これまで、ネットワークエンジニアは客先で業務をする働き方が一般的でした。
しかし、近年では多様な働き方が認められるようになっており、ネットワークエンジニアも案件の種類によってはリモート業務が可能です。
この記事では、ネットワークエンジニアのリモート案件を探す前に必要なことを紹介します。
目次
ネットワークエンジニアのリモート案件とは?
リモート業務が行いやすい案件とは、綿密なコミュニケーションの必要性が低く、ネットワークエンジニアが1人で行いやすい案件だといえます。
例えば、ネットワークエンジニアがメインとなる役割の設計は、リモート業務に向いているといえます。
依頼書に合わせてネットワークシステムの基本となる設計を行い、設計図に落とし込む仕事のため、必ずしもオフィスに出向く必要はありません。
また、構築、運用、監視などの業務もツールを利用することによって、リモートで行うことが可能です。
大手企業の巨大なプロジェクト案件においては、セキュリティが重視されるためオフィス勤務が多いものの、小規模プロジェクトにおいてはリモート業務を採用していることも多いです。特にネットワークの監視の業務ではその傾向が顕著です。
環境さえ整っていれば、ネットワークエンジニアがリモートで働けるチャンスは多くあるといえるでしょう。
以下では、ネットワークエンジニアがリモート案件を探す前に準備しておくべき2つのことを紹介します。
リモート案件を探す前にするべきこと1:スキルを身に付ける
ネットワークエンジニアとしてリモート業務を行うためには、まずはスキルを身に付ける必要があります。
十分な実務経験があれば、リモートでも自信と責任を持って業務を遂行できます。
そして、ネットワークエンジニアが身に付けるべきはネットワークの設計、構築、運用、監視に関するスキルだけではありません。
仕事において必要な関連スキルも磨いておくべきだといえます。
特に、多くの企業がクラウドに移行している現状では、クラウドに関する知識とスキルは必要不可欠だといえるでしょう。
最近では、ネットワークとアプリケーションを含めたシステム全体の最適化が業務に含まれる案件も少なくありません。
今後のクラウド時代にマッチするスキルを身に付けておくことで、リモート業務を含めた多くの案件を任せてもらえるネットワークエンジニアになれる可能性が高まります。
リモート案件を探す前にするべきこと2:ネットワーク環境とセキュリティの確認
職業や仕事の種類にかかわらずリモート業務を行う際に必ず必要なのが、自身のネットワーク環境とセキュリティの確認です。まずは、高速かつ安定した通信環境を整備しましょう。
特に監視などの業務においては、ネットワーク環境が悪いと仕事に大きな影響が出るためトラブルにつながりかねません。
業務対応の機器や回線は一般の製品に比べて高価ではあるものの、責任を持って業務を遂行するためには必要経費だといえるでしょう。
セキュリティの確保も重要で、ウイルス対策ソフトなどの基本となるセキュリティを強化するのはもちろん、パスワード管理や暗号化も徹底する必要があります。
また、家族であっても画面を見られないようにするなどの配慮も必要だといえるでしょう。
ネットワークエンジニアとしてリモート業務をしよう
ネットワークエンジニアの仕事の中でも、設計、構築の支援、運用チェックなどはリモートで行うことができます。
リモート業務を実現できれば、自分のライフスタイルに合った働き方が可能になります。
ネットワークエンジニアとしてリモート業務を行うためにも、まずは自身のスキルと作業環境の確認から始めてはいかがでしょうか。
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