5G時代でも光ファイバーが必要とされる理由。今後も整備が進む
IT業界に限らず、様々な界隈で5Gの導入が話題になっています。
5Gとは第5世代移動通信システムのことで、「超高速化」、「超多数同時接続」、「超低遅延」の3点が4Gとは違う大きな特徴となっています。
2020年から5Gを利用したサービスの提供が開始されており、今後はより広い範囲で5Gが利用されていくといえるでしょう。
そして、5Gの普及において必要となるのが光ファイバーです。
ここでは、光ファイバーの概要や利用するメリット、整備の状況などについてまとめました。
通信速度が速い!光ファイバーとは?
光ファイバーとは、光ファイバーケーブルで通信する回線のことを指します。
光ファイバーは石英ガラスやメタクリル樹脂という素材で作られており、電磁波の影響を受けないことから長距離通信が可能です。
光ファイバーの応用範囲は広く、医療で使用される内視鏡にも光ファイバーが用いられています。
次に、なぜ光ファイバーを利用することでインターネットに接続することができるのか紹介します。
光ファイバーを利用した光回線を利用する場合には、光ファイバーケーブルを家庭やオフィスまで引き、その終端に回線終端装置(ONU)を設置します。
回線終端装置は光信号と電気信号を変換する機能があり、事業者側にも同様の機能を持った装置が設置されています。
つまり、事業者側から発信された電気信号は光信号となって家庭やオフィスまで届き、回線終端装置によって再度電気信号に変換されます。
これが、光ファイバーを使うことによって通信を行える原理です。
なお通信時には光増幅器が利用されているため、最後まで光信号が届くようになっています。
5G時代に光ファイバーを使うメリット
光ファイバーを展開するためにはかなりの費用がかかります。
それでも光ファイバーの整備が進められているのは、コスト以上のメリットがあるためです。
具体的なメリットとしては、以下が挙げられます。
- より広い帯域幅を提供することができる
- 減衰が少ない
- 電磁干渉に対する耐性がある
- 遅延が少ない
- 多重化技術の改善により容量の増加に対応できる
このように光ファイバーには多くのメリットがあり、光ファイバー網があることで、主要な無線基地局をつなぐことが可能になります。
また、自動車や機器の遠隔制御や高精度動画のライブ配信においても光ファイバーは必要となるでしょう。
これから5Gの時代がくるからこそ、光ファイバーは今まで以上に重要になるのではないでしょうか。
5G時代に向け今後も光ファイバーの整備が進む
現在、政府は5G基地局向けの光ファイバー整備を進めています。
光ファイバーをよく利用している方の中には「光ファイバーによるネット接続はどこでも提供されているのでは?」と思う方もいるかもしれません。
しかし実際には光ファイバーの整備率は98.3%であり、未整備地帯もまだまだ残っています。
2023年度末までに、政府は未整備世帯を約18万世帯にすることを目標としており、これが実現できればその後は日本全国で一気に5Gの普及が進む可能性が高いといえます。
また、5Gを活用して最新のICTを利用したいと考えているのは、都市部だけではなく地方も同じことです。
だからこそ、光ファイバーの整備率が低い地方の地域でも積極的に整備を進めていく必要があるといえるでしょう。
5G関連のニュースはしっかりとチェックを
5Gの普及が進めば、私たちの生活は大きく変化すると考えられます。
当然ながら、エンジニアの仕事にも色々な面で影響があるといえるでしょう。
現状では5Gの普及はやや足踏みしていますが、今後は一気に5Gが広まる可能性も考えられます。
5G関連のニュースに関しては常にアンテナを高くし、最新情報の入手に努めることをおすすめします。
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