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PowerShellを使ってインストール済の.NET Frameworkのバージョンを確認する

 

フレームワークでの開発を行うにあたっては、.NET Frameworkを使うことがしばしばあります。最近のパソコンには.NET Frameworkがプリインストールされていることも少なくないため、開発を行うにあたってはバージョン確認をして対応の可否を確認しなければならないこともあるでしょう。

SE
.NET Frameworkのバージョン確認がPowerShellで出来るんですね。
PL
そうです。ただ、OSのバージョンによっては多少の準備と設定変更が必要になるので、その点から詳しく見ていきましょう。

.NET Frameworkのバージョン情報を確認する

.NET Frameworkのバージョン情報を確認するための手順や方法はいくつかありますが、PowerShellを用いる場合には、PowerShellそのものが実行可能であるかを確認する必要があります。PowerShellそのものは特別な実行環境を必要とはしませんが、システム内部にまで影響を及ぼす可能性があるため、OSのバージョンやログインしているユーザー権限によってはデフォルトの設定では実行できません。まずは、この設定から変更していきます。

PowerShellを実行するために実行権限を変更する

PowerShellのコマンドを実行するには管理者権限が必要です。そのため、準備として管理者としてログイン、もしくはログインしているユーザーに権限を付与することで実行可能になります。

PowerShellに入力するコード

バージョン確認に必要な情報を出力するには、PowerShellに情報を出力するコマンドをバッチファイルに入力・作成して実行するか、コンソール画面上で直接コマンドを入力することで取得できます。

PowerShellのコマンドラインでバージョン情報を取得

すると、下記のような実行結果が表示されます。

このコードは、PowerShellのコンソールを起動している状態で実行しています。
PowerShellのバージョンによっては、実行結果のVersionの項目がない場合もあり、Release番号から照合していかなければなりません。

SE
基本は1行のコマンドラインで済むんですね。
PL
そうなりますね。PowerShellのバージョンが新しいと.NET Frameworkのバージョンまで出力してくれるので、リリース番号から照合する手間も省けますよ。

.NET Frameworkのバージョン確認はリリース番号とのすり合わせ

.NET Frameworkのバージョンを出力させるPowerShellのコマンドは基本1行です。PowerShellのバージョンによってはVersion情報が直接出力されないこともあるので、その際にはRelease番号から照合していくと良いでしょう。


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