VB.netで0埋め文字列の作成をするには？作成方法や削除を解説
- システム
エンジニア - C#でのComboBoxの初期値についはどこで指定できますか。
- プロジェクト
マネージャー - C#ではSelectedIndexプロパティやSelectedItemプロパティで初期値を指定できます。
VB.netでの0埋めについて
今回は、「VB.netでの0埋め」についてご説明します。
VB.netでは、文字列関数を使用して、0埋め文字列を作成することができます。また、0埋めした文字列から数値へ変換することもできます。
VB.netでの0埋めに興味のある方は、ぜひご覧ください。
0埋め文字列の作成（toString）
「VB.net」で0埋め文字列を作成するには、「toStringメソッド」の引数にフォーマットを指定します。
“0000000000”とすると、10桁で0埋めの文字列になります。
実際のソースコードを見てみましょう。
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public class compiler
shared function Main as integer
Dim number As Integer = 12345
Console.WriteLine("4けた0埋め ：" & number.ToString("0000"))
Console.WriteLine("5けた0埋め ：" & number.ToString("00000"))
Console.WriteLine("6けた0埋め ：" & number.ToString("000000"))
Console.WriteLine("7けた0埋め ：" & number.ToString("0000000"))
Console.WriteLine("8けた0埋め ：" & number.ToString("00000000"))
Console.WriteLine("9けた0埋め ：" & number.ToString("000000000"))
Console.WriteLine("10けた0埋め：" & number.ToString("0000000000"))
return 0
End function
end class
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実行結果は以下のようになります。
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4けた0埋め ：12345
5けた0埋め ：12345
6けた0埋め ：012345
7けた0埋め ：0012345
8けた0埋め ：00012345
9けた0埋め ：000012345
10けた0埋め：0000012345
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指定された桁で、0埋め文字列が作成できていることが分かります。見て分かるように、指定桁数よりも数字が大きい場合でも、切り捨てなどはされません。
たとえば、「ToString」の引数に”D10″としても、10桁で0埋めの文字列になります。
実際のソースコードを見てみましょう。
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public class compiler
shared function Main as integer
Dim number As Integer = 12345
Console.WriteLine("4けた0埋め ：" & number.ToString("D4"))
Console.WriteLine("5けた0埋め ：" & number.ToString("D5"))
Console.WriteLine("6けた0埋め ：" & number.ToString("D6"))
Console.WriteLine("7けた0埋め ：" & number.ToString("D7"))
Console.WriteLine("8けた0埋め ：" & number.ToString("D8"))
Console.WriteLine("9けた0埋め ：" & number.ToString("D9"))
Console.WriteLine("10けた0埋め：" & number.ToString("D10"))
return 0
End function
end class
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実行結果は以下のようになります。
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4けた0埋め ：12345
5けた0埋め ：12345
6けた0埋め ：012345
7けた0埋め ：0012345
8けた0埋め ：00012345
9けた0埋め ：000012345
10けた0埋め：0000012345
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実行結果が先ほどと同じになりました。
このように、「toStringメソッド」の引数にフォーマットを指定すると、0埋めの文字列を作成できます。
0埋め文字列の作成（Format）
「VB.net」の「String.Formatメソッド」でも、0埋めの文字列を作成できます。この場合に指定する引数は、前述の「toStringメソッド」と似ています。
実際のソースコードを見てみましょう。
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public class compiler
shared function Main as integer
Dim number As Integer = 12345
Console.WriteLine("9けた0埋め ：" & String.Format("{0:000000000}", number))
Console.WriteLine("10けた0埋め ：" & String.Format("{0:0000000000}", number))
Console.WriteLine("9けた0埋め ：" & String.Format("{0:D9}", number))
Console.WriteLine("10けた0埋め ：" & String.Format("{0:D10}", number))
return 0
End function
end class
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実行結果は以下のようになります。
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9けた0埋め ：000012345
10けた0埋め ：0000012345
9けた0埋め ：000012345
10けた0埋め ：0000012345
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「String.Formatメソッド」では、幅指定かつ0埋めの文字列を作成できます。
実際のソースコードを見てみましょう。
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public class compiler
shared function Main as integer
Dim number As Integer = 12345
Console.WriteLine("10けた幅で8桁0埋め：" & String.Format("{0, 10:D8}", number))
Console.WriteLine("10けた幅で7桁0埋め：" & String.Format("{0, 10:D7}", number))
return 0
End function
end class
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実行結果は以下のようになります。
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10けた幅で8桁0埋め： 00012345
10けた幅で7桁0埋め： 0012345
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このように「String.Formatメソッド」でも、0埋めの文字列の作成をすることができます。
0埋め文字列の作成（PadLeft）
さらに、「VB.net」の「PadLeftメソッド」でも、0埋めの文字列を作成できます。
実際のソースコードを見てみましょう。
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public class compiler
shared function Main as integer
Dim number As Integer = 12345
Console.WriteLine("10けた0埋め右詰め：" & number.ToString().PadLeft(10, "0"c))
Console.WriteLine("9けた0埋め右詰め ：" & number.ToString().PadLeft(9, "0"c))
Console.WriteLine("10けた*埋め右詰め：" & number.ToString().PadLeft(10, "*"c))
return 0
End function
end class
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実行結果は以下のようになります。
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10けた0埋め右詰め：0000012345
9けた0埋め右詰め ：000012345
10けた*埋め右詰め：*****12345
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このメソッドでは、PadLeftで指定した桁数と文字で文字列を埋めることが可能になります。ここでは、「0埋め」をしたいので、第2引数の文字に”0″を指定しています。
さらに、「char型」を指定する必要があるので、”0″のあとに”c”をつけています。もちろん、0以外の文字を指定することも可能です。
0埋めの削除
次に、0埋めで作成した文字列から、0埋め部分を削除した文字列を作成してみましょう。この場合は、VB.netのValメソッドで数字に変換し、CStrメソッドで文字列に変換します。
実際のソースコードを見てみましょう。
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public class compiler
shared function Main as integer
Dim output As String
Dim output2 As String
Dim number As Integer = 12345
output = number.ToString("D10")
Console.WriteLine( "10けた0埋め：" & output)
output2 = CStr(Val(output))
Console.WriteLine( "0埋め削除後：" & output2)
return 0
End function
end class
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実行結果は以下のようになります。
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10けた0埋め：0000012345
0埋め削除後：12345
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このように、0埋めで作成した文字列から0埋め部分を削除した文字列を作成できます。
数値に変換
「VB.net」の「Parseメソッド」で、0埋め文字列を数値に変換できます。
実際のソースコードを見てみましょう。
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public class compiler
shared function Main as integer
Dim output As String
Dim output2 As Integer
Dim number As Integer = 12345
output = number.ToString("D10")
Console.WriteLine( "10けた0埋め：" & output)
output2 = Integer.Parse(output)
Console.WriteLine( "Parse後 ：" & output2)
return 0
End function
end class
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実行結果は以下のようになります。
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10けた0埋め：0000012345
Parse後 ：12345
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このように、Parseメソッドで、0埋め文字列を数値に変換できます。
- システム
エンジニア - VB.netで0埋め文字列を作成するには「toStringメソッド」、「Formatメソッド」、「PadLeftメソッド」を使用するのですね。
- プロジェクト
マネージャー - その通りです。0埋めした文字列部分のみを削除したり、数値に変換することもできますよ。
VB.netのソースコードを書いてみよう
いかがでしたでしょうか。「VB.net」で0埋め文字列を作成するには、「toStringメソッド」や「Formatメソッド」、および「PadLeftメソッド」を使用します。
さらに、0埋めした文字列部分のみを削除したり、数値に変換することもできます。
ぜひご自身でVB.netのソースコードを書いて、理解を深めてください。
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