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Azure App Serviceでできることと無料で利用する方法の紹介
Amazonが提供するAWS・Googleが提供するGCPと共に肩を並べる、3大クラウドの一つ「Microsoft Azure」。ネットワークやデータベース・AIなどに関連した様々なサービスが展開されていますが、その中でも注目すべきは、アプリケーションを素早く作成できる「App Service」でしょう。今回は、Azure App Serviceでできることや無料で利用する方法を紹介していきたいと思います。
- PL
- ここ最近、その可用性の高さからクラウドに移行する人がどんどん増えているんですよ。
- SE
- 確かに、インフラ周りのことを気にしなくても良いのは大きなメリットですよね。
目次
App Serviceでできること
マイクロソフトが提供するApp Serviceでは、アプリケーションに関する様々なことの実行ができます。具体的には次のとおりです。
実現していること
- アプリケーションの迅速な構築
- 自動スケールと負荷分散
- 高可用性と修正プログラムの自動適用
- Git/Team Foundation Server/GitHub/DevOpsを使用した継続的なデプロイ
- Salesforce/Office 365/Facebookなどの他サービスとの連携
- オンプレミス環境との連携
含まれるサービス
- Web Apps…Webアプリケーション用サービス
- Web App for Containers…Dockerなどのコンテナ用
- API Apps…APIの作成用
対応言語・フレームワーク
.NET/.NET Core/Java/Node.js/Python/PHP/Ruby
このように、App Serviceを使うだけで様々なことを実現できるということがお分かりいただけたかと思います。しかし、これだけ様々なことができると「料金も高いんじゃないか……?」と心配になります。ご安心ください。App Serviceは条件付きで無料で利用することができるのです。
App Serviceを無料で利用できる条件
App Serviceを無料で利用できる条件は次のとおりです。
- Web/モバイル/APIのアプリ…10個まで
- ストレージ…1GBまで
- CPU稼働率…60分/日
上記の条件を越えなければ、無料アカウントの期間(12ヵ月間)関係なく、いつでも無料で利用することができます。無料枠のままCPU稼働率を越えてしまうとアプリがストップしてしまうので、注意が必要です。とはいえ、一人でお試し程度に使う分には十分でしょう。
- PL
- App Serviceでは、開発者が開発だけに専念できるようなサービスがたくさん提供されているんですよ。
- SE
- 最初は無料ですしね!App Serviceを使ってみたくなりました!
App Serviceは使ってみる価値のあるサービス
今回は、Azure App Serviceの概要や無料枠の条件を紹介していきました。企業で開発するときはやはり課金すべきですが、個人で使う分には無料枠でも十分です。「サーバーの構築やメンテナンスが大変……」「より早くアプリケーションを開発したい!」という方は、ぜひ無料枠から利用してみてはいかがでしょうか。
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