Visual Studio Professional 2019の特徴や価格を解説
Visual Studioは、C言語の統合開発環境を使いやすい形で提供しています。Visual Studio 2019ではProfessionalの他に、Community、Enterpriseの2つのバージョンが用意されており、それぞれ基本的な機能は同じですが、付加機能がそれぞれ異なっているようです。
- PG
- Visual StudioのProfessionalエディションと他のエディションの違いってどうなっていますか?
- PM
- 無償、有償といった価格の差以外にも、細かいところで機能の違いがあります。詳しく見ていきましょう。
価格やProfessionalの特徴について
Visual Studio Professional 2019はマイクロソフト社が提供するC言語の統合開発環境ツールです。一つの組織でインストールするライセンス数が6台~249台の場合に利用することになります。料金はサブスクリプション型となっており、毎月ライセンス料を支払う形です。
ライセンス数が5台以下の場合は無料のCommunityエディションを、250台以上の場合はEnterpriseエディションを利用することになります。EnterpriseエディションはProfessionalエディションより利用できる機能が多いですが、料金も高額になっています。
製品ごとの利用金額は以下の通りです。
[table id=23 /] ※Professional、およびEnterpriseエディションの年間契約の場合には、月額契約にはない特典機能がついてます。
他バージョンとの違い
Visual Studio 2019の各エディションにおける機能の違いですが、マイクロソフト社が公開している製品情報によると、CommunityとProfessionalエディションについてはほとんど違いがありません(Professionalエディションの年間有料オプションは別)。
唯一の違いは、型やメソッドの参照数などのデータをエディター上で確認できるCodeLens機能の差です。CommunityエディションにもCodeLens機能はついていますが、機能的にはProfessionalエディションの方が優れています。Enterpriseエディションは、Professionalエディションと比べると、開発環境、テスト・デバッグ機能などの面でサポートされている機能が多くなっているのが特徴です。
どんな開発者に向いているか
Communityエディションは、小規模な会社や個人開発者向けで、Professionalエディションはプロフェッショナル開発者向けになっています。Enterpriseエディションは大規模プロジェクト開発向けです。
- PG
- エディションの違いでターゲットにしている開発者が違うんですね。
- PM
- 利用する機能とインストールする台数にもよりますが、個人で使うならCommunityでも十分でしょう。
ProfessionalとCommunityにはほとんど差が無い
機能的に考えると、有料のProfessionalエディションと無料のCommunityエディションはほぼ同等の機能が備わっています。インストールする台数が6台以上の場合や、有料オプションについてくる特典を利用したい場合にはProfessionalエディションを利用すると良いでしょう。
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