ここではクラウドサービスの1つ「DBaaS」について簡単に紹介していきます。
データベースを扱う方にとっては非常に利便性の高いサービスなので、概要や特徴を掴んでいってください。
目次
DBaaSの概要
DBaaSとは「Database as a Service」の頭文字をとった呼び方で、その名の通りデータベースに関するサービスです。
データベースをクラウド上に置き、必要に応じてどこからでも簡単にネットワーク経由でアクセスできるようにするのがDBaaSの概要です。
DBaaSを利用することで、従来行ってきたデータベースの運用や保守などの業務を自動化できます。
例えば、以下のような業務から解放されます。
・データベースソフトの導入
・データベースの配置
・データベース管理システムの更新
・その他、バックアップや障害時の対応
DBaaSのサービス例
DBaaSを提供しているサービスはいくつかありますが、ここでは大企業3社が行っているものをピックアップします。
・Amazon Relational Database Service (Amazon社)
・Azure SQL Database (Microsoft社)
・Google Cloud SQL (Google社)
DBaaSの特徴
ここからはDBaaSの特徴を、メリット面を中心にお伝えしていきます。
環境構築が容易
DBaaSを利用すると、サーバ周りの環境をすぐに使えるようになります。
そのためデータベースの構築にかかる時間も短くなり、仕事をすぐに始められます。
長期的な利用はもちろん、短期間のみデータベースを用意したい場合や、数日間だけデータベースを普段の場所から別のところに移したいときに最適です。
メンテナンスの自動化
データベースの運用や保守を考えた場合、メンテナンスに時間や社内の人員を割かれる懸念があります。
しかしDBaaSから提供されている運用や保守サービスを利用すれば、必要なメンテナンスを自動化できるので、ユーザー側の負担を大きく減らすことができます。
DBaaSはデータベースを使う人の心強い味方
DBaaSを利用すればデータベース構築に必要な環境をすぐに用意できるうえに、そのデータベースにネットワーク経由でどこからでもアクセスできるようになります。
メンテナンスの手間を省けるというメリットも受けられる便利なサービスなので、必要に応じてご利用されてみてはいかがでしょうか。
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