C#でのファイルの存在チェック方法とは？ファイルの存在チェック・ファルダの存在チェック・再帰的な存在チェック・ワイルドカードでの存在チェック
- システム
エンジニア - C#でのファイルの存在チェックには、どのような方法がありますか？
- プロジェクト
マネージャー - 基本的なチェック方法にExistsメソッドがあります。
C#でのファイルの存在チェック方法とは？
今回は、C#でのファイルの存在チェック方法について説明します。ファイルの存在チェックはif文で使用することが一般的です。ファイルが存在する場合の処理、存在しない場合の処理のように分岐します。ここでは、ファイルの存在チェック、ファルダの存在チェック、再帰的な存在チェック、ワイルドカードでの存在チェックについて紹介します。
C#でのファイルの存在チェック方法に興味のある方はぜひご覧ください。
ファイルの存在チェック
C#でのファイルの存在チェック方法を紹介します。File.Exists関数を使用します。実際のソースコードを見てみましょう。
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using System;
using System.IO;
namespace ConsoleApplication1
{
class Program
{
public static void Main()
{
string filePath1 = @"C:\test\test1.txt"; // 存在するファイル
string filePath2 = @"C:\test\test2.txt"; // 存在しないファイル
Console.WriteLine("File.Exists({0}):{1}", filePath1, File.Exists(filePath1)); // File.Exists(C:\test\test1.txt):True
Console.WriteLine("File.Exists({0}):{1}", filePath2, File.Exists(filePath2)); // File.Exists(C:\test\test2.txt):False
}
}
}
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実行結果は以下のようになります。ファイルが存在する場合はTrue、存在しない場合はFalseを返却します。
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File.Exists(C:\test\test1.txt):True
File.Exists(C:\test\test2.txt):False
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このようにC#では、File.Exists関数でファイルの存在チェックができます。
ファルダの存在チェック
C#でのフォルダの存在チェック方法を紹介します。Directory.Exists関数を使用します。実際のソースコードを見てみましょう。
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using System;
using System.IO;
namespace ConsoleApplication1
{
class Program
{
public static void Main()
{
string dirPath1 = @"C:\test"; // 存在するフォルダ
string dirPath2 = @"C:\test2"; // 存在しないフォルダ
// フォルダの存在チェック（Directory.Exists）
Console.WriteLine("Directory.Exists({0}):{1}", dirPath1, Directory.Exists(dirPath1)); // Directory.Exists(C:\test):True
Console.WriteLine("Directory.Exists({0}):{1}", dirPath2, Directory.Exists(dirPath2)); // Directory.Exists(C:\test2):False
// ファイルの存在チェック（File.Exists）をフォルダに対して使用してもFalseになる
Console.WriteLine("File.Exists({0}):{1}", dirPath1, File.Exists(dirPath1)); // File.Exists(C:\test):False
Console.WriteLine("File.Exists({0}):{1}", dirPath2, File.Exists(dirPath2)); // File.Exists(C:\test2):False
}
}
}
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実行結果は以下のようになります。フォルダが存在する場合はTrue、存在しない場合はFalseを返却します。
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Directory.Exists(C:\test):True
Directory.Exists(C:\test2):False
File.Exists(C:\test):False
File.Exists(C:\test2):False
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このようにC#では、Directory.Exists関数でフォルダの存在チェックができます。
再帰的な存在チェック
C#でのファイルの再帰的な存在チェック方法を紹介します。Directory.EnumerateFiles関数を使用します。実際のソースコードを見てみましょう。
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using System;
using System.IO;
using System.Linq;
namespace ConsoleApplication1
{
class Program
{
public static void Main()
{
string dirPath = @"C:\test";
// フォルダを再帰的に検索して存在確認（存在するファイル test1.txt）
int fileCount = (from file in Directory.EnumerateFiles(dirPath, "test1.txt", SearchOption.AllDirectories)
select file).Count();
// 1つ以上あれば存在している
bool exist = fileCount > 0;
Console.WriteLine(exist); // True
// フォルダを再帰的に検索して存在確認（存在しないファイル test1.txt）
fileCount = (from file in Directory.EnumerateFiles(dirPath, "test2.txt", SearchOption.AllDirectories)
select file).Count();
// 1つ以上あれば存在している
exist = fileCount > 0;
Console.WriteLine(exist); // False
}
}
}
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実行結果は以下のようになります。フォルダを再帰的に検索して存在確認しています。
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True
False
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このようにC#では、ファイルを再帰的に検索して存在チェックできます。
ワイルドカードでの存在チェック
C#でのワイルドカードを使用した存在チェック方法を紹介します。Directory.GetFiles関数を使用します。実際のソースコードを見てみましょう。
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using System;
using System.IO;
namespace ConsoleApplication1
{
class Program
{
public static void Main()
{
string dirPath = @"C:\test";
// テキストファイルを取得
var fileList1 = Directory.GetFiles(dirPath, "*.txt");
// 1つ以上あれば存在している
bool exist = fileList1.Length > 0;
Console.WriteLine(exist); // True
// Wordファイルを取得
fileList1 = Directory.GetFiles(dirPath, "*.docx");
// 1つ以上あれば存在している
exist = fileList1.Length > 0;
Console.WriteLine(exist); // False
}
}
}
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実行結果は以下のようになります。ワイルドカードで拡張子検索しています。
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2
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True
False
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このようにC#では、ワイルドカードでの存在チェックができます。
- システム
エンジニア - ワイルドカードを使えば、条件に一致したファイルの存在をチェックできるのですね。
- プロジェクト
マネージャー - 上記のような方法を拡張子検索と呼びます。また、ファイルとディレクトリではクラスが異なるので、気をつけてください。
まとめ
いかがでしたでしょうか。C#でのファイルの存在チェック方法について説明しました。ここでは、ファイルの存在チェック、ファルダの存在チェック、再帰的な存在チェック、ワイルドカードでの存在チェックについて紹介しました。
ぜひご自身でソースコードを書いて、理解を深めてください。
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