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Illustratorとは
Illustratorとは、Adobeが販売しているベクターベースのグラフィックデザインソフトです。Illustratorを利用することで、名前のとおり自由にイラストを描いたり、文字の装飾などを行ったりすることができます。
また、Illustratorは多くの企業やデザイナーが使用しており、世界的に有名な多くのデザインやロゴがIllustratorで作成されています。
Illustratorは無料で使用できる?
Illustrator(イラストレーター)には7日間の無料体験期間が設定されています。
最近ではIllustrator(イラストレーター)を含めたAdobe製品を無料で使う方法などの裏技情報も出回っていますが、中には違法な方法も多くあります。
合法でIllustrator(イラストレーター)を使えるのはあくまでも7日間のみで、それより長く使いたい場合には購入しなければならないことを覚えておきましょう。
IllustratorやPhotoshopの代わりになる無料ソフト11選
IllustratorやPhotoshopの代わりになる無料ソフトも存在します。
Illustratorは7日間までしか無料で利用することはできませんが、インターネット上にはIllustratorやPhotoshopの代わりになる無料ソフトもあります。
ここではIllustratorやPhotoshopの代わりになる無料ソフト11選をご紹介しますので、どのようなソフトがあるのかぜひ参考にしてみてください。
1:Inkscape
多くの人がIllustrator(イラストレーター)の代替ソフトとして利用しているのがInkscape(インクスケープ)です。
無料のソフトでありながらIllustrator(イラストレーター)と変わらないほど機能が充実しているため、不便を感じることはほぼありません。
しっかりと使いこなすことができれば、凝ったデザインのグラフィック作成も十分に可能です。
また、SVG形式の画像のサポートもあるためウェブサイトの制作にも利用できます。
多くの教本や解説サイトがあるため簡単に学べるのも大きなポイントだといえるでしょう。
2:Affinity Designer
Affinity Designer(アフィニティデザイナー)は、ベクター画像の編集に利用できるソフトです。
1クリックでベクターとラスターを切り替えられるのが、一番の大きな特徴だといえるでしょう。
ただし、Affinity Designer(アフィニティデザイナー)のPDF原稿に対応している印刷会社は多くありません。そのため、DTPには向いていないといえます。
3:LibreOffice Draw
LibreOffice Draw(リブレオフィス ドロー)は、OpenOffice.orgから生まれた無料かつオープンソースのソフトです。
初心者でも簡単に使いこなせる操作性の高さが魅力だといえるでしょう。
とくにPowerPointでの図形作成に慣れている人は、スムーズに画像作成ができるはずです。
シェイプツールや直線・曲線ツール、多角形ツールなどを使えば、複雑な図形も容易に作成可能です。
ただし使用に関するマニュアルなどはあまり用意されていないため、使いながら学んでいく必要があるといえるでしょう。
4:Photoshop Express Editor
Photoshop Express Editor(フォトショップ エクスプレス エディター)は、Adobeが開発したPhotoshopの基本的な機能のみに絞った無料ソフトです。
Webブラウザで使用するのはもちろん、スマホやタブレット用のアプリケーションも用意されています。Photoshopを使ってみたいなら、まずはPhotoshop Express Editorを使って練習するのもおすすめです。
5:GIMP
GIMP(ギンプ)は、Photoshopの代わりに使用できる定番の無料画像編集ソフトです。
無料ながらPhotoshopと同等の機能を備えているフリーソフトで、豊富な機能を搭載していることからユーザーも多いです。操作性に関してはPhotoshopと違うため、Photoshopユーザーは気を付ける必要があります。
特に画像編集にこだわりたい人におすすめのソフトです。
6:GravitDesigner
GravitDesigner(グラビットデザイナー)は、Gravitが提供している無料のベクター画像編集ソフトです。
Illustratorに近いUIを使用できるグラフィック系フリーソフトで、Illustratorの代わりを探しているユーザーにおすすめです。また、容量無制限などの機能が解放された有料版も用意されているため、より便利に使いたければ有料版にアップグレードすることもできます。
7:Canva
Canva(キャンバ)は、クラウド上で使用できる無料のグラフィックデザインツールです。
オーストラリア発のクラウドで利用できるWebアプリケーションで、Webサイトにアクセスすれば利用できるため、ソフトウェアをインストールする必要がありません。
また、最初から豊富なレイアウトやテンプレート素材が揃っているため、画像やテキストを選ぶだけで簡単にグラフィックデザインを作成できます。
8:Pixlr
Pixlr(ピクサー)は、オンライン上で利用できる画像編集や描画機能を備えた無料アプリです。
ログイン不要で利用できるWebアプリで、Photoshopに近いUIとなっているため非常に使い勝手が良いです。また、ペイントブラシやフィルターの種類も豊富で、写真の不要な部分を消去できるクローンスタンプなどの便利な機能も揃っています。
ローカル環境から画像を読み込んで利用できるのもポイントです。
9:PicMonkey
PicMonkey(ピクモンキー)は、オンライン上で使用できる無料の画像編集ツールです。
初心者でも使いやすいシンプルなUIになっており、画面上には必要最低限のメニューが用意されているため、写真を加工したい場合などに誰でも手軽に利用できます。
また、サイズ変更やカラーバランスの調整、エフェクトを利用することができ、顔写真の補正を行う場合は背景やコメントを追加することも可能です。
10:Paint.NET
Paint.NET(ペイントネット)は、Windows対応のグラフィックソフトウェアです。
Windowsに搭載されているペイントソフトの上位互換版を目指して開発されたソフトで、Windowsのみの対応ですがレイヤーやフォトレタッチ機能を備えています。
また、シンプルで使いやすいだけでなくコミュニティも充実しているため、操作面などでわからないことがあっても自分で調べやすいです。
11:FireAlpaca
FireAlpaca(ファイアアルパカ)は、株式会社ピージーエヌが提供しているフリーペイントツールです。
かわいらしいアルパカのロゴが特徴のペイントツールで、シンプルで使いやすい操作画面になっています。イラスト作成や漫画作成などに特化した機能も搭載しているため、イラストや漫画を描きたい人におすすめです。
また、基本的なレタッチを行うこともできるため、画像編集も可能です。
Illustratorの代わりになるソフトが必要な人とは?
ご紹介したように、Illustrator(イラストレーター)にはいくつかの代替ソフトがあります。
しかし、誰にとっても代替ソフトが適しているわけではありません。
代替ソフトは個人で使用するには十分な機能を備えているため、ウェブサイト運用やSNS更新が中心の人に向いているといえます。
またコストを抑えたい場合も代替ソフトは適しているといえるでしょう。
しかし、コストがあまり気にならない人や印刷などの際にAdobe製品が必要な人、ツールの使い分けが億劫な人には代替ソフトは向きません。
代替ソフトを利用する際には、まずは自分にとって必要かをよく検討してみてください。
Illustratorの代わりになるソフトを知ろう
便利なIllustrator(イラストレーター)ですが、無料で利用できるのは7日間のみです。
しかし、Illustrator(イラストレーター)には代替ソフトがあります。
ぜひ使いやすい代替ソフトを利用してみてはいかがでしょうか。
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