[VB.NET]タイマーの使い方とは？開始・終了メソッドの使い方、カウントダウンタイマーの実現方法を紹介
![[VB.NET]タイマーの使い方とは？開始・終了メソッドの使い方、カウントダウンタイマーの実現方法を紹介](/dotnet/column/wp-content/uploads/2020/07/pixta_21130325_M-1024x473.jpg)
- システム
エンジニア - VB.NETタイマーの使い方について教えてください。
- プロジェクト
マネージャー - 使い方について紹介しましょう。
[VB.NET]タイマーの使い方とは？
今回は、VB.NETでのタイマーの使い方について説明します。タイマーは、指定時間ごとに処理する場合に使用します。基本的な使い方や、開始・終了メソッドの使い方、カウントダウンタイマーの実現方法について紹介します。
VB.NETでのタイマーの使い方に興味のある方はぜひご覧ください。
タイマーコントロールについて
VB.NETでのタイマーコントロールのプロパティやメソッドについて紹介します。
・Enabledプロパティ：Timerの実行状態を取得・設定する
・Intervalプロパティ：Timerのインターバルを取得・設定する
・Startメソッド：Timerを開始する
・Stopメソッド：Timerを停止する
基本的な使い方
VB.NETでのタイマーコントロールの基本的な使い方を紹介します。実際のソースコードを見てみましょう。
|
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
32
33
34
35
36
|
Public Class Form1
Dim Label1 As Label
Dim WithEvents Timer1 As Timer
Public Sub New()
InitializeComponent()
' Lavel
Label1 = New Label
Label1.Location = New Point(10, 10)
Me.Controls.Add(Label1)
' Timer
Timer1 = New Timer
End Sub
''' <summary>
''' Form Loadイベント
''' </summary>
Private Sub Form1_Load(sender As Object, e As EventArgs) Handles Me.Load
' ラベルに現在時刻を表示
Me.Label1.Text = Now.ToString("hh:mm:ss")
' Timerの間隔を1000msecに設定
Me.Timer1.Interval = 1000
' Timerを開始
Me.Timer1.Enabled = True
End Sub
''' <summary>
''' Timer Tickイベント
''' </summary>
Private Sub Timer1_Tick(sender As Object, e As EventArgs) Handles Timer1.Tick
' ラベルに現在時刻を表示
Me.Label1.Text = Now.ToString("hh:mm:ss")
End Sub
End Class
|
開始すると、現在時刻を1秒ごとに表示します。このようにVB.NETでは、タイマーコントロールで周期的に処理ができます。
開始と停止
VB.NETでのタイマーコントロールの開始・停止方法を紹介します。実際のソースコードを見てみましょう。
|
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
32
33
34
35
36
37
38
39
40
41
42
43
44
45
46
47
48
49
50
51
52
53
54
55
56
57
58
59
60
61
62
63
64
|
Public Class Form1
Dim Label1 As Label
Dim WithEvents Timer1 As Timer
Dim WithEvents Button1, Button2 As Button
Public Sub New()
InitializeComponent()
' Lavel
Label1 = New Label
Label1.Location = New Point(10, 10)
Me.Controls.Add(Label1)
' Timer
Timer1 = New Timer
' Button
Button1 = New Button
Button1.Location = New Point(10, 40)
Button1.Text = "Start"
Me.Controls.Add(Button1)
Button2 = New Button
Button2.Location = New Point(100, 40)
Button2.Text = "Stop"
Me.Controls.Add(Button2)
End Sub
''' <summary>
''' Form Loadイベント
''' </summary>
Private Sub Form1_Load(sender As Object, e As EventArgs) Handles Me.Load
' ラベルに現在時刻を表示
Me.Label1.Text = Now.ToString("hh:mm:ss")
' Timerの間隔を1000msecに設定
Me.Timer1.Interval = 1000
' Timerを開始
Me.Timer1.Enabled = True
End Sub
''' <summary>
''' Timer Tickイベント
''' </summary>
Private Sub Timer1_Tick(sender As Object, e As EventArgs) Handles Timer1.Tick
' ラベルに現在時刻を表示
Me.Label1.Text = Now.ToString("hh:mm:ss")
End Sub
''' <summary>
''' 「Start」ボタンClickイベント
''' </summary>
Private Sub Button1_Click(sender As Object, e As EventArgs) Handles Button1.Click
' Timerを開始
Me.Timer1.Start()
End Sub
''' <summary>
''' 「Stop」ボタンClickイベント
''' </summary>
Private Sub Button2_Click(sender As Object, e As EventArgs) Handles Button2.Click
' Timerを停止
Me.Timer1.Stop()
End Sub
End Class
|
「Stop」ボタンでTimerが停止し、「Start」ボタンでTimerが開始します。このようにVB.NETでは、Startメソッド / StopメソッドでTimerコントロールの開始・停止ができます。
カウントダウンタイマー
VB.NETでのカウントダウンタイマーの実現方法を紹介します。実際のソースコードを見てみましょう。
|
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
32
33
34
35
36
37
38
39
40
41
42
43
44
45
46
47
48
49
50
51
52
53
54
55
56
57
58
59
60
61
62
63
64
65
66
67
68
69
70
71
72
73
74
75
76
77
78
79
80
81
82
83
84
85
86
87
|
Public Class Form1
Dim Label1 As Label
Dim WithEvents Timer1 As Timer
Dim WithEvents Button1, Button2, Button3 As Button
Public Sub New()
InitializeComponent()
' Lavel
Label1 = New Label
Label1.Location = New Point(10, 10)
Me.Controls.Add(Label1)
' Timer
Timer1 = New Timer
' Button
Button1 = New Button
Button1.Location = New Point(10, 40)
Button1.Text = "Start"
Me.Controls.Add(Button1)
Button2 = New Button
Button2.Location = New Point(100, 40)
Button2.Text = "Stop"
Me.Controls.Add(Button2)
Button3 = New Button
Button3.Location = New Point(190, 40)
Button3.Text = "Reset"
Me.Controls.Add(Button3)
End Sub
''' <summary>
''' Form Loadイベント
''' </summary>
Private Sub Form1_Load(sender As Object, e As EventArgs) Handles Me.Load
' ラベルを10に設定
Me.Label1.Text = "10"
' Timerの間隔を1000msecに設定
Me.Timer1.Interval = 1000
' Timerを開始
Me.Timer1.Enabled = True
End Sub
''' <summary>
''' Timer Tickイベント
''' </summary>
Private Sub Timer1_Tick(sender As Object, e As EventArgs) Handles Timer1.Tick
' 0になったらタイマーを止める
If Label1.Text = "0" Then
Timer1.Enabled = False
Else
' デクリメントする
Dim nowcount = Label1.Text
Dim newcount = Integer.Parse(nowcount) - 1
Label1.Text = newcount.ToString()
Timer1.Enabled = True
End If
End Sub
''' <summary>
''' 「Start」ボタンClickイベント
''' </summary>
Private Sub Button1_Click(sender As Object, e As EventArgs) Handles Button1.Click
' Timerを開始
Me.Timer1.Start()
End Sub
''' <summary>
''' 「Stop」ボタンClickイベント
''' </summary>
Private Sub Button2_Click(sender As Object, e As EventArgs) Handles Button2.Click
' Timerを停止
Me.Timer1.Stop()
End Sub
''' <summary>
''' 「Reset」ボタンClickイベント
''' </summary>
Private Sub Button3_Click(sender As Object, e As EventArgs) Handles Button3.Click
' Timerを停止
Me.Timer1.Stop()
' ラベルを10に設定
Me.Label1.Text = "10"
End Sub
End Class
|
Tickイベントでデクリメントして、0になったらTimerを停止します。
- システム
エンジニア - VB.NETのタイマーの使い方について理解できました。
- プロジェクト
マネージャー - 基本的な使い方をマスターして理解を深めましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。VB.NETでのタイマーの使い方について説明しました。タイマーは、指定時間ごとに処理する場合に使用します。基本的な使い方や、開始・終了メソッドの使い方、カウントダウンタイマーの実現方法について紹介しました。
ぜひご自身でVB.NETソースコードを書いて、理解を深めてください。
FEnet.NETナビ・.NETコラムは株式会社オープンアップシステムが運営しています。
株式会社オープンアップシステムはこんな会社です
秋葉原オフィスには株式会社オープンアップシステムをはじめグループのIT企業が集結！
数多くのエンジニアが集まります。
-
スマホアプリから業務系システムまで
スマホアプリから業務系システムまで開発案件多数。システムエンジニア・プログラマーとしての多彩なキャリアパスがあります。
-
充実した研修制度
毎年、IT技術のトレンドや社員の要望に合わせて、カリキュラムを刷新し展開しています。社内講師の丁寧なサポートを受けながら、自分のペースで学ぶことができます。
-
資格取得を応援
スキルアップしたい社員を応援するために資格取得一時金制度を設けています。受験料(実費)と合わせて資格レベルに合わせた最大10万円の一時金も支給しています。
-
東証プライム上場企業グループ
オープンアップシステムは東証プライム上場「株式会社オープンアップグループ」のグループ企業です。
安定した経営基盤とグループ間のスムーズな連携でコロナ禍でも安定した雇用を実現させています。
株式会社オープンアップシステムに興味を持った方へ
株式会社オープンアップシステムでは、開発系エンジニア・プログラマを募集しています。
年収をアップしたい！スキルアップしたい！大手の上流案件にチャレンジしたい！
まずは話だけでも聞いてみたい場合もOK。お気軽にご登録ください。
新着案件New Job
-
開発エンジニア/東京都品川区/【WEB面談可】/在宅ワーク
月給29万～30万円東京都品川区(大崎駅) -
遠隔テストサービス機能改修/JavaScript/東京都港区/【WEB面談可】/テレワーク
月給45万～60万円東京都港区(六本木駅) -
病院内システムの不具合対応、保守/東京都豊島区/【WEB面談可】/テレワーク
月給30万～30万円東京都豊島区(池袋駅) -
開発/JavaScript/東京都豊島区/【WEB面談可】/テレワーク
月給50万～50万円東京都豊島区(大塚駅) -
債権債務システム追加開発/東京都文京区/【WEB面談可】/在宅勤務
月給62万～67万円東京都文京区(後楽園駅) -
PMO/東京都豊島区/【WEB面談可】/在宅勤務
月給55万～55万円東京都豊島区(池袋駅)
関連記事Related Posts
-
VB.NETをおすすめする3つの理由とは？VBAとの違いや勉強方法を解説
VB.NETの特徴 VB.NETは、Microsftが開発したプログラミング言語です。.NET系のアプリ開発ができ、初めてでも学びやすいのが最大の特徴です。 画面を使ったアプリも簡単に作れるので、学習の難易度 + 作れる […]
-
VB.NETでの配列初期化方法とは？宣言と初期化・サイズを指定・ReDimで再宣言・要素固定の一括初期化
VB.NETでの配列初期化方法とは？ 今回は、VB.NETでの配列の初期化方法について説明します。ここでは、宣言と初期化、サイズ指定、ReDimで再宣言、一括初期化、コピーで初期化について紹介します。 VB.NETでの配 […]
-
VB.NETでのXMLの読み書き方法とは？シリアライズやデシリアライズの方法を紹介
[VB.NET]XMLの読み書き方法とは？ 今回は、VB.NETでのXMLの読み書き方法について説明します。 オブジェクトをファイルなどに書き込むことをシリアライズ、ファイルなどからオブジェクトを読み出すことをデシリアラ […]
-
VB.NETでのUsing句の使い方とは？Using句の使い方と例外処理
VB.NETでのUsing句の使い方とは？ 今回は、VB.NETでのUsing句の使い方について説明します。Using句を使用すると、明示的にDisposeを記述せずにリソースを解放できます。 解放漏れがなくなりますし、 […]
-
VB.NETでのSharedの使い方とは？Shared変数・コンストラクタ・メソッド
VB.NETでのSharedの使い方とは？ 今回は、VB.NETでのShared修飾子の使い方について説明します。Shared修飾子を付与したメンバは、インスタンスを作成しなくても存在します。もちろん、インスタンスを作成 […]
