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jQueryのselectタグとは?selectタグの操作方法を紹介

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    システム
    エンジニア
    jQueryのselectについて、詳しく知りたいです。

    プロジェクト
    マネージャー
    selectタグはoptionタグと組み合わせることで、ドロップダウンメニューを実現することができるんですよ。

    jQueryのselectとは?


    jQueryはJavaScriptで利用できるフリーの高機能なライブラリです。jQueryでselectと言えば、HTMLのselectタグをjQueryの機能で操作することを意味します。

    JavaScriptでjQueryを利用する場合は、htmlファイルのheadタグ内で以下のようにjQueryのライブラリを設定します。なおjQueryは定期的にバージョンアップされるので、最新かどうかを確認した方が良いでしょう。

    <script src=”https://code.jquery.com/jquery-3.5.1.min.js”></script>

    HTMLのselectタグについて

    jQueryでselectタグを操作する方法を解説する前に、selectタグがどのような機能を持っているかについて説明しましょう。selectタグはoptionタグと組み合わせることで、以下のようなドロップダウンメニューを実現することができます。

    またselectタグにmultipleを指定することで、複数選択ができるようになります。

    selectタグの中のvalueを取得する

    まずはjQueryでselectタグの値を取得してみましょう。selectタグによるドロップダウンメニューはHTMLでは以下のようになっています。

    <select id=”number”>
    <option value=”0″>Please select.</option>
    <option value=”1″>No.1>/option>
    <option value=”2″>No.2>/option>
    <option value=”3″>No.3>/option>
    <option value=”4″>No.4>/option>
    </select>

    selectタグの中のoptionタグのvalue要素を取得するjQueryは以下になります。

    $(document).ready(function(){
    $(‘#number’).change(function() {
    var v = $(‘option:selected’).val();
    console.log(v);
    })
    });

    jQueryの基礎

    jQueryのコードはheadタグの中のscriptタグに記述します。

    <html>
    <head>
    <scriptsrc=”https://code.jquery.com/jquery-3.5.1.min.js”></script>
    <script type=”text/javascript”>
    (ここにJQueryを記述)
    </script>
    </head>
    <body>
    (ここにHTMLタグを記述)
    </body>
    </html>

    コードが長くなる場合はheadに以下のように記述して、別のjsファイルの中に記述しましょう。

    <script type=”text/javascript” src=”script.js”></script>

    jQueryの最初の$(document).readyのdocumentはhtml全体を指し、readyはそれを読み込んだらfunctionの内容を実行するという意味です。jQueryでは$()の中身をセレクタ、それに続く.が付いたワードをメソッドと呼びます。

    changeメソッドとvalメソッド

    functionの中の$(‘#number’).changeは、idがnumberのselectタグに変化があった場合にメソッドの処理を行います。changeメソッドでselectに変化が生じた時に指定したfunctionの処理を行います。

    changeメソッドで指定したfunctionでは、’option:selected’で選択されたoptionタグに対しvalメソッドを呼び出しています。valメソッドはvalueの値を取得できます。その結果を変数のvに入れています。そしてvをコンソールにログ出力しています。

    コンソールはGoogle Chromeの場合は対象のhtmlページが表示されている時にF12キーでDevToolsを立ち上げ、Consoleタブを選ぶと見ることができます。なおコンソールではなくポップアップ表示の方が良ければ、alert(value);で小さなウィンドウにvの内容を表示できます。

    valメソッドは選択もできる

    valメソッドは値を取得するだけでなく、設定することもできます。

    $(document).ready(function(){
    $(‘#number’).val(2);
    });

    こうするとドロップダウンメニューが最初からNo.2が選ばれた状態になります。なお以下のようにoptionタグにselectedを付けても同様のことが出来ます。

    <option value=”2″ selected>No.2</option>

    selectの複数選択

    冒頭で説明したように、以下のようにselectタグにmultipleを付ければ複数選択できるようになります。今回はbuttonタグも追加します。

    <select id=”number”>
    <option value=”0″>Please select.</option>
    <option value=”1″>No.1>/option>
    <option value=”2″>No.2>/option>
    <option value=”3″>No.3>/option>
    <option value=”4″>No.4>/option>
    </select>
    <button>button</button>

    jQueryは以下のようにしてください。

    $(document).ready(function(){
    $(‘button’).click(function() {
    var v = $(‘#number’).val();
    console.log(v);
    })
    });

    valメソッドは複数の値にも対応できる

    今回は$(‘button’).clickによりボタンがクリックされた時にfunctionの処理を行います。functionでは今までと同じようにvalで値を取得しています。このままで複数選択にも対応できるのです。No.2とNo.3を選んでボタンを押すと、コンソールのログには以下のように出力されます。

    [“2”, “3”]

    JavaScriptの配列の形式で表示されるということですね。

    optionタグの追加と削除

    jQueryはselectタグのoptionの追加も簡単にできます。ここまでのサンプルのタグに対し、以下のようにすれば5番目のoptionを追加できます。

    $(document).ready(function(){
    $(‘#number’).append(‘<option value=”5″>No.5</option>’);
    });

    逆に削除する場合は、以下のようにします。

    $(document).ready(function(){
    $(‘option[value=”2″]’).remove();
    });

    これでvalueが2のoptionタグを削除できます。以下のような方法もあります。

    $(document).ready(function(){
    $(‘option’).remove(‘:contains(“No.2”)’);
    });

    この場合はテキストがNo.2のoptionタグを削除します。

    システム
    エンジニア
    このようにして、selectタグを扱うのですね。

    プロジェクト
    マネージャー
    実際に自分でコードを書いて、覚えていくと良いでしょう。

    JQueryのselectタグの操作は簡単

    jQueryのselectタグ操作について解説しましたが、ご理解頂けましたでしょうか。簡単にできることが分かったのではないかと思います。jQueryを駆使して素晴らしいWebサイトを作成しましょう。

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