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DSLとは?基礎知識4つをわかりやすく解説|回線についても説明

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DSLとは?基礎知識4つをわかりやすく解説|回線についても説明
この記事でわかること
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    DSLとは?

    DSL(Digital Subscriber Line)とは、電話局からユーザー宅にひかれているメタル線(アナログ回線)を使って、高速なデータ転送を実現する技術のことです。電話回線上で、通常の周波数とは異なる高周波数帯域を使用することによって、通話しながらデータ送信を同時に行うことが可能です。インターネットの普及初期に、定額で高速な常時接続方式サービスの提供手段として広く利用されました。

    ドメイン固有言語

    ドメイン固有言語(Domain-Specific Language)は、特定の種類の問題に特化、限定された目的で設計されたコンピュータ言語です。ドメイン固有言語は、Java・C#などの汎用プログラミング言語ほど複雑ではなく、ソフトウェア開発者が使用することを想定せず、DSLの対象となる分野の専門家に協力し開発され、DSLに精通したプログラマー以外の人が使用することを想定して設計されました。

    DSLの基礎知識4つ

    DSLには、いくつかの通信方式があり、一般家庭や小規模な企業などでインターネット接続に利用されています。DSLには、ADSLやより高速化したVDSLなどがあり、「Digital subscriber line」の頭文字から「xDSL」とも言われています。それでは、DSL(Digital Subscriber Line)の基礎知識4つをご紹介します。

    1:ADSL

    「ADSL」とは、通常利用している電話回線(メタル回線)の電話を利用しない周波数帯域を利用した高速・大容量通信サービスで、既存の電話回線で電話と高速インターネット接続を同時に利用することができます。上りと下りの通信速度が非対称なため「非対称デジタル加入者線」と呼ばれ、特に下り方向へのデータ通信が多い場合に適しています。

    2:VDSL

    VDSLとは、「xDSL」と呼ばれる電話回線にデジタル信号を流して、データ通信の高速化を図る技術の1つです。主にマンションやアパートなどの集合住宅向けとして用いられているインターネット回線です。

    3:内部DSL

    内部DSL(internal DSL)とは、汎用のプログラミング言語の書き方を工夫して、自然言語に近づけた言語のことです。フォーマットの自由度の高い言語「ruby」などの方が、Java言語などよりも向いていす。内部DSLでは、ホスト言語のAPIやビジネスコード、ライブラリなどラッピングされるのが普通で、技術的な知識がない場合でも利用することができるように仕様や設定などを自動化しています。

    ホスト言語(基になった言語)のAPI

    ホスト言語の「API」とは、「Application Programming Interface」の頭文字で、「アプリケーションとプログラムをつなぐもの」という意味です。USBは外部デバイスとパソコンを繋ぐインターフェースですが、APIはソフトウェア同士を繋げ機能性を拡張させます。チャット機能もそうですが、ソフトウェアと外部アプリを繋ぎ、コミュニケーションや連携ができる状態にします。

    ライブラリ

    ライブラリとは、プログラム言語においてアプリ開発などを行う上で多くの人が作成する事になる汎用性の高い複数のプログラムを集めて、他のプログラムが利用できるようにしたものを一つのファイルに収納したものです。ライブラリの特徴として、ライブラリ単体ではプログラムとして作動せず、あくまでも他のプログラムへの部品ですが、ライブラリを読み込むためのプログラムを作り実行することで作動するようになります。

    ビジネスコード

    ビジネスコードとは、ソフトウェアを開発する企業などが現実の業務や事業におけるビジネスルールなどを、規約によって定められた識別番号や識別符号などを使い、コンピュータに解釈あるいは実行させるために作成されたデータのことをいいます。システム上で、対象の識別に用いられるコードは、重複しないことが求められます。そのため機械的に割り当てられることが多いです。

    4:外部DSL

    外部DSLとは、汎用のプログラミング言語とは別の構文を持った言語で、ホスト言語とは異なる言語(XML、Makefileのような独自形式)で作成されています。外部DSLには、グラフィカルなものもありますが、テキストベースの方が一般的です。外部DSLのメリットは、DSLの設計者がフォーマットを自由に決められることです。しかし技術や知識のない人にとっては、難解で理解しにくいことがあります。

    テキストベース

    テキストベースとは、文字通りテキストを基本にしてソフトウェアやOSの操作を行う手法のことです。キャラクターベース(CUI)とも呼ばれています。CUI(Character User Interface)とは、情報を文字で表示し、キーボードから入力する操作方式のことです。ソフトウェアの起動やファイルの操作など、すべての操作をキーボードだけで行う主なOSには、MS-DOSやUNIXがあります。

    エディ夕

    エディタ(editor)とは、データの作成や文書ファイルなどを編集(edit)するためのソフトウェアのことです。編集できるデータの種類などにより、「テキストエディタ」「バイナリエディタ」「グラフィックエディタ」などがあります。単にエディタといった場合は、多く使われる文字データの編集を行う「テキストエディタ」を指すことが多く、Windows付属の「メモ帳」などが、テキストエディタに分類されます。

    ピジュアライザ

    ビジュアライザとは、プレゼンテーション用の投影装置の総称で、ビデオカメラで原稿などを撮影し、それをスクリーンに拡大して映し出すために使用する画像入力機器のことです。また、音楽を視覚的に表現するための機能やソフトウェアで、メディアプレイヤーに付随する観賞用ソフトウェアを含むこともあります。音楽の音の波形を基に、音の強弱やリズムに連動して模様などを動的に作り出します。

    パーサジェネレータ

    パーサジェネレータは、入力を処理する構文解析器を自動生成するプログラムです。代表的なパーサジェネレータに、yaccがありますが、yaccは複雑な機能や構文を持つ高水準プログラミング言語で書かれたプログラムを、コンピュータが解釈・実行できる形式に一括して変換するコンパイラで有名とされています。ですが、コンパイラの研究・開発の過程で入力処理部分だけが独立し、広く実用化されたyaccはパーサジェネレータです。

    DSLの回線は?

    DSLは、電話回線の利用ができ、音声通信による周波数帯域とはちがう周波数でデータの通信をすることで通話とデータ通信を同時に、低価格で行えます。そんなDSLにも難点があります。後に登場した光ファイバー網を利用する光回線を強調する際に、DSLはよく引き合いに出されました。それでは、DSLの回線や接続スピードが遅いという難点の改善方法についてご紹介します。

    メタル回線が使われている

    DSLの回線は上でも解説しましたが、既存のメタル線が使われています。DSLを使うと、1.5Mbps、8Mbps、10Mbps、12Mbpsといった高速な接続を行うことが可能とされていますが、ひどい場合には全く接続できなくなる場合もあります。メタル線は、音声をアナログ信号で伝えるために、電話局から距離が長くなればなるほど、データの転送による減衰が大きくなります。そのため、接続可能な伝達速度は落ちてしまいます。

    接続スピードを改善できる場合もある

    接続スピードが遅いなら、モデムの電源を一旦OFFにして再度、電源を入れ直すことで改善できる場合もあります。また、モデムの電源が入れっぱなしになっていることで、速度が落ちてしまう場合があります。そのため、モデムの電源は定期的に再起動することをおすすめします。他に接続スピードが遅い理由は、先述した通り、NTT基地局から自宅までの距離や、パソコンが古い、モデムやルーターのケーブルの劣化、セキュリティソフトが古いなどが挙げられます。

    DSLの知識を深めよう!

    ここまで、DSLについて詳しくご紹介してきましたが、いかがでしたか。DSLには覚えておくべき基礎知識があります。この記事を参考に、DSLへの理解や知識を深めましょう。また、DSLの回線の接続速度を改善できる方法もいくつかあるため、接続速度に悩んでいるという人もぜひ参考にしてみてください。

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