従来、インフラエンジニアの在宅勤務は難しいといわれていました。
しかし、クラウドの普及により最近ではインフラエンジニアの在宅勤務も可能になりつつあります。
ライフスタイルに合わせて働くために、在宅勤務にシフトしたいと考えている方もいるのではないでしょうか。
ここでは、インフラエンジニアの在宅勤務が可能になった背景やできる仕事、在宅で仕事を行う際の注意点などについてまとめました。
目次
インフラエンジニアも在宅勤務が可能に
インフラエンジニアの在宅勤務が可能になった背景としては、クラウドによるインフラ構築が普及したことが挙げられます。
オンプレミスのインフラ構築は現場での作業が必要であり、在宅勤務は不可能でした。
しかし、クラウドでのインフラ構築であれば時間や場所に関係なく行うことができます。
とくに小規模のインフラ構築であればそれほど時間がかからないため、タイムマネジメントもしやすいといえるでしょう。
さらに、クラウドシステムの運用・管理を行う求人もあります。
代表的なクラウドサービスであるAWS、Azure、GCPなどについて学んでおくことで、在宅勤務でも幅広い業務を行うことが可能です。
インフラエンジニアの在宅勤務でできること
では、在宅勤務でできるインフラエンジニアの案件としては、具体的にどのようなものがあるのでしょうか。
一例として、スマホ保険を提供している会社が出している求人があります。
その求人では、スマホ保険アプリの開発をAWS環境でサポートするインフラエンジニアを募集しています。
AWSの経験とスキルがあれば、業務に対応できるといえるでしょう。
なお、この求人においてはフルリモートでの勤務が可能なため、オフィスに出勤する必要は一切ありません。
そのため、全国のどこに住んでいても応募が可能だといえます。
このようにフルリモートでできる求人は多くあるため、インフラエンジニアとして在宅勤務をすることは十分に可能だといえるでしょう。
在宅勤務可能の求人を探す際の注意点
インフラエンジニアに限りませんが、在宅勤務はオフィス勤務とは大きく異なります。
そのため、初めて在宅勤務可能の求人を探す前に注意点を頭に入れておきましょう。
まず、在宅勤務可能の求人でも出社が全く必要ないとは限りません。
週に1~2度は、オフィスに出社しなければいけないなどの決まりを定めている企業は多くあります。
そのため、フルリモートを希望する場合にはあらかじめ確認する必要があるといえるでしょう。
また、在宅勤務を行っているとコミュニケーション不足に陥りがちです。
正しく情報共有や意思疎通ができていないと、業務の効率が悪くなったり、思わぬトラブルが起きる可能性があります。
チャットツールやビデオ通話ツールを使うなど、工夫してコミュニケーションを取るようにしましょう。
そして、タイムマネジメントも重要なポイントです。
在宅勤務では誰にも見られていない環境で業務を行うため、タイムマネジメントができていないといつまでも仕事が終わりません。
在宅勤務を行う際には、スケジュールに沿って業務を行うことを徹底するなどして厳しくセルフマネジメントを行うようにしてください。
在宅勤務でできるインフラエンジニアの求人を探してみては?
オンプレミスのインフラ構築が当たり前だったひと昔前までは、インフラエンジニアの在宅勤務は副業は考えられませんでした。
しかし、最近では在宅勤務でできる求人が多く出ており、インフラエンジニアも柔軟な働き方が可能になっています。
在宅勤務を検討している方は、まずはクラウドでのインフラ構築のスキルを身に着けてはいかがでしょうか。
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