インフラエンジニアであれば、Paloaltoという会社をご存じの方も多いのではないでしょうか。
Paloaltoとは、次世代ファイアウォールやクラウドセキュリティなどのサービスを展開している会社です。
本記事では、実際の求人例をいくつか挙げながら、Paloaltoエンジニアに必須のスキルや、その業務内容について紹介します。
目次
ネットワークセキュリティのPaloalto
ここでは、ネットアークセキュリティのPalo Alto Networks社製品である、次世代ファイアウォールのPAシリーズや、クラウドセキュリティのPrismaシリーズについて紹介します。
次世代ファイアウォール Palo Alto Networks
Palo Alto Networksの次世代ファイアウォールPAシリーズは、従来型のファイアウォールと比べてより強固で、制御が可能になった製品です。
従来のファイアウォールは、プロトコルやポート番号でしか制御できませんでしたが、PAシリーズでは、それに加えて、アプリケーションベースの通信識別及びポリシー制御が可能となっています。
クラウドセキュリティ Prisma
次は、Palo Alto Networksのクラウドセキュリティ、Prismaについて紹介します。
Prismaは、通信の可視化とアプリベースのアクセス制御、データやアセットのリアルタイム把握などをすることで、強固なクラウドセキュリティを実現しています。
Paloaltoを使用するエンジニアに必要なスキル
ここでは、実際の求人情報をもとに、Paloaltoを使用するエンジニアに必要なスキルを紹介していきます。
Paloaltoエンジニアの求人例1
まずは一つ目の例ですが、Paloaltoを用いたネットワーク運用支援の案件では、ネットワークの構築/運用経験、ネットワークスキル(CCNAレベル以上)、報連相の3つが必須スキルとして示されています。
そのほかにも、推奨されるスキルとしてCisco Catalyst, Nexus, BIG-IP, Bluecoatの知識、Paloalto, ASR1002-X, cisco891FJの知識などが挙げられています。
Paloaltoエンジニアの求人例2
2つ目の例として、Paloaltoを用いた仮想デスクトップ周りのネットワーク構築・運用の案件について見ていきます。
必須スキルにはネットワークの構築経験、ネットワークの運用経験、ネットワークスキル(CCNAレベル以上)があります。
Paloaltoエンジニアの求人では、Paloaltoの経験が必須とされていることは少ないようです。
Paloaltoを使用した業務内容
最後に、Paloaltoを使用した業務内容について見ていきましょう。
ここでも、先ほどと同じように実際の求人情報に基づいた業務内容をご紹介します。
Paloaltoを使用した業務内容:求人例1
まずは、先ほど紹介したPaloaltoを用いたネットワーク運用支援の案件の業務内容について見ていきます。
こちらの求人に書いてある業務内容は主にVDI周りのネットワーク構築、運用です。
もう少し細かく言うと、要件定義、基本/詳細設計、製造(コーディン)、テスト項目書作成、単体/結合テスト実施、運用保守などが業務内容として挙げられています。
Paloaltoを使用した業務内容:求人例2
先述のPaloaltoを用いた仮想デスクトップ周りのネットワーク構築・運用の案件について見ていきます。
こちらの求人には案件定義、基本/詳細設計、構築、テスト/評価、運用が業務内容として記載されています。
Paloaltoエンジニアに必要なスキル、業務内容は?
Paloaltoエンジニアに必要なスキルや業務内容について、実際の求人をもとに紹介しました。
Paloaltoエンジニアの求人には、Paloaltoの経験がなくても構わないという物が多いことから、未経験でもPaloaltoエンジニアになれることが分かります。
中には高額な案件もありますので、この機会にPaloaltoエンジニアを目指してみてはいかがでしょう。
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