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ネットワークエンジニアに役立つ資格試験8種|資格を有するメリット4つ

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ネットワークエンジニアに役立つ資格試験8種|資格を有するメリット4つ
この記事でわかること
    基本情報技術者試験の試験対策はこちら>>

    ネットワークエンジニアとは?


    ネットワークエンジニアとはIT技術者のうち、システムのネットワークの構築や保守を担当するエンジニアのことを指します。

    あらゆるシステムはネットワークを通じて外部へと公開されるので、正常な通信をはじめとし「社内の情報に外部からアクセスできないようにする」などセキュリティにも精通していなければなりません。

    システムのインフラを支えるのがネットワークエンジニアです。

    ネットワークエンジニアには資格が必要?

    結論から言えば、資格がなければネットワークエンジニアになれないことはありません。

    新卒でネットワークエンジニアになる人は、会社の研修だけで十分基礎的な仕事ができるようになります。ただ、ネットワークエンジニアとして転職する際、仕事で活躍するためには資格を持っておくことが大きなアピールになります。

    高度な資格を取得して、周りのライバルに差をつけましょう。

    ネットワークエンジニアに役立つ資格試験8種

    ここからはネットワークエンジニアとして活躍するために取得したい、役に立つ資格試験について説明していきます。履歴書にネットワーク資格の情報を充実させれば、転職の時にも有利です。

    全部で8種類紹介しますので、情報をしっかり押さえて自分の転職、キャリアアップに役立ててください。

    1:ネットワークスペシャリスト試験

    一つ目はネットワークスペシャリスト試験です。

    情報処理推進機構(IPA)という独立行政法人が運営している試験で、国家資格です。試験は午前I、IIと午後I、IIに別れており、午前は選択形式の問題、午後は記述形式の問題が出題されます。ネットワークに関連した高度な技術が求められます。

    ハイレベルな試験のため、しっかり対策を練らないと合格は厳しい試験です。

    2:シスコ技術者認定

    シスコ技術者認定試験はシスコシステムズ製品に関する認定試験です。シスコシステムズはルーターやスイッチなどのネットワーク製品を販売しています。

    ネットワーク構築、保守の現場ではこの試験を持っていることでネットワーク技術者としてのスキルをアピールできます。世界的標準の資格であり、ccna、ccdaなど複数の資格に分かれています。かつてはccentという入門的な立ち位置の試験もありました。

    3:基本情報技術者試験

    基本情報技術者試験は前述のネットワークスペシャリスト試験と同様、情報処理推進機構(IPA)が運営している試験です。

    ネットワークスペシャリスト試験と異なり、IT技術に関して広く知識を問われる試験です。情報処理推進機構(IPA)の試験の中では基礎的な知識・技能についての試験で、難易度もネットワークスペシャリストに比べ低いでしょう。

    IPAの試験はネットから過去問が手軽に入るので勉強もしやすいです。

    4:情報セキュリティスペシャリスト試験

    情報セキュリティスペシャリスト試験も情報処理推進機構(IPA)が運営している試験です。こちらは情報システムのセキュリティ機能を実現するための知識について出題されます。

    規模の代償にかかわらずネットワークシステムに携わる場合は、セキュリティ関連知識が必須なので、キャリアアップを目指す方にはおすすめの資格です。

    IPAの試験はいくつかある試験のうち「スペシャリスト」とついているものはレベルが高いです。そのためかなりしっかり勉強しないと合格は難しいです。

    5:LPIC(Linux技術者認定試験)

    LPICはLinux技術者としてのスキルを認定するための試験です。

    この資格試験を取得することで、Linuxを使えるアピールになることに加えて、試験学習の過程でLinux関連の技術・知識を得できます。また、世界標準の資格試験のため海外で仕事する場合にも資格が通用します。

    この試験にはグレードがあり、簡単な方からLPIC-1、LPIC-2、LPIC-3となっています。出題範囲がそれぞれの試験で異なるため、事前にしっかりご自分が受ける試験の内容を確認しましょう。

    6:CompTIA

    CompTIAはさまざまなIT規格の標準化のためにITベンダーとそのパートナー企業が連携をとるための場として設立された機関です。その認定試験であるCompTIAは、IT業務による実践力や応用力を測るための試験となっています。

    そのため、この試験を取ることでIT業務全般の必須能力を学ぶことができますし、転職やキャリアアップのアピールにも繋がります。

    7:LinuC

    LinuCは前述のLPICと同様にLinuxに関する資格です。LPI-JAPANが運営する日本独自の試験となっています。

    クラウド関連仮想化技術に関する内容や、オープンソースへの理解、システムアーキテクチャなどが出題範囲として設けられています。

    このように民間のベンダーが提供する資格は多いです。クラウド関連の技術はこれからどんどん発展する分野ですので、ぜひ勉強しましょう。

    8:ORACLE MASTER

    ORACLE MASTERは日本オラクル社が運営している試験です。データベースを扱う技術に関する試験内容となっています。試験勉強を通してRDB(リレーショナルデータベース)、SQL(RDB管理のための言語)について知識を取得できます。

    データベースはITシステムには基本的に組み込まれるもののため、内部設計をすることはなくても知識をもっておくことは非常に重要です。

    ネットワークエンジニアが資格を有するメリット4つ


    ここからは、ネットワークエンジニアが資格を有するメリットについて説明をしていきます。

    一覧でまとめているので、資格試験を受けることを検討している方はしっかりポイントを確認しておきましょう。

    1:自身のスキルの高さが証明できる

    資格試験は客観的な指標なので、自分のスキルの高さを証明することにつながります。転職での面談や仕事を行う時に資格情報を確認して貰えば、スキルがどの程度あるのか説明する場合も簡潔に伝えられます。

    たとえばセキュリティスペシャリストの試験を獲得しておけば、セキュリティ知識を持ったネットワークエンジニアとして印象をつけることができます。セキュリティのスキル、知識はニーズが高いのでそれだけで転職に有利です。

    2:知識を深めスキルアップできる

    資格試験の勉強をする過程で自分の知識をより深められます。ITの知識は多岐にわたるため、ベテランの方でも普段の業務でよく使う知識以外はあまり知らないとい場合があります。

    ご自分のスキルセットを確認して、資格試験を選ぶことで効率的に知識を深められます。そうしてスキルアップをすることで、新しいプロジェクトに参画するチャンスが生まれる可能性があります。

    3:年収額が増える


    社内のキャリアアップの要件に資格試験の取得が入っている場合、キャリアアップに従い年収額が増えることが期待できます。

    社内の制度で試験に合格すれば奨励金がでる場合もあるでしょう。他にフリーランスで働く場合にも、資格試験があるだけで受けられる案件が増えて年収額の増加を期待できます。

    4:転職時に役立つ

    資格試験を獲得しておくことで転職に役立てることができます。

    多くの場合、転職先の会社では即戦力となるような人材が求められます。そのため企業としてもなるべく高度なスキルセットを持っている人を狙って採用をしたいので、ネットワークエンジニアとして求められる資格試験をとることでスピーディに転職活動を進められます。

    ネットワークエンジニアの仕事内容


    ここからはネットワークエンジニアの仕事内容についてまとめていきます。設計、構築、運用・保守というネットワークエンジニアの基本的な仕事の内容を説明していきます。

    これからネットワークエンジニアとしてキャリアを築いていこうと考えている方、転職で「ネットワークエンジニアになることを検討しているが、どんな仕事をするのかいまいちわからない」という方はぜひ参考にしてください。

    ネットワークシステムの設計

    ネットワークエンジニアとして基本的な仕事内容に、ネットワークシステムの設計があります。お客様の要望内容からどのようにシステム設計すればよいのかを検討します。

    例えばセキュリティが強固であることが条件の場合や、常に稼働するシステムのため障害に強いことが最重要要件である場合など、さまざまな条件から最適な設計を行います。

    ネットワークシステムの構築

    ネットワークシステムの設計が完了したのち、実際にシステムを構築する作業です。設計内容に沿った機器(ルーター、スイッチ、ファイアウォール、ロードバランサーなど)の設定がメインの作業です。

    設定後、実際に動作を見てバグが起きないか、想定通りに動作するか、設計したネットワーク通りに配線がされているかを確認します。

    ネットワークシステムの運用や保守

    設計、構築完了後、システムの運用、保守を行います。

    運用してから問題が発覚することもありますし、ネットワーク機器についても内部システムのアップデートなどが定期的にあるためネットワークエンジニアはその都度メンテナンスを行う必要があります。

    常に稼働しなければならないシステムを扱う場合は、保守業務のために深夜にメンテナンスの派遣をされることもあります。

    ネットワークエンジニアに向く人の特徴6つ

    ネットワークエンジニアに向いている人の特徴について説明していきます。

    ネットワークエンジニアとして活躍したいと考えている方は、ご自分の普段のお仕事のやり方や気質を振り返っていただき、ネットワークエンジニアに向いているのかご検討ください。

    1:忍耐力がある

    一つ目の向いている人の特徴として、忍耐力があることが挙げられます。

    ネットワーク機器の設計、構築につきお客様の要望通りにネットワーク機器の設計をしなければなりません。構築の際も、期待通りに最初から動作することは難しいので何度も設定変更しながら、期待通りに動作するネットワークにする必要があります。

    2:コミュニケーション能力がある


    二つ目の特徴として、コミュニケーション能力があることがあげられます。ネットワークシステム設計の際、お客様の要望を伺い、最適なネットワーク設計を検討する必要があります。

    お客様はネットワークについて初心者の場合が多く、コミュニケーション能力がある程度なければ適切に設計できず作業の手戻りが発生してしまう場合もあるでしょう。そのため、コミュニケーション能力は必要な能力です。

    3:IT機器についての知識や興味がある

    3つ目の特徴として、IT機器についての知識や興味があることがあげられます。

    IT機器は日々アップデートされます。特に最近ではIoT機器などあらゆるものがネットワークにつながる時代になっているので、ネットワークエンジニアの方が自ら興味を持ち情報を手に入れる姿勢でないとすぐ時代に置いて行かれてしまいます。

    4:コツコツ作業ができる

    4つ目の特徴として、コツコツ作業ができることがあげられます。

    ネットワーク機器の設定が想定通りに動作しなかった場合、原因がどこにあるのか、どのように設定変更すれば想定通り動作するのか調べて解決する必要があります。

    ネットワーク機器の設定を一つずつ確認して原因を探るので、コツコツ着実に作業できることが求められます。資格試験の勉強などを続けられることも重要な適正です。

    5:情報収集能力がある


    5つ目は情報収集能力があることです。

    例えば普段YAMAHAの機器しか使用しない場合でも、お客様の要件によってはciscoなど別ベンダーの機器の情報収集を求められます。

    その際、効率的に情報収集できければ仕事に支障が出るため、情報収集能力はネットワークエンジニアになる上で必要な能力です。これは資格試験の勉強の過程で培われる力とは異なるので、普段から意識する必要があります。

    6:知識の習得が得意

    6つ目の特徴として、知識の習得が得意であることが挙げられます。

    ネットワークエンジニアにはネットワーク機器の設定に関する知識以外にも、機器自体のスペックに関する知識も常に求められます。

    そのため知識の習得が得意でないと、新しい機器が出るたびに覚えなければならず仕事に負担がかかります。知識を習得が得意だということはネットワークエンジニアに必要な特徴です。

    ネットワークエンジニアになるなら役立つ資格を取得しよう!

    本記事ではネットワークエンジニアになるために役立つ資格やネットワークエンジニアの業務内容、必要な特徴についてまとめました。ネットワーク関連の資格を取ることは、キャリアアップや転職の成果に直結します。

    こちらの記事をしっかり読んでいただき、ネットワークエンジニアになるために役立つ資格を取得してください。

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