要件定義とは「どんな風にシステム化するのか」を決めることです。
しかしこの要件定義で失敗してしまうことも少なくありません。
本記事では、インフラエンジニアが避けたい要件定義の地雷などについてご紹介します。
目次
ありがちな要件定義の失敗例
要件定義は特にプロジェクトで失敗しやすいといわれています。
プロジェクトにおける要件定義は「プロジェクトで何を作るか」を決めることです。
プロジェクトでは最初に要件定義を行います。
しかしこの部分でつまずいてしまう例も多くあるとされています。
その失敗例をみてみましょう。
プロジェクト開始時点で焦りがある
現在の技術では最初から完璧な要件定義を行うことが難しいとされています。
最低限「エンジニアが実装に入れる」「プロジェクトの関係者がOKを出す内容」に仕上げていく必要がありますが、
複雑なシステムを構築するには実際に一度手を加えてから再度要件を見直さなければならないこともあります。
しかし、会社側の都合により、要件定義の時間が十分に確保されていないことが多くあります。
そのためプロジェクト開始時点で焦りがあり、結果的にプロジェクトの失敗につながってしまうのです。
専門家の意見を入れていない
日本のIT人材のほとんどはIT企業に所属しているとされます。
そのため非IT企業は外部のIT企業に仕事を発注することが多いですが、その際に専門的な知見を入れていないことも多いです。
そのためIT企業から見ると非効率的な案件もあります。
しかしIT企業側が打診しても発注元である非IT企業が内容を変えない場合、非効率的な方法でプロジェクトを進めることとなります。
その結果、非IT企業が欲しかったものとズレが生じ、失敗につながってしまいます。
要件定義を成功させるためには?
では「地雷」ともいうべき要件定義を成功させるにはどうしたらいいのでしょうか。
それにはまず発注者に以下のことをはっきり決めてもらうことが重要です。
・ITを導入する背景と目的(企業にどんな課題があるか)
・目的を達成するために業務をどう変えるかという業務要件定義
・「どのようなITシステムを入れ、それがどう役立つのか」というIT化の方針
・IT化する上での条件(前提や制約)
・具体的にどんなシステムを考えているのか
などを決めてもらうことで、ミスマッチが少なくなるでしょう。
要件定義は重要ポイント
要件定義はプロジェクトを成功させる上でとても重要な工程です。
成功させるには十分な時間をとり、専門家の意見を取り入れることが大切です。
特に非IT企業から発注を受けた場合には、後々もめないようにしっかり決め事を守ってもらいましょう。