最近ではWeb面接が一般的になりつつあり、Zoomを利用する機会も増えました。
しかし、Zoomのバージョンが古いと使用できない場合もあります。
今回は、Zoomのバージョン確認の方法とアップデートの方法についてご紹介します。
目次
Zoomを最新版に更新すべき理由
Zoomはオンライン会議を提供するクラウドサービスであり、現在では業界を問わず幅広い企業で使用されています。
また、就職面接においてZoomを利用したWeb面接を取り入れる企業も増えています。
ビジネスシーンで使用されるツールは数多くありますが、その中でもZoomは使用頻度が高く、エンジニアを含め社会人であれば使い方を押さえておくべきツールだといえるでしょう。
そして、Zoomを最新バージョンに更新しておくべき理由はいくつかあります。
2020年5月30日以降、すべてのZoomミーティングにおいてCCM暗号化が完全に有効化されました。
CCMとはブロック暗号の暗号利用モードの1つであり、128ビットブロック暗号に対してのみ定義されています。
そして、CCM暗号化が有効となっているZoomミーティングにおいては、すべてのユーザーのバージョンが5.0以上である必要があります。
Zoomが最新バージョンにアップデートされていないとZoomミーティングに参加できない場合があるのはこのためです。
そのため、2020年5月30日以降に古いバージョンのZoomでZoomミーティングに参加しようとした場合には、更新を促すメッセージが表示されるようになりました。
また、Zoomを最新バージョンにするべきもう1つの理由としてはセキュリティの問題が挙げられます。
古いバージョンのZoomは脆弱性があることで知られており、悪意のあるユーザーによって用意されたリンクをクリックすることで情報を盗まれるなどの被害に遭う可能性があります。
特に、バージョン4.6.9 (19253.0401)より前のZoomを利用している場合には要注意です。
被害を未然に防ぐためにも、少しでも早く対策を行う必要があるといえるでしょう。
Zoomのバージョンを確認する方法
すでにZoomをインストールしている場合には、まずはバージョン確認を行う必要があります。
Zoom画面右上のアイコンをクリックすると、メニューが表示されます。
ここで「アップデートを確認」を選択すると、バージョン確認を行うことができます。
Zoomを最新版にアップデートする方法
Zoomを最新バージョンにアップデートする方法は、アカウントがある場合とない場合で異なります。
アカウントを持っている場合は、まずはZoomを起動しましょう。
このとき画面上部に「新しいバージョンが利用可能です。」と表示されている場合は、「更新」をクリックすることでアップデートが行えます。
もし何もメッセージが表示されていない場合は、メニューから「アップデートを確認」をクリックします。
もし最新バージョンになっていない場合は「更新が利用可能」というメッセージが表示されるので、「更新」をクリックしましょう。
なお、何らかの理由によってアップデートに失敗することも考えられます。
その場合は、古いバージョンのZoomをアンインストールしてから、最新バージョンのZoomをインストールし直すと良いでしょう。
そして、アカウントがない場合はダウンロードセンターにアクセスしてアップデートを行います。
ダウンロードセンターから最新バージョンのZoomをダウンロードすることができます。
Zoomを最新バージョンにアップデートしよう
Zoomが最新バージョンにアップデートされていないと、Web会議やミーティングに参加できなくなる可能性があります。
働き方改革や新型コロナの影響もあり、Zoomはエンジニアにとって欠かせない必須ツールとなりつつあります。
アップデートは簡単にできるので、仕事で使用する場合に備えてぜひ最新バージョンにアップデートしてください。
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