JavaScriptでのsubstringメソッドを使用した文字列の切り出し方
- システム
エンジニア - 文字列の切り出し方について教えてください。
- プロジェクト
マネージャー - ここではsubstringメソッドを利用した文字列の切り出し方法についてみていきましょう。
JavaScriptでのsubstringメソッドの使い方とは？
今回は、JavaScriptでのsubstringメソッドを使用した文字列の切り出し方について説明します。
文字列から必要な部分のみを切り出すことはよくあります。JavaScriptでは色々な文字列操作メソッドが用意されており、使用用途に応じて使い分ける必要があります。
先頭からN文字切り出す
JavaScriptでは、substringメソッドを使用して、文字列の先頭からN文字分を切り出すことができます。substringメソッドは、第1引数に切り出し開始インデックス、第2引数に切り出し終了インデックスを指定します。
実際のソースコードを見てみましょう。
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let org = "あいうえお";
//substring()で切り出し。第1引数に切り出し開始インデックス、第2引数に切り出し終了インデックスを指定する。
let str = org.substring(0, 3);
console.log(str); // あいう
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実行結果は以下のようになります。
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あいう
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substringメソッドは、文字数よりも大きな値を指定すると、すべての文字を取得できます。
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let org = "あいうえお";
//substring()で切り出し。第1引数に切り出し開始インデックス、第2引数に切り出し終了インデックスを指定する。
let str = org.substring(0, 10);
console.log(str); // あいうえお
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実行結果は以下のようになります。
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1
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あいうえお
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すべての文字が取得できていることが分かります。このように、JavaScriptではsubstringメソッドを使用して、文字列の先頭からN文字分を切り出すことができます。
先頭からN文字目を切り出す
JavaScriptでは、substringメソッドを使用して、先頭からN文字目を切り出すことができます。
実際のソースコードを見てみましょう。
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let org = "あいうえお";
//substring()で切り出し。第2引数に第1引数+1を指定することで、1文字だけ切り出す。
let str = org.substring(1, 2);
console.log(str); // い
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実行結果は以下のようになります。
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い
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substring(1, 2)とすることで、2文字目のみを切り出すことができます。このように、JavaScriptではsubstringメソッドを使用して、先頭からN文字目を切り出すことができます。
末尾からN文字切り出す
JavaScriptでは、substringメソッドを使用して、文字列の末尾からN文字分を切り出すことができます。
実際のソースコードを見てみましょう。
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let org = "あいうえお";
//substring()で末尾3文字を切り出し。
let str = org.substring(org.length -3);
console.log(str); // うえお
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実行結果は以下のようになります。
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うえお
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substringメソッドに引数1つだけにすると、指定インデックス以降の文字列を最後まで取得できます。
lengthメソッドで、文字列長を取得できます。これらのメソッドを組み合わせて、文字列の末尾からN文字分を切り出すことができます。
末尾からN文字目を切り出す
JavaScriptでは、substringメソッドを使用して、文字列の末尾からN文字目を切り出すことができます。
実際のソースコードを見てみましょう。
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let org = "あいうえお";
//substring()で末尾3文字目を切り出し。
let str = org.substring(org.length -3, org.length -2);
console.log(str); // う
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実行結果は以下のようになります。
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1
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う
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文字列の末尾から3文字目を切り出していることが分かります。このようにJavaScriptでは、substringメソッドを使用して、文字列の末尾からN文字目を切り出すことができます。
中ほどからN文字切り出す
JavaScriptでは、substringメソッドを使用して、文字列の中ほどからN文字切り出すことができます。
実際のソースコードを見てみましょう。
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let org = "あいうえお";
//substring()で中ほどからN文字を切り出し。
let str = org.substring(1, 4);
console.log(str); // いうえ
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実行結果は以下のようになります。
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いうえ
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文字列の2文字目から4文字目までを切り出していることが分かります。このように、JavaScriptではsubstringメソッドを使用して、文字列の中ほどからN文字切り出すことができます。
指定した文字までを切り出す
JavaScriptでは、指定した文字列までを切り出すことができます。
実際のソースコードを見てみましょう。
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let org = "あいうえお";
// 指定文字のインデックス
let index = org.indexOf('う');
//substring()で指定した文字までを切り出し。
let str = org.substring(0, index+1);
console.log(str); // あいう
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実行結果は以下のようになります。
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あいう
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指定キーワードは”う”なので、”う”までの文字列が取得できていることが分かります。indexOfメソッドで、指定文字が含まれるインデックスを取得できます。取得したインデックスまでの文字列を切り出すことで、指定した文字までを取得できます。
キーワードが2文字以上の文字列であっても切り出せます。
ここでは、キーワードは”うえ”とします。実際のソースコードを見てみましょう。
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let org = "あいうえお";
// 指定文字のインデックス
let index = org.indexOf('うえ');
index += 'うえ'.length;
//substring()で指定した文字までを切り出し。
let str = org.substring(0, index);
console.log(str); // あいうえ
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実行結果は以下のようになります。
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あいうえ
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インデックスを文字列長で加算し、substringメソッドで使用します。このように、JavaScriptでは指定した文字列までを切り出すことができます。
指定した文字以降を切り出す
JavaScriptでは、指定した文字列以降を切り出すことができます。指定文字は、複数文字でも可能です。実際のソースコードを見てみましょう。
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let org = "あいうえお";
// 指定文字のインデックス
let index1 = org.indexOf('う');
let index2 = org.indexOf('うえ');
//substring()で指定した文字以降を切り出し。
let str1 = org.substring(index1);
let str2 = org.substring(index2);
console.log(str1); // うえお
console.log(str2); // うえお
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実行結果は以下のようになります。
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うえお
うえお
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このように、JavaScriptでは、指定した文字列以降を切り出すことができます。
- システム
エンジニア - 文字数を指定して切り出すことも可能なんですね。
- プロジェクト
マネージャー - はい。ここで紹介した以外にも様々な文字列の切り出し方法があります。
まとめ
JavaScriptでの、substringメソッドを使用した文字列の切り出し方について説明しました。不要な部分を削除し、新たな文字列として切り出す方法について理解を深められたでしょうか。
ぜひご自身でソースコードを書いて、さらに理解を深めてください。
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