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jQueryでのValidationの使い方を紹介!Validationを正しく使いこなそう!
- SE
- validationメソッドとはなんでしょうか?
- PM
- このメソッドは、プログラマーが意図した通りにユーザーが入力したかを検証することができるメソッドです。
目次
jQueryでのValidationの使い方を紹介します
今回は、jQueryでのValidationの使い方について説明します。
Validationとは、ユーザが正しく値を入力したかチェックする機能です。例えば、必須項目を入力しているか、メールアドレスの形式で入力しているか、数字で入力しているか、10文字以内で入力しているか、など、様々あります。これらをjQueryで実現できます。
jQueryでのValidationの使い方に興味のある方はぜひご覧ください。
Validationの使い方
Validationを使えるようにするには、jQuery Validationプラグインを利用します。ダウンロードする方法と、ダウンロードせずにcdnを使う方法があります。ここではcdnを使う方法で紹介します。
バージョンがありますので、最新のものを使うようにするとよいでしょう。
ルールの記述方法
Validationのルール記載方法を紹介します。
jQueryで以下のように記述します。
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$("form・formのid・formのclassを指定").validate({
rules : {
部品の名前: {
required: true // ここにルールを記述する
}
}
});
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ルールは複数記述することもできます。代表的なルールとしては、以下があります。
・required : true/false 必須項目
・email : true/false Emailのフォーマットになっているか
・equalTo : “要素名” 要素の値と一致しているか
・number : true/false 数字になっているか
・birth : true/false 日付形式になっているか
・minlength : 数字 最小文字列長を指定
・maxlength : 数字 最長文字列長を指定
上記のいくつかについて、詳細を以降の章で紹介します。
required
Validationのrequiredルールの使い方について紹介します。値が入力されているか否かをチェックします。
HTMLを以下に記載します。
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<form action="" method="post" id="form">
<!-- 名前 -->
<p class="is-error-name"></p>
name : <input type="text" name="name">
<!-- ラジオボタン -->
<p class="is-error-gender"></p>gender :
<input type="radio" name="gender" value="male">male
<input type="radio" name="gender" value="female">female
<!-- セレクトボックス -->
<p class="is-error-select"></p>select :
<select name="select" id="select_id">
<option value="item1">item1</option>
<option value="item2">item2</option>
<option value="item3">item3</option>
</select><br>
<input type="submit">
</form>
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jQueryは以下のように記述します。
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$('#form').validate({
// Validationルール
rules: {
name: {
required: true,
},
gender: {
required: true,
},
select: {
required: true,
},
},
// エラーメッセージ
messages: {
name: {
required: '名前を入力してください',
},
gender: {
required: '性別を選択してください',
},
select: {
required: 'セレクトを選択してください',
},
},
// エラーメッセージ出力箇所
errorPlacement: function(error, element){
var name = element.attr('name');
error.appendTo($('.is-error-'+name));
},
errorElement: "span",
errorClass: "is-error",
});
// selectボックスを未選択にする
var obj = document.getElementById("select_id");
obj.selectedIndex = -1;
|
実行結果は以下のようになります。
See the Pen
jquery_validate2 by kskumd (@kskumd)
on CodePen.
email/equalTo
Validationのemail/equalToルールの使い方について紹介します。emailは、値がメール形式になっているか、equalToは指定要素と値が等しいかをチェックします。
HTMLを以下に記載します。
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<form action="" method="post" id="form">
<!-- mail -->
<p class="is-error-email"></p>
メールアドレス : <input type="mail" name="email">
<p class="is-error-reemail"></p>
確認用メールアドレス : <input type="mail" name="reemail">
<br>
<input type="submit">
</form>
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jQueryは以下のように記述します。
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$(function(){
$('#form').validate({
// バリデーションルール
rules: {
email: {
required: true,
email: true,
},
reemail: {
required: true,
email: true,
equalTo: '[name=email]',
},
},
// エラーメッセージ
messages: {
email: {
required: 'メールアドレスを入力してください',
email: 'メールアドレスの形式で入力してください',
},
reemail: {
required: '確認用メールアドレスを入力してください',
email: 'メールアドレスの形式で入力してください',
equalTo: 'メールアドレスと同じアドレスを入力してください',
},
},
// エラーメッセージ出力箇所
errorPlacement: function(error, element){
var name = element.attr('name');
error.appendTo($('.is-error-'+name));
},
errorElement: "span",
errorClass: "is-error",
});
});
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実行結果は以下のようになります。
See the Pen
jquery_validate3 by kskumd (@kskumd)
on CodePen.
number
Validationのnumberルールの使い方について紹介します。値が数字か否かをチェックします。
HTMLを以下に記載します。
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<form action="" method="post" id="form">
<!-- number -->
<p class="is-error-number"></p>
number : <input type="text" name="number">
<br>
<input type="submit">
</form>
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jQueryは以下のように記述します。
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$('#form').validate({
// Validationルール
rules: {
number: {
required: true,
number : true,
},
},
// エラーメッセージ
messages: {
number: {
required: '必須入力項目です',
number : 'ナンバーを入力してください',
},
},
// エラーメッセージ出力箇所
errorPlacement: function(error, element){
var name = element.attr('name');
error.appendTo($('.is-error-'+name));
},
errorElement: "span",
errorClass: "is-error",
});
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実行結果は以下のようになります。
See the Pen
jquery_validate4 by kskumd (@kskumd)
on CodePen.
- SE
- フォーム要素によって実行されるメソッドなんですね。
- PM
- エラー表示や独自ルールを作成することもできます。ここでは基本の記述方法を紹介しました。
まとめ
いかがでしたでしょうか。jQuery Validationプラグインを利用した、Validationの使い方について説明しました。ルールの記述方法について、ソースコードとともに紹介しました。
ぜひご自身でjQueryのソースコードを書いて、理解を深めてください。
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