最近ますます注目が集まるAI。エンジニアのなかでも休日や仕事終わりなどにAIの勉強している人も多いのではないでしょうか。
今回は、AIに興味があるエンジニアにおすすめのAIを活用できる無料ツールについて紹介します。
目次
Prediction One
まず、おすすめしたいのが2016年6月にソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社が無償提供を始めた「Prediction One」です。
自動モデリング機能の実装により営業、経理、業務管理、人事などの過去の実績データから将来の結果を予測するAI技術を「機械学習」の専門知識がない人でも簡単に操作できるのが大きな特長です。
そのほかにもPrediction Oneには以下の3つの機能があります。
・操作がシンプル
学習から分析まで6クリック、処理時間4分で92.3%の予測精度で出力できる。
・標準的なパソコンでも動く
高機能なパソコンが必要ないため汎用性が高いほか、社外にデータを送信する必要がないためセキュリティ面のリスクは高くない。
・予測の理由が明確
予測分析結果の理由として使用した実績データなどが可視化して表示されるため、データの改善などが分かりやすい。
Cloud AutoML
2017年1月にGoogleがGoogle Cloudの新サービスの1つとして、専門知識がないユーザー向けの機械学習サービス「Cloud AutoML」を発表しました。
Cloud AutoMLはこれまでGoogleが提供していた機械学習サービスよりも機械学習モデルの構築が簡易化されています。
アルゴリズムの調整などを自動で行うことによって、ユーザーはデータを読み込ませるだけで簡単にAIを構築することができます。
例えば、画像認識向けの学習機能サービス「Cloud AutoML Vision」では、ブラウザから画像データをドロップするだけで学習が開始し、画像だけで詳細な車の車種などを検索できるようになります。Cloud AutoML Visionは現在、テスト運用中で利用無料ですが、正式リリース時には有料になるとアナウンスされています。
AIを使って覚えよう!
AIについて座学で勉強しているエンジニアも多いと思いますが、何事もやってみて覚える方が身に付きやすいともいいます。まずは試しに無料のAI活用サービスを利用して、学習機能を体験してみてはいかがでしょうか。
インフラエンジニア専門の転職サイト「FEnetインフラ」
FEnetインフラはサービス開始から10年以上『エンジニアの生涯価値の向上』をミッションに掲げ、多くのエンジニアの就業を支援してきました。
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