Javaのelseifの使い方を紹介!|elseifの正しい使い方を覚えよう
- システム
エンジニア
- プロジェクト
マネージャー - elseifとは複数の条件式を使い判断するときに使用します。使い方を見ていきましょう。
Javaのelseifの使い方とは?
今回は、Javaでのelseifの使い方について説明します。
条件文としてif文を使用することはよくあります。
複数の条件式を使って判定したい場合に、elseifを使用します。
ここでは、elseifの書式から紹介します。
また、複数の条件式を使い判定する構文として、switchがあります。
条件文によっては、elseifをswitchに書き換えることもできます。
elseifとswitchの使い分けについても紹介します。
Javaでのelseifの使い方に興味のある方はぜひご覧ください。
基本的な使い方
Javaでのif, elseif, elseの基本的な使い方について紹介します。
if, elseif, elseは、以下の書式です。
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if(条件式1) {
// 条件式1がtrueの場合に実行する処理;
} else if (条件式2) {
// 条件式2がtrueの場合に実行する処理;
} else {
// すべての条件式がfalseの場合に実行する処理;
}
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それでは、実際のソースコードを見てみましょう。
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public class Main {
public static void main(String[] args) throws Exception {
int score = 75;
// score 80 点以上
if (score >= 80) {
System.out.println("score >= 80");
// score 60 点以上 80 点未満
} else if (score >= 60) {
System.out.println("80 > score >= 60");
// score 60 点未満
} else {
System.out.println("score < 60");
}
}
}
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実行結果は以下のようになります。
80 > score >= 60
elseifの条件式がtrueになるため、「80 > score >= 60」が出力されています。
複数のelseif
Javaでは、elseifを複数記述もできます。
elseifを複数記述する場合は、以下の書式です。
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if(条件式1) {
//条件式1がtrueの場合に実行する処理;
} else if (条件式2) {
//条件式2がtrueの場合に実行する処理;
} else if (条件式3) {
//条件式3がtrueの場合に実行する処理;
} else if (条件式4) {
//条件式4がtrueの場合に実行する処理;
} else if (条件式5) {
//条件式5がtrueの場合に実行する処理;
:
} else if (条件式N) {
//条件式Nがtrueの場合に実行する処理;
} else {
// すべての条件式がfalseの場合に実行する処理;
}
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条件式2, 3, 4, 5, … のように、複数の条件式を記述できます。
実際のソースコードを見てみましょう。
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public class Main {
public static void main(String[] args) throws Exception {
int score = 35;
// score 80 点以上
if (score >= 80) {
System.out.println("score >= 80");
// score 60 点以上 80 点未満
} else if (score >= 60) {
System.out.println("80 > score >= 60");
// score 40 点以上 60 点未満
} else if (score >= 40) {
System.out.println("60 > score >= 40");
// score 20 点以上 40 点未満
} else if (score >= 20) {
System.out.println("40 > score >= 20");
// score 20 点未満
} else {
System.out.println("score < 20");
}
}
}
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実行結果は以下のようになります。
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40 > score >= 20
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if文は条件式1から順番に評価されますので、「40 > score >= 20」が出力されます。
条件式を逆から記述する場合は考慮が必要です。
実際のソースコードを見てみましょう。
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public class Main {
public static void main(String[] args) throws Exception {
int score = 75;
// score 20 点未満
if (score < 20) {
System.out.println("score < 20");
// score 20 点以上 40 点未満
} else if (40 > score && score >= 20) {
System.out.println("40 > score >= 20");
// score 40 点以上 60 点未満
} else if (60 > score && score >= 40) {
System.out.println("60 > score >= 40");
// score 60 点以上 80 点未満
} else if (80 > score && score >= 60) {
System.out.println("80 > score >= 60");
// score 80 点以上
} else {
System.out.println("score >= 80");
}
}
}
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実行結果は以下のようになります。
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80 > score >= 60
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このようにJavaでは、elseifを複数記述することもできます。
switch
Javaでは、複数の条件式を使った判定を行う構文として、switchがあります。
条件文によっては、elseifをswitchに書き換えることもできます。
実際のソースコードを見てみましょう。
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public class Main {
public static void main(String[] args) throws Exception {
int score = 35;
switch (score / 20){
// score 80 点以上
case 4:
System.out.println("score >= 80");
break;
// score 60 点以上 80 点未満
case 3:
System.out.println("80 > score >= 60");
break;
// score 40 点以上 60 点未満
case 2:
System.out.println("60 > score >= 40");
break;
// score 20 点以上 40 点未満
case 1:
System.out.println("40 > score >= 20");
break;
// score 20 点未満
default:
System.out.println("score < 20");
break;
}
}
}
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実行結果は以下のようになります。
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40 > score >= 20
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scoreを20で割った結果で条件分岐しています。
このようにJavaでは、複数の条件式を使った判定を行う構文として、switch文でも記述できるケースがあります。
elseifとswitchの使い分け
Javaにおいて、複数の条件式を使った判定を行う点ではif,elseifもswitchも同じです。
どのように使い分ければ良いかの基準を紹介します。
if文は条件式のtrueまたはfalseで条件分岐します。条件式を上から順に判定します。
switch文は、変数の値によって条件分岐します。
条件式で分岐する場合はif文の方が良いでしょう。
値で分岐する場合は、switch文の方が良いでしょう。
今回の例では、if文で書いたほうが良いと思います。
switch文でも記述できますが、拡張性が低いです。
例えば、今回は点数を20点刻みとしましたが、「60~80だけは10点刻みにしたい」などの変更がある場合、switch文では対応できなくなります。
無理にswitchで書こうとすると処理が煩雑になり、バグを埋め込む要因になります。
用途に応じて使い分けてください。
- システム
エンジニア - Javaでのelseifの使い方がわかりました。
- プロジェクト
マネージャー - elseifの使い方や書式は理解いただけたでしょうか?ぜひ実際にコードを書いてみてください。
elseifの正しい使い方を覚えよう
Javaでのelseifの使い方について説明しました。
条件文としてif文を使用することはよくあります。
複数の条件式を使った判定を行いたい場合にelseifを使用します。
elseifの書式から基本的な使い方について紹介しました。
また、複数の条件式を使った判定を行う構文として、switchがあります。
条件文によっては、elseifをswitchに書き換えることもできます。
elseifとswitchの使い分けについても紹介しました。
ぜひご自身でJavaのソースコードを書いて、理解を深めてください。
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