevOpsを使用するためには、Microsoftアカウントにサインインする必要があるので、まずはMicrosoftのアカウントを登録します。
Azure DevOpsにMicrosoftアカウントでサインインしたら、新規プロジェクトの作成ができるようになります。
Azure DevOpsの使い方の手順2:プロジェクトを作成する
2つめのAzure DevOpsの使い方の手順は、プロジェクトを作成することです。
Azure DevOpsの機能を使うためには、プロジェクトを作成する必要があります。
プロジェクトを作成するためには、プロジェクトの開発言語を選択し、使用するフレームワークを選択する必要があります。その後、アプリケーションのデプロイ先を選び、プロジェクト名などの情報を入力すると、プロジェクトが作成されます。
Azure DevOpsの使い方の手順3:ダッシュボードを確認する
3つめのAzure DevOpsの使い方の手順は、ダッシュボードを確認することです。
プロジェクトの作成が完了したら、プロジェクトのリソースの表示や管理などができるダッシュボードを表示できます。
ダッシュボードでは、最新のビルドやデプロイ状況の表示、プロジェクトで使用しているGitリポジトリの表示、リクエストの表示など、プロジェクトのステータスの表示や管理ができます。
Azure DevOpsの使い方の手順4:環境の設定を構築する
4つめのAzure DevOpsの使い方の手順は、環境の設定を構築することです。
ダッシュボードを確認した後は、環境の設定を構築する必要があります。
チームでAzure DevOpsを使用する場合には、プロジェクトにアクセスできるメンバーを招待して、アクセスレベルを割り当てたりします。
また、組織やプロジェクトの名前を変更したり、保管場所を変更したりして、環境の設定を変更します。
Azure DevOpsの使い方の手順5:コードの編集をする
5つ目のAzure DevOpsの使い方の手順は、コードの編集をすることです。
Azure DevOpsで環境の設定の構築が終わったら、コードの編集をします。コードの編集は、Azure Reposでできます。
Azure Reposでは、ブラウザ上でのファイルの編集ができ、編集前と編集後のコードを比較しながらコードの編集ができます。
編集が終わったら、変更内容をGitリポジトリに反映します。
Azure DevOpsの使い方の手順6:自動ビルドとデプロイを確認する
6つめのAzure DevOpsの使い方の手順は、自動ビルドとデプロイを確認することです。
Azure Reposでコミットした内容は、Azure Pipelinesでビルド・デプロイされます。
DevOpsのダッシュボードのPipelinesで、ビルドの状況やデプロイの状況を確認できます。コミットメントの右側に表示されるアイコンの色によって、ビルドやデプロイの状況を判断できます。
Azure DevOpsの提供サービス5つ
ここまでは、Azure DevOpsの使い方の手順について紹介しました。
Azure DevOpsの提供するサービスには、さまざまなものがあります。
具体的には、Azure Boards、Azure Pipelines、Azure Repos、Azure Test Plans、Azure Artifactsの5つです。
ここでは、Azure DevOpsの提供するサービスを5つ紹介していきます。
Azure DevOpsの提供サービス1:Azure Boards
1つめのAzure DevOpsの提供サービスは、Azure Boardsです。
Azure Boardsは、ダッシュボードやバックログ、カスタムレポートを利用して、プロジェクトの計画や、進行状況の確認などができるようになるツールです。
Azure Boardsの使い方として、ワークフローを作成したり、外部のツールと連携したりする方法などがあり、さまざまな使い方ができます。
Azure DevOpsの提供サービス2:Azure Pipelines
2つめのAzure DevOpsの提供サービスは、Azure Pipelinesです。
Azure Pipelinesは、ビルドやデプロイを自動化して、作業を効率化するためのツールです。
Azure Pipelinesは、あらゆる言語やプラットフォームで利用でき、高い拡張性を備えているので、さまざまな使い方ができることでしょう。
また、サーバーレスやVMにも対応していて、柔軟な使い方ができます。
Azure DevOpsの提供サービス3:Azure Repos
3つめのAzure DevOpsの提供サービスは、Azure Reposです。
Azure Reposは、Gitリポジトリなどのツールを利用して、コードの作成や編集ができます。また、CI/CDを使用して、ビルドやデプロイなどを自動で実行できます。
Azure Reposには、機能の拡張をしたり、APIと統合をしたりする使い方があります。また、コードの検索が簡単にできる機能もあり、さまざまな使い方ができます。
Azure DevOpsの提供サービス4:Azure Test Plans
4つめのAzure DevOpsの提供サービスは、Azure Test Plansです。
Azure Test Plansは、手動でのテストをサポートするためのサービスです。
デスクトップアプリとWebアプリの両方のテストができ、豊富なデータをキャプチャして、検出された問題に対処できます。
Azure Test Plansでは、アプリケーションのテストをして、品質を評価したりする使い方ができます。
Azure DevOpsの提供サービス5:Azure Artifacts
5つめのAzure DevOpsの提供サービスは、Azure Artifactsです。
Azure Artifactsは、プログラムのパッケージを追加できるようにして、コードを簡単に記述できるようにするためのサービスです。
Azure Artifactsの主な使い方は、パッケージを整理された状態で管理することです。Azure Artifactsを使用することで、他のサービスの使い方の幅が広がることでしょう。
Azure DevOpsの導入事例
さまざまな企業がAzure DevOpsを導入して、業務内容の改善に成功しています。
例えば、Cargill社ではAzure DevOpsを導入して、従来よりも多くの価値を生み出し、安全なイノベーションプラットフォームをパブリッククラウド上に構築しました。
また、Axonize社では、Azure DevOpsを導入して、柔軟で容易にデプロイできるIoTプラットフォームを、構築・サポートしています。
Azure DevOpsのプラン
Azure DevOpsには、さまざまな料金プランがあります。
個別のプランは、Azure Artifactsで1GB当たり224円のプランと、Azure PipelinesでCI/CDのホステッドジョブごとに1680円~かかるプランです。
ユーザーライセンスのプランは、1ユーザー672円でAzure Test Plans以外のサービスが使えるプランと、1ユーザー5824円ですべてのサービスが使えるプランです。
Azure DevOpsを使ってみよう
ここまで、Azure DevOpsの使い方の手順や、Azure DevOpsの提供するサービスについて紹介してきました。
Azure DevOpsは、とても便利なツールです。ソフトウェアの開発・運用でお困りの方は、ぜひAzure DevOpsを使ってみて下さい。
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