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Rubyでできること3つとは?おすすめの学習サイトや参考書を紹介

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Rubyでできること3つとは?おすすめの学習サイトや参考書を紹介
この記事でわかること
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    システム
    エンジニア
    Rubyをマスターしたいのですが、実際にどこから勉強すればいいのか迷っています。
    プロジェクト
    マネージャー
    スキルアップのひとつですね。では効率的な勉強方法をみていきましょう。

    Rubyとは何か


    Rubyは、プログラミング言語の一種で、1995年に日本で誕生しました。現在のネット上にあるWebサイトの中で、Rubyによって作られているサイトはかなり増えています。

    プログラムの未経験な初心者でも理解しやすいため、扱いやすいということで人気があります。今回はRuby未経験者への、おすすめの学習方法やサイト、書籍などを紹介していきます。

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    Ruby on Railsとは?

    Rubyに欠かせないのが、「Ruby on Rails」です。これはWebアプリケーションのフレームワークです。フレームワークとは、プログラミング言語で、あらかじめひな形として作られているものです。それを利用すれば手間が省けて、利便性が高くなります。

    かつてはHTMLなどで作られた静的サイトが主流でしたが、近年ではコンテンツの進化で動的なウェブサイトも増えています。Rubyは動的サイトに適しています。

    Rubyでできること3つ


    Rubyを知っておくといくつか便利な点があります。プログラミングに慣れていない方や、他の言語ではやっていたけどRubyに触れるのは未経験という方でも、一度マスターすればかなり役立つ言語だと言えます。

    そこで、Rubyをマスターすることで、具体的にどのような利点が生まれるのかをご紹介します。

    1:Webアプリケーション開発

    まず、Rubyでできることとして最初に思いつくのが、Webアプリケーション開発です。

    Rubyが得意とするのは、アプリ開発の分野と言ってもいいでしょう。なぜなら、Ruby on Railsや、8000以上ある「Rails用パッケージ」を活用することで、スピーディーで効率的なプログラミングが可能だからです。

    2:ショッピングサイトの構築

    Rubyでは、クレジットカードなどのオンライン決済機能、商品を入れるカート機能、注文機能といった実装ができるため、ショッピングサイト・通販サイトの作成が可能です。

    中でもRailsにある「Solidus」というパッケージを利用すれば、決済機能などの仕組みが簡単にプログラミングできます。

    3:SNSサイトの構築

    Rubyを使えば、例えばTwitterやFacebookといったSNSの開発も可能です。

    具体的には、SNSに欠かせない各種機能が実装できます。ユーザー情報登録、ログイン機能、チャット、投稿のフォーマットやシステムなど、独自のSNSを作ろうと思えばその分の機能がフルにプログラミングできます。

    【OS別】Rubyをインストールする方法3選


    ここからは、OS別にRubyをインストールする方法について紹介します。

    OSごとにRubyのインストール状況が異なるため、お使いの端末に合わせた方法でインストールを進める必要があります。

    それでは、OSごとの手順を見ていきましょう。

    1:Windowsの場合

    Windowsの場合は、Rubyがインストールされていないため、実行環境のインストールが必要です。

    まずはWindows向けのRubyInstallerをインストールし、インストーラーの手順に従いRubyのインストールを進めましょう。

    セットアップ完了の画面が表示されれば、Rubyのインストールは完了です。

    2:Linuxの場合

    Linuxの場合もRubyがインストールされていないため、インストールが必要です。

    Rubyには、rbenvなどのバージョン管理ツールが存在しますが、ツールのプラグインを利用するとRubyのインストールが可能になります。

    ツールにはいくつか種類があるため、使いやすいと感じるツールを選んでインストールしましょう。

    3:Macの場合

    Macの場合は、Rubyが搭載されているためインストール必須ではありませんが、バージョンアップが必要となる場合があります。

    Macでは、Homebrewやrbenvなどを使用することで違うバージョンのRubyをインストールできます。

    ターミナルで「ruby -v」というコマンドを実行し、最新バージョンが表示されれば完了です。

    Ruby未経験者におすすめの学習方法5選


    Rubyは、プログラム未経験者でも学びやすい言語として、近年ではますます人気が高まっています。そのため、学習できる環境やツールなども充実し始めている現状です。

    では、Ruby未経験者にもおすすめできる学習方法について、いくつか紹介しましょう。

    1:未経験者向けの学習サイトを探す

    最近では、無料もしくは数千円程度で利用できる学習サイトが増えています。Rubyを含めたプログラミング言語未経験者にはうってつけなものばかりです。それに自分のペースで学習できるのがメリットです。

    ただし注意点としては、不明点が生じた場合の対応をしてくれるか否かを事前に確認しておく必要があります。サポートサービスを提供するサイトもありますが、やはりリアルなスクールと比べるとやや劣ります。

    2:未経験者向けの書籍で学習する

    Rubyの学習方法として欠かせないのは書籍です。学習サイトを見ているだけでは足りない部分が生じます。より知識の網羅性が優れているのは書物で、他の方法と一緒に併用すれば、もっと理解を深めることができます。

    ただし本を選ぶ際は、プログラミング未経験者向けの入門書など受け入れやすい書籍を選ぶようにしましょう。選び方を間違うと難易度が高い本を選んでしまい、読むだけで苦労してしまいかねません。

    3:プログラミングスクールに通う

    Rubyの習得は、プログラム未経験から始める場合が多く、そのための効率的なカリキュラムを用意するスクールも増えてきました。有力な学習方法としては、やはり講師が直接指導したり、質問に答えてくれるプログラミングスクールがおすすめです。

    計画的かつ効率的に勉強が出来ます。スクールの欠点があるとすれば、それなりに費用負担がかかることです。予算を検討した上で、スクールも利用してみるといいでしょう。

    4:未経験者歓迎のIT企業で働き経験を積む

    求人案内を探してみれば、未経験者でも歓迎してくれるIT系企業もあります。就業形態はアルバイトやパート、正社員などさまざまですが、形態にこだわらずに未経験としてまず応募してみるのも方法の一つです。

    比較的簡単な業務からスタートし実務経験を積んでいけることと、スキルアップしながら給与も貰えるので一石二鳥です。最初はアルバイトからでも構わないという方なら、おすすめの方法です。

    5:自分の能力の評価に繋がる資格を取得する

    一つの指針として、評価に値する資格の取得から始めてみるのもよいでしょう。Rubyの場合、資格としては、「Ruby Association」主催の「Ruby技術者認定試験」があります。

    Rubyの基礎と応用、エンジニアの能力を客観的評価するための資格として認定されています。目標を持ったほうが学習意欲も湧いてきますので、資格取得自体がスキルアップになります。それに取得後の転職時にアピールできる武器にもなります。

    Ruby入門におすすめの学習サイト4選


    Rubyの学習方法として、プログラミングスクールに通ってみたいとは思っているが、予算の都合があって行けない方や、その前に独学でも学んでみて様子をみたいという方は多いはずです。

    そこで、Rubyを含めてプログラミング未経験でも学びやすい学習サイトを紹介します。まずは、Rubyの技術について知りたい、興味のある方は、ぜひ参考にしてみてください。

    1:Rubyがミニツク

    17のレッスンによって構成され、好きなところから視聴ができます。レッスンごとにテキスト、ドリル、演習問題が掲載され、ブラウザ上で答え合わせができます。

    しかもRuby開発者まつもと氏当人が動画にて解説しています。Rubyを学ぶ上で信ぴょう性が高いと言えます。ただしRubyを別途インストールする必要がありますので、事前に準備をしておきましょう。

    2:Schoo

    Schooは、生放送の授業がモットーの学習サイトです。放送後は録画ストックされます。基本的に生放送は無料で利用できますが、録画授業はプレミアム会員が見ることができます。カリキュラムの種類も豊富で、英語から教養、自己啓発など幅広いジャンルの講座があります。

    流れはパーソナリティと講師が会話で進めていくWeb授業です。Ruby未経験者用の番組もありますが、事前にインストールが別途必要です。

    3:ドットインストール

    プログラミング学習サイトとしては、かなり豊富なカリキュラムがそろっています。Ruby以外には、HTML、PHPなどにも対応しています。

    動画は3分構成なので、要点が詰まっていて何度も見返しながら重要ポイントが整理できます。そのため多少ITの実務経験がある方、他の言語でのプログラミングの経験があるというRuby未経験者に向いている内容です。

    4:Udemy

    Ruby未経験者の中でも、フレームワークのRuby on Railsについて詳しく知りたいという方に向いている学習サイトです。内容は英語によるものが多いですが、日本語教材としてRuby on Railsについても触れています。

    ただしベネッセと提携を始めたことから、今後は日本語のコンテンツ動画も増えていく可能性を秘めているのでおすすめです。

    Ruby入門におすすめの参考書6選


    現在では、ネット上だけでも、未経験から気軽にRubyのプログラミング学習が始められるWebサービスが登場してきました。

    しかし、全体を体系的に学ぶのであれば、参考書を読み込んで知識を得ることも大切な学習方法です。

    ここからは、Ruby未経験者が学びやすい書籍を6冊ピックアップして紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

    1:プロを目指す人のためのRuby入門

    他のプログラミングに関して経験がある方向けの、Ruby入門書です。Rubyについては全く未経験だけど、他のプログラミング言語と比較してどう違うのかなどが理解しやすい内容です。

    テスト開発やデバッグのやり方といった、現場で必要となる知識を知りたい方におすすめです。この本から、Rubyの自由な取り扱いや楽しさの理由、未経験者でもわかりやすい理由が理解できます。

    2:3ステップでしっかり学ぶ Ruby入門

    Rubyをこれから学習するという人をターゲットに、文法の基本やプログラミングのポイントなどを丁寧に解説している未経験者向けの本です。

    構成は、予習から実践、そして復習へと3つのプロセスを踏むようにできています。Ruby未経験者で、プログラミングも初めてという超初心者が読むのに適しています。

    3:ゼロからわかるRuby超入門 はじめてのIT技術講座

    プログラミング自体がまったく初めての、未経験者向けRuby入門書です。一橋大学社会学部でプログラミングの講義経験を持つ筆者による説明で、初歩ながら実用性のある内容になっています。

    プログラミングに初めて触れる方だけではなく、他の言語での経験もある方、Ruby on Railsを学んでみたい方でも最適です。

    4:たった1日で基本が身に付く!Ruby on Rails超入門

    Rubyのひな型である「Ruby on Rails」について興味がある方や、webアプリを作成した経験があり、さらに理解しておきたいという方へ、一から丁寧に解説している内容です。

    どちらかと言えば、全くの未経験者というよりも、Railsに触れたことがある人に向いています。

    5:改訂2版 パーフェクトRuby

    Rubyの基本から実践的な部分まで取り揃えており、入門レベルからステップアップした内容となっています。体系的な知識が学びたい人、入門的な知識がありRubyへの理解を深めたい人に適しています。

    なお、このテキストはRuby2.4までの内容となっていますので、学習したいバージョンを確認することをおすすめします。

    6:たのしいRuby第5版

    Ruby入門書としては定番の本で、プログラミング未経験者、入門者に寄り添った内容が特徴です。Rubyの導入や基礎的内容をはじめ、実践編も存在するためしっかりと学べます。

    プログラミングの入門者で網羅的な知識を得たい人、基礎を身につけたい人に向いている本と言えます。

    Rubyエンジニアの将来性


    Rubyは日本初のプログラミング言語ながら、世界的に安定した需要のある言語となっています。

    主にスタートアップで使用されることが多いほか、WebサービスでRubyが使用されるケースも多いことから、Rubyエンジニアの将来性は期待できると言ってもいいでしょう。

    また、平均年収や需要の面からも期待できる言語でもあります。

    平均年収

    Rubyは世界的に見て平均年収が高めの言語となっており、Rubyエンジニアの需要も高まりつつあります。

    対応できる範囲によっても年収に差があり、サーバーサイドだけでなくフロントエンドの対応も可能である場合は年収を高めることが可能です。

    エンジニア不足

    Rubyは、国内において人気がある他の言語に比べると、エンジニアの人数が不足している言語です。

    そのため、Rubyができるエンジニアというだけでも重宝される可能性があります。

    システム
    エンジニア
    まったくの初心者でも勉強できるのですね。しかもネットなら自由な時間に学べます。
    プロジェクト
    マネージャー
    この際資格取得も視野に、本格的に勉強してみましょう。何事もリアクションを起こすことが重要です。

    入門者向けの学習方法を知ってRubyを学んでみよう


    ここまではRubyとは何か、Rubyでできることは何かということや、学習するのにオススメの方法を紹介しました。

    日本発祥のRubyは学習サイトや参考書が多くあるため、プログラミング未経験者や入門者の方でも学習しやすいほか、高い年収や需要が見込まれる言語でもあります。

    自分に合った方法を選んで、Rubyの学習を進めていきましょう。

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