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【C#入門】C#で1次元配列と多次元配列を作成する

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公開日時:   更新日時:
【C#入門】C#で1次元配列と多次元配列を作成する
この記事でわかること
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    C#で配列を使いこなせると、実装の幅がすごく広がります。
    配列とは、同じ型のデータを並べたものであり、1次元配列と多次元配列があります。
    この記事では配列とはなにか、配列を使うと何がどう便利になり、どう実装の幅が広がるのかを紹介します。

    プログラマー
    プログラミングを便利にするものに、配列というのがあると聞きました。C#での使い方を教えてください。
    プロジェクト
    リーダー
    配列を使いこなせると、複数のデータを扱うのがすごく楽になります。内容を一緒に確認しましょう!

    C#の配列でできること

    配列とは同じ型のデータを並べたものです。

    例えば、月ごとの日数を1月から並べると、以下のようになります。

    1月は31日、2月は28日(この例ではうるう年ではないとします)、3月は31日、というように月ごとの日数は数値型のデータを並べたものになります。

    また他にも、月ごとの英語を1月から並べると、以下のようになります。

    1月はJanuary、2月はFebruary、3月はMarchというように、月ごとの英語は文字列型のデータを並べたものになります。

    上記のように、データが1列に並ぶ配列を1次元配列と呼びます。

    続いて、上記の月ごとの英語に略称も付けてみます。

    1つの月ごとに英語と略称を並べています。1月の場合は” January, Jan.”で1つの1次元配列となります。
    先ほどの1次元配列は横1列でしたが、そこに各月分の縦の並びが増えています。
    これが多次元配列、上記の例は2次元配列となります。

    配列の次元が多くなればなるほど、扱えるデータ量が増えますが、3次元以上になると分かりづらいコードになってしまうことも確かです。

    実際に開発をしていく際には、1次元配列と2次元配列を理解することが重要です。

    C#での配列の作成方法

    1次元配列の例

    まず、1次元配列の作成方法を紹介します。
    先ほど、上記で記載した月ごとの日数を表す配列を作成します。

    実行すると、結果は以下のようになります。

    1次元配列の実行結果

    配列は変数を宣言する際に、型に対して[]を付けます。
    上記の例だと、int型の配列にしたいので、int[]としています。

    配列として使用する値は、{}で囲ったうえで、カンマ区切りで値を定義します。

    配列の値を使用する際には、days[2]という形でインデックスを指定します。
    インデックスとは[]内に入力する、配列の位置を指定するもので、0から始まります。
    そのため、上記の例では3月のデータを指定していますが、days[2]と指定しています。

    多次元配列の例

    続いて、多次元配列の作成方法です。
    本記事では2次元配列の例を紹介します。
    先ほど、上記で記載した月ごとの英語と略称を表す配列を作成します。

    実行すると、結果は以下のようになります。

    2次元配列の実行結果

    多次元配列の場合は変数を宣言する際に、型に対して[,]を付けます。
    上記の例では、string型の配列にしたいので、string[,]としています。

    2次元配列として使用する場合は、値の定義を{}を二重で囲っています。

    2次元配列の値を使用する際には、days[3,0]という形でインデックスを指定します。
    3次元以上の配列を使用したい場合は、値を定義する際の{}の数と値を参照する際のインデックスの指定を[3,0,0]というように増やしていくことで3次元以上の配列が使用可能です。

    プログラマー
    配列を使用すると、複数のデータを扱うのが簡単になりますね。
    プロジェクト
    リーダー
    そうですね。複数のデータを扱う時は配列を使うと簡単にできるので、1次元配列、多次元配列を共に理解して使っていきましょう。

    配列を使うと、複数のデータを扱うのが簡単になる

    1次元配列、多次元配列は複数のデータを扱う際に、実装が簡単にできます。
    開発の現場では、同じ種類の複数のデータを扱うことは多いので、配列の使い方をしっかり理解して実装の幅を広げていきましょう。

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