多くの企業で採用されているソフトウェア「Tomcat」。
エンジニアの求人では、Tomcatのスキルが必要な場合もあります。
本記事では、Tomcatの概要や使用するエンジニアに必要なスキル、Tomcatを使用した業務内容などについて紹介していきます。
目次
Tomcatとは
Tomcatとは、誰でも無償で利用できるサーブレットコンテナのことです。
サーブレットとは、Javaを使って作成されている動的にWebページを生成するプログラムになります。
サーブレットを実行するために必要なものがサーブレットコンテナで、Tomcatの他にもJetty、Oracle WebLogic、Server、JBossなどがあります。
特徴は、オープンソースで費用を抑えつつ高い機能や性能も維持している点です。
また保守サポートが充実しており、最長7年間の保守があるので安心して導入できます。
開発者も多く、規模の大きなプロジェクトを開発するときにもメンバーを集めやすいといえるでしょう。
日本だけではなく海外でもよく使用されており、オフショア開発も行いやすいといえます。
このようなTomcatの特徴をメリットと感じ、多くの企業が採用しています。
Tomcatに関する知識やスキルがあれば、エンジニアとしての仕事の幅も広がるでしょう。
Tomcatを使用するエンジニアに必要なスキル
実際にTomcat案件に対応する際には、Tomcatの知識やスキル以外も求められます。
ここでは、Tomcatを使用して仕事をするエンジニアに必要とされるスキルの例をみていきましょう。
まずはコミュニケーション能力です。
1人の仕事だけで完結するわけではないため、プロジェクトメンバーと連携を図りながら仕事を進めなければいけません。
もちろん、クライアントとの関係を円滑にすることも大切だといえるでしょう。
また、新しい技術に適応するスキルも多くの場合で求められるといえます。
Tomcatは一度学んだら終わりではなく、新しく搭載された機能も積極的に学習していかなければいけません。
知識をアップデートできていれば、より幅広い案件に対応できるといえるでしょう。
そして、Linuxに関する知識やスキルが要求される場合もあります。
Linuxは現在多くの企業が採用しており、Linuxに精通していることでエンジニアとしての価値を上げることができます。
Tomcatと併せてLinuxを学ぶことで、受注できる案件も多くなるのではないでしょうか。
Tomcatを使用した業務内容
Tomcatを使用する案件は多く、実際の業務内容は多岐に渡ります。
その一例として、Linuxベースの特権ID管理ソリューションが挙げられます。
この業務においては、Tomcatに精通している必要があるのはもちろんのこと、Linux構築やLinux環境に関連した業務経験が必須だといえるでしょう。
また、IT全般統制が求められることもあります。
IT業界に長く身を置いている、ベテランエンジニアに向いている業務だといえるかもしれません。
そして、情報漏洩対策です。
情報漏洩対策は、どの企業においても非常に重要であり、ここでミスがあると大きな損害を被ってしまいます。
責任の大きな業務の1つだといえるのではないでしょうか。
Tomcatを学んでエンジニアとしての価値を高めよう
Tomcatはオープンソースのサーブレットコンテナであり、多くの企業で導入されています。
そのためTomcatの知識やスキルが必要とされる案件も多く、Tomcatを知っていることでエンジニアとしての価値を高めることができるといえるでしょう。
Tomcatに馴染みがないという方でも、Tomcatに対応した学習サイトを利用すればスムーズに学ぶことができます。
ぜひこの機会に、Tomcatの勉強をスタートさせてみてはいかがでしょうか。
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