cisco umbrellaを使うメリット8つ|概要や特徴についても解説

cisco umbrellaとは次世代のセキュリティ対策です。
従来のセキュリティ対策ソフトは、VPNの有無やユーザーの居場所などの条件によってはフィッシングや有害サイトなどの脅威にさらされる可能性がありました。
しかしcisco umbrellaの場合、DNSを利用することで脅威を防御することができるため、インターネットアクセスの最前線でユーザーを守ることができます。
cisco umbrellaの構造
cisco umbrellaとはインターネットアクセスの最前線であるDNSの名前解決技術を利用することで、脅威からユーザーを守る仕組みになっています。
cisco umbrellaはDNSの仕組みを利用したクラウドベースのセキュリティ対策製品となっています。
DNSの名前解決によってフィッシングサイトやマルウェアをブロックし、万が一侵入してもウェブフィルター機能でC2通信を封じこめることができます。
cisco umbrellaを使うメリット8つ
cisco umbrellaを使うメリットをご紹介します。
cisco umbrellaは次世代のセキュリティ対策ソフトとなっていますが、利用することでどのようなメリットがあるのでしょうか。
ここではcisco umbrellaを使うメリット8つをご紹介しますので、cisco umbrellaの利用を検討する際の参考にしてみてください。
cisco umbrellaを使うメリット1:攻撃を防げる
cisco umbrellaを使うことで攻撃を防げるというメリットがあります。
ファイアウォールはIPアドレスやポート、プロトコルなどで制御するため、日々巧妙化しているマルウェアを防げないケースもあります。
しかしcisco umbrellaであればDNSレイヤーによって保護するため、ファイアウォールでは防げなかった攻撃も防ぐことができます。
cisco umbrellaを使うメリット2:情報漏洩のリスクを抑えることができる
cisco umbrellaを使うことで情報漏洩のリスクを抑えることができるというメリットがあります。
cisco umbrellaにはWEBサイトのカテゴリーごとに利用制限を行うwebフィルター機能を搭載しており、C&Cコールバック接続を遮断します。そのため、万が一未知のマルウェアが防御を振りぬけて侵入してしまっても、cisco umbrellaであれば情報漏えいを防ぐことができます。
cisco umbrellaを使うメリット3:導入が簡単にできる
cisco umbrellaには導入が簡単にできるというメリットがあります。
cisco umbrellaはクラウドサービスとなっているため、ハードウェアの導入やソフトウェアのインストールも不要となっており、導入ハードルが低いのも特徴です。
導入する場合はDHCPサーバーやファイアウォールといったDNSを設定するだけなので、難しい設定も必要ありません。
cisco umbrellaを使うメリット4:アプリケーションの危険度が分かる
cisco umbrellaを使うことでアプリケーションの危険度が分かるというメリットがあります。
cisco umbrellaには一貫したセキュリティポリシーを適用できるCASB機能が搭載されています。そのため、組織で利用している全てのアプリケーションを検出し、危険度を可視化することができます。
また、CASB機能を利用することでリスクの高いアプリケーションを事前に特定することも可能です。
cisco umbrellaを使うメリット5:最新なセキュリティ環境
cisco umbrellaには最新なセキュリティ環境というメリットがあります。
cisco umbrellaでは1日で150万のマルウェアを収集し、197億の脅威をブロックすることができる脅威インテリジェンスチーム「Cisco Talos」と連携しています。
そのため、新しい脅威に対しても90%以上のブロック率を誇る強固なセキュリティ環境を実現しています。
cisco umbrellaを使うメリット6:ダッシュボードが分かりやすい
cisco umbrellaにはダッシュボードが分かりやすいというメリットがあります。
cisco umbrellaのダッシュボードはグラフィカルなインターフェースを採用しており、日本語に対応した、わかりやすいダッシュボードとなっています。
また、ダッシュボードではマルウェアやフィッシングサイトに関連性の高いリクエストを確認でき、メール配信のスケジュール設定も可能となっています。
cisco umbrellaを使うメリット7:DNSパフォーマンスが高速
cisco umbrellaにはDNSパフォーマンスが高速というメリットがあります。
cisco umbrellaにはプロキシサーバーなどが存在しないため、ネットワークに負荷を掛けることがなく、接続速度を落とすことがありません。そのため、パフォーマンスを最大限に生かした安定性の高い、安全で高速なDNSパフォーマンスを実現しています。
cisco umbrellaを使うメリット8:機能が豊富にある
cisco umbrellaには機能が豊富にあるというメリットがあります。
cisco umbrellaはセキュリティ機能だけでなく、IPレイヤ検査機能やWebプロキシ機能、ファイル検査機能などのさまざまな機能があります。そのため、ハードウェアを利用しなくても多段の保護層を実現できます。
cisco umbrellaの導入に向いている企業5つ
cisco umbrellaの導入に向いている企業をご紹介します。
ここまでcisco umbrellaのさまざまなメリットをご紹介してきましたが、cisco umbrellaはどのような企業に向いているのでしょうか。
ここではcisco umbrellaの導入に向いている企業5つをご紹介しますので、導入を検討する参考にしてみてください。
導入に向いている企業1:セキュリティを強化したい企業
既存のセキュリティを強化したい企業にはcisco umbrellaの導入が向いています。
すでにセキュリティ環境を構築している企業の中には、可能であれば手軽により強固なセキュリティを整えたいと考えている企業も多いでしょう。
cisco umbrellaはクラウドサービスなので導入の手間もなく、DNSによるセキュリティを追加できます。
導入に向いている企業2:働き方改革を推進したい企業
働き方改革を推進したい企業にはcisco umbrellaの導入が向いています。
リモートワークなどの多様な働き方を導入して働き方改革を推進している企業の場合、より強固なセキュリティを実現する必要があります。
その点、cisco umbrellaであればデバイスを問わずに社内外でセキュリティ対策ができます。
導入に向いている企業3:グローバル企業
グローバル企業にはcisco umbrellaの導入が向いています。
cisco umbrellaは世界中で利用できるため、VPNなしでインターネットを利用したいグローバル企業にも最適です。
cisco umbrellaであれば、DNSを設定するだけで世界中どこででもVPNと同等以上のセキュリティ環境を構築できます。
導入に向いている企業4:シャドーITを防止したい企業
従業員のシャドーITを防止したい企業にはcisco umbrellaの導入が向いています。
クラウドサービスを導入すると、従業員が勝手に利用するシャドーITの問題が発生します。シャドーITを制限したい場合は、CASB機能が搭載されたCisco Umbrellaが適しています。
CASB機能であれば利用されたクラウドサービスを特定できます。
導入に向いている企業5:発生前の攻撃を知りたい企業
発生前の攻撃を知りたい企業にはcisco umbrellaの導入が向いています。
cisco umbrellaはネットワーク全体にセキュリティを組み込むことにより、発生前の脅威を阻止できます。そのため、発生前の脅威を検出して異常動作を把握したい企業に適しています。
cisco umbrellaが提供する料金プラン
cisco umbrellaはさまざまな料金プランを提供しています。
cisco umbrellaには「Roaming」「Branch」「WirelessLAN」「Professional」「Insights」「Platform」など保護の範囲やセキュリティポリシーの範囲などが異なるさまざまなライセンスが用意されています。
たとえば「Insights」であれば1ID月額500円で利用できます。
cisco umbrellaの仕組みを理解しよう
cisco umbrellaはDNSを利用することでインターネットアクセスの最前線でユーザーを守るクラウドベースのセキュリティソフトです。
ぜひ、この記事でご紹介したcisco umbrellaを使うメリットやcisco umbrellaの導入に向いている企業などを参考に、cisco umbrellaの導入を検討してみてはいかがでしょうか。
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