[C#]実行ファイルのパス取得方法とは?BaseDirectory・Applicationクラス・CurrentDirectory・Reflection.Assemblyを利用した実行ファイルのパス取得方法
- システム
エンジニア - C#での実行ファイルのパス取得方法を教えてください。
- プロジェクト
マネージャー - AppDomain.CurrentDomain.BaseDirectoryで実行ファイルのパスを取得する方法について紹介します。
[C#]実行ファイルのパス取得方法とは?
今回は、C# Formアプリケーションでの実行ファイルのパス取得方法について説明します。CurrentDomain.BaseDirectory、Applicationクラス、Environment.CurrentDirectory、Reflection.Assemblyなどを利用すれば、実行ファイルのパスを取得できます。
実行ファイルのパスを取得する目的としては、そのパスに含まれる設定ファイルを参照するなどがあげられます。
実行ファイルのパス取得方法に興味のある方はぜひご覧ください。
CurrentDomain.BaseDirectory
C#では、AppDomain.CurrentDomain.BaseDirectoryで実行ファイルのパスを取得できます。実際のソースコードを見てみましょう。
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using System;
using System.Windows.Forms;
namespace WindowsFormsApp1
{
public partial class Form1 : Form
{
public Form1()
{
this.AutoSize = true;
this.Load += Form1_Load;
}
private void Form1_Load(object sender, EventArgs e)
{
Console.WriteLine("System.AppDomain.CurrentDomain.BaseDirectory:" + AppDomain.CurrentDomain.BaseDirectory);
}
}
}
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実行結果すると、コンソールに以下が表示されます。
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System.AppDomain.CurrentDomain.BaseDirectory:C:\Users\user\source\repos\WindowsFormsApp1\WindowsFormsApp1\bin\Debug\
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このようにC#では、AppDomain.CurrentDomain.BaseDirectoryで実行ファイルのパスを取得できます。
Applicationクラス
Windows Formアプリケーションであれば、Applicationクラスのプロパティで実行ファイルのパスを取得できます。実際のソースコードを見てみましょう。
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using System;
using System.Windows.Forms;
namespace WindowsFormsApp1
{
public partial class Form1 : Form
{
public Form1()
{
this.AutoSize = true;
this.Load += Form1_Load;
}
private void Form1_Load(object sender, EventArgs e)
{
// ExecutablePath
Console.WriteLine("Application.ExecutablePath:" + Application.ExecutablePath);
// StartupPath
Console.WriteLine(" Application.StartupPath:" + Application.StartupPath);
}
}
}
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実行結果は以下のようになります。ExecutablePathは実行ファイルまでを含んだパスになります。
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Application.ExecutablePath:C:\Users\user\source\repos\WindowsFormsApp1\WindowsFormsApp1\bin\Debug\WindowsFormsApp1.exe
Application.StartupPath:C:\Users\user\source\repos\WindowsFormsApp1\WindowsFormsApp1\bin\Debug
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このようにC#では、Applicationクラスのプロパティで実行ファイルのパスを取得できます。
Environment.CurrentDirectory
C#では、Environment.CurrentDirectoryで実行ファイルのパスを取得できます。実際のソースコードを見てみましょう。
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using System;
using System.Windows.Forms;
namespace WindowsFormsApp1
{
public partial class Form1 : Form
{
public Form1()
{
this.AutoSize = true;
this.Load += Form1_Load;
}
private void Form1_Load(object sender, EventArgs e)
{
// Environment
Console.WriteLine("Environment.CurrentDirectory:" + Environment.CurrentDirectory);
}
}
}
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実行結果は以下のようになります。CurrentDirectoryはEXE実行中に変化する可能性があるので注意してください。
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Environment.CurrentDirectory:C:\Users\user\source\repos\WindowsFormsApp1\WindowsFormsApp1\bin\Debug
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このようにC#では、Environment.CurrentDirectoryで実行ファイルのパスを取得できます。
Reflection.Assembly
C#では、Reflection.Assemblyクラスのプロパティで実行ファイルのパスを取得できます。実際のソースコードを見てみましょう。
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using System;
using System.Windows.Forms;
namespace WindowsFormsApp1
{
public partial class Form1 : Form
{
public Form1()
{
this.AutoSize = true;
this.Load += Form1_Load;
}
private void Form1_Load(object sender, EventArgs e)
{
// GetEntryAssembly
Console.WriteLine("System.Reflection.Assembly.GetEntryAssembly().Location :" + System.Reflection.Assembly.GetEntryAssembly().Location);
// GetExecutingAssembly
Console.WriteLine("System.Reflection.Assembly.GetExecutingAssembly().Location:" + System.Reflection.Assembly.GetExecutingAssembly().Location);
}
}
}
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実行結果は以下のように、実行ファイルまでを含んだパスになります。GetEntryAssemblyは、EXEなどのエントリポイントのアセンブリ情報を取得します。GetExecutingAssemblyは、EXEやDLLのアセンブリ情報を取得します。
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System.Reflection.Assembly.GetEntryAssembly().Location :C:\Users\user\source\repos\WindowsFormsApp1\WindowsFormsApp1\bin\Debug\WindowsFormsApp1.exe
System.Reflection.Assembly.GetExecutingAssembly().Location:C:\Users\user\source\repos\WindowsFormsApp1\WindowsFormsApp1\bin\Debug\WindowsFormsApp1.exe
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このようにC#では、Reflection.Assemblyクラスのプロパティで実行ファイルのパスを取得できます。
- システム
エンジニア - C#での実行ファイルのパス取得方法について理解できました。
- プロジェクト
マネージャー - C#Formアプリケーションでの実行ファイルのパス取得方法について理解を深めましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。C# Formアプリケーションでの実行ファイルのパス取得方法について説明しました。
ここでは、CurrentDomain.BaseDirectory、Applicationクラス、Environment.CurrentDirectory、Reflection.Assemblyを利用した、実行ファイルのパス取得方法を紹介しました。
ぜひご自身でC#のソースコードを書いて、理解を深めてください。
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