[C#]イベント徹底解説|WindowsFormアプリケーションでのイベント登録方法・ラムダ式での記述方法
- システム
エンジニア - C#でのイベントの扱い方について教えてください。
- プロジェクト
マネージャー - WindowsFormアプリケーションでのイベント登録方法、ラムダ式での記述方法について紹介します。
[C#]イベント徹底解説
今回は、C#でのイベントの扱い方について説明します。Windows Formアプリケーションでのイベント登録方法、ラムダ式での記述方法について紹介します。また、イベントのキャンセル方法や削除方法についても紹介します。
C#でのイベントの扱い方に興味のある方はぜひご覧ください。
イベント登録
C#でのイベント登録方法について紹介します。ここでは、ソースコードからイベント登録します。実際のソースコードを見てみましょう。
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using System;
using System.Windows.Forms;
using System.Drawing;
namespace WindowsFormsApp1
{
public partial class Form1 : Form
{
Button button;
public Form1()
{
// ボタン
button = new Button();
button.Location = new Point(10, 10);
button.Text = "button";
// イベント登録
button.Click += Button1_Click;
this.Controls.Add(button);
}
// ボタンクリックイベント
private void Button1_Click(object sender, EventArgs e)
{
MessageBox.Show("ボタンがクリックされました。");
}
}
}
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実行すると、ボタンクリック時にイベントが発行されて、MessageBoxで「ボタンがクリックされました。」が表示されることが分かります。また、デザイン画面のプロパティ設定画面からでも、ボタンクリックイベントを登録できます。
ラムダ式
C#では、ラムダ式でイベント登録できます。ラムダ式で記述することで、ソースコードがシンプルになります。実際のソースコードを見てみましょう。
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using System;
using System.Windows.Forms;
using System.Drawing;
namespace WindowsFormsApp1
{
public partial class Form1 : Form
{
Button button;
public Form1()
{
// ボタン
button = new Button();
button.Location = new Point(10, 10);
button.Text = "button";
// イベント登録
button.Click += (sender, e) => { MessageBox.Show("ボタンがクリックされました。"); };
this.Controls.Add(button);
}
}
}
|
Button1_Clickメソッドがなくなり、シンプルに記述できます。このようにC#では、ラムダ式でイベント登録できます。
イベントキャンセル
C#でのイベントキャンセル方法について紹介します。ここでは、セーブしないままアプリケーションを終了しようとすると、終了をキャンセルする流れとします。実際のソースコードを見てみましょう。
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using System;
using System.Windows.Forms;
using System.Drawing;
using System.ComponentModel;
namespace WindowsFormsApp1
{
public partial class Form1 : Form
{
Button button;
bool isSaved = false;
public Form1()
{
// ボタン
button = new Button();
button.Location = new Point(10, 10);
button.Text = "save";
// イベント登録
button.Click += (sender, e) => {
MessageBox.Show("Saved!");
isSaved = true;
};
this.Controls.Add(button);
this.Closing += new CancelEventHandler(this.Form1_Closing);
}
private void Form1_Closing(Object sender, CancelEventArgs e)
{
// 未saveの場合
if (!isSaved)
{
// イベントをキャンセルする
e.Cancel = true;
MessageBox.Show("Please save.");
}
// save済みの場合
else
{
e.Cancel = false;
}
}
}
}
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「save」ボタンをクリックせずに×ボタンで終了しようとすると、「Please save.」というメッセージが表示され、アプリケーションを終了できません。「e.Cancel = true;」でイベントをキャンセルしています。
「save」ボタンクリック後であれば、×ボタンでアプリケーションを終了できます。このようにC#では、イベントのキャンセルができます。
イベント削除
C#でのイベント削除方法について紹介します。「button1.Click +=」でイベントを登録できますが、「button1.Click -=」でイベントを削除できます。実際のソースコードを見てみましょう。
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using System;
using System.Windows.Forms;
using System.Drawing;
namespace WindowsFormsApp1
{
public partial class Form1 : Form
{
Button button1, button2;
public Form1()
{
// ボタン
button1 = new Button();
button1.Location = new Point(10, 10);
button1.Text = "button1";
// イベントハンドラ
EventHandler handler1 = (sender, e) => { MessageBox.Show("ボタン1がクリックされました。"); };
// イベント登録
button1.Click += handler1;
this.Controls.Add(button1);
// ボタン
button2 = new Button();
button2.Location = new Point(10, 40);
button2.Text = "button2";
// イベントハンドラ
EventHandler handler2 = (sender, e) => {
MessageBox.Show("ボタン1のイベントハンドラを削除します。");
// イベント削除
button1.Click -= handler1;
button2.Enabled = false;
};
// イベント登録
button2.Click += handler2;
this.Controls.Add(button2);
}
}
}
|
「button1」をクリックするとMessageBoxが表示されますが、button2をクリックするとhandler1が削除されるので、ボタンクリックイベントが削除されます。「button1」をクリックしてもMessageBoxは表示されなくなります。
- システム
エンジニア - C#でのイベントの扱い方についてよくわかりました。
- プロジェクト
マネージャー - WindowsFormアプリケーションでのイベント登録方法から、削除やキャンセル方法もあわせて覚えておくと便利です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。C#でのイベントの扱い方について説明しました。
Windows Formアプリケーションでのイベント登録方法、ラムダ式での記述方法について紹介しました。また、イベントのキャンセル方法や削除方法についても紹介しました。
ぜひご自身でC#のソースコードを書いて、理解を深めてください。
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