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C#のプログラム言語の特徴8選|よく使われる場面4選なども紹介

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C#のプログラム言語の特徴8選|よく使われる場面4選なども紹介
この記事でわかること
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    プログラマー
    C#ってよく聞きますけど、詳しくはどんな言語なのでしょうか?教えてください!
    プロジェクト
    マネージャー
    C#はJavaと書き方が似ていて、アプリやゲーム開発にも使われる言語です。この記事で特徴などを詳しく紹介していきますね!

    C#とは?


    C#とはマイクロソフト社が開発、リリースしているプログラミング言語です。クラス、プロパティ、メソッドなどからなるオブジェクト指向型の言語で、同じくオブジェクト指向型の「Java」と似ている部分が多くあります。

    基本的な構文はC言語やC++をもとに作られており、Windowsとの親和性が非常に高いです。

    最近ではWindowsの他にも、Mac OSやiOS、Android環境、UnityでもC#を使用して開発することができます。

    C#の取得難易度とは

    C#は、C言語やC++の構文をもとに作られてはいますが、C言語ほど難しくはありません。構文自体がJavaと似ているため、Javeに慣れている方にとっては覚えやすい言語となっています。

    また、C#は統合開発環境のVisual Studioで開発することを前提として作られており、これにはソースコードの補助機能があるため、そういった面から見ても取得難易度はそれほど高くないといえるでしょう。

    C#がよく使われる場面4選


    続いて、開発をする際にC#がよく使われる場面が4つあります。

    ここまで、C#やC#の取得難易度について説明しましたが、実際にC#とはどのような場面で使われているのでしょうか。

    ここでは、C#がよく使われているWebアプリ開発やゲーム開発、クロスプラットフォーム開発、GUIアプリ開発について、どういったフレームワーク/プラットフォームを使っているのかも併せて、わかりやすく説明します。

    C#がよく使われる場面1:Webアプリ開発

    C#がよく使われる場面の1つ目とは、Webアプリ開発です。ここでいうWebアプリとは、Twitterや食べログのようにWeb上で動かすアプリのことです。

    こちらはVisual Studioの中でも、ASP.NET CoreやASP.NET 4.xのようなフレームワークを使っての開発が主となるでしょう。

    Visual Studioには、C#コードを補完してくれる補助機能があるので、使う場面は多くなります。

    C#がよく使われる場面2:ゲーム開発

    C#がよく使われる場面の2つ目とは、ゲーム開発です。PCゲームやPS4などの普段よく目にするゲームも、C#で開発することができます。

    ゲーム開発においてC#を使う場合は、Unityというプラットフォームを使っての開発が主となるでしょう。

    Unityとは、大手メーカーも使っているゲーム専門のプラットフォームです。Unity以外にもFlutterなどでも開発が可能ですが、主流なのはUnityです。

    C#がよく使われる場面3:クロスプラットフォーム開発

    C#がよく使われる場面の3つ目とは、クロスプラットフォーム開発です。C#は、ASP.NET CoreやUnityを始めとして、Flutter、Xamarinなど様々なプラットフォームで使うことができます。

    C#は、クロスプラットフォームとして主流なもので大体使うことができます。

    そのため、クロスプラットフォーム開発をする際にはC#の世話になる方も多いのではないでしょうか。

    C#がよく使われる場面4:GUIアプリ開発

    C#がよく使われる場面の4つ目とは、GUIアプリ開発です。GUIアプリとは、画像やアイコンなどを画面操作(マウスクリックなど)することで動かせるアプリです。

    こういったGUIアプリもC#で開発することができます。

    GUIアプリの開発では、WinForms(Windows Forms)やWPF(Windows Presentation Foundation)のようなフレームワークを使うことが多くなるでしょう。

    C#のプログラム言語の特徴8選


    C#はJavaの後発言語ですから、Javaの良いところを上手に組み込んで開発されています。

    C#独自の特徴のひとつとして挙げられるのが、「LINQ」機能です。Language INtegrated Query(統合言語クエリ)は、統一された文法で様々なデータの集まり(データベース、XMLデータなど)に対してアクセスすることを可能にします。

    この機能を利用することによってデータの扱い方を共通化でき、開発の生産性を上げることにも繋がります。

    定期的にアップデートされ、2019年8月現在の最新版はC#8.0です。caseやbreakを省略してswitch文を簡潔にした「switch式」など、簡潔にコードを書ける機能が追加されています。

    C#のプログラム言語の特徴1:言語がオブジェクト指向

    そんなC#のプログラム言語の特徴1つ目とは、言語がオブジェクト指向であることです。オブジェクト指向とは、操作対象となるオブジェクト(データ構造)を中心にプログラムを構築していく方法のことです。

    言語がオブジェクト指向だと、コードの再利用をしたり、コードの一部のみを変更したりすることができるため、プログラマにとっては良いことずくしです。

    そのため、最近ではオブジェクト指向の言語の需要が増えてきています。

    C#のプログラム言語の特徴2:C#とJavaの文法が似ている

    C#のプログラム言語の特徴2つ目とは、C#とJavaの文法が似ていることです。何度か説明した通り、C#とJavaは似ている部分が多くあります。

    そのため、Javaに使い慣れている方であれば、C#について少し勉強するだけで使いこなすことができます。

    逆にいうと、C#を使いこなせる方であれば、少し勉強するだけでJavaを使いこなせるようになるということです。

    C#のプログラム言語の特徴3:C#の汎用性が高い

    C#のプログラム言語の特徴3つ目とは、C#の汎用性が高いことです。C#はとにかく様々な面で使うことができます。

    例えば、マイクロソフト公式のポータルサイト「MSN」や、検索エンジン「Bing」といった有名なサービスは、C#言語で作られています。

    また他にもUnityのようなクロスプラットフォームにも対応しているため、C#だけでWebサイトからアプリまで多種多様なものを作ることができるのです。

    C#のプログラム言語の特徴4:GUIアプリ開発は楽になる

    C#のプログラム言語の特徴4つ目とは、GUIアプリ開発は楽になることです。C#は、統合開発環境であるVisual Studioがサポートしているため、GUIフォームアプリを簡単に、かつ綺麗に作成することができます。

    フォームに作りたい画面のボタンやテキストボックスをドラッグ&ドロップするだけで、簡単にフォームアプリを開発できるため、簡単に画面デザインを行うことができるようになるのです。

    C#のプログラム言語の特徴5:開発環境が優れている

    C#のプログラム言語の特徴5つ目とは、開発環境が優れていることです。C#は、Visual Studioを使うことを前提として作られた言語であり、そのVisual Studioは開発環境として非常に優れているのです。

    Visual Studioには補完機能があるため、生産性に優れています。

    C#はVisual Studioとセットでインストールされるのが一般的なため、慣れていない方にもおすすめできます。

    C#のプログラム言語の特徴6:言語機能の高さ

    C#のプログラム言語の特徴6つ目とは、言語機能の高さです。C#は開発環境だけでなく、言語としての機能も優秀です。

    C#は、LINQという統合言語クエリや、ラムダ式という関数の簡略記法を用いてプログラミングをすることができます。

    また、他にも非同期処理やnull条件演算子、null許容参照型、 switch式など、どんどん機能が増えてきていることからもC#の言語機能の高さが伺えるでしょう。

    C#のプログラム言語の特徴7:ライブラリが優れている

    C#のプログラム言語の特徴7つ目とは、ライブラリが優れていることです。C#には、開発環境である.NET FrameworkにBase Class Library(BLC)というものがあります。

    BLCとは、マイクロソフトが作成したプログラム群のことです。これを使うことで、ある程度のプログラムであれば、BLCの中にあるプログラムを引用することで簡単に実行することができます。

    C#のプログラム言語の特徴8:Windowsやマイクロソフトとの相性が優れている

    C#のプログラム言語の特徴8つ目とは、Windowsやマイクロソフトとの相性が優れていることです。C#はマイクロソフトの提供しているツールで開発がサポートされているため、Windowsやマイクロソフト製品との相性が良いです。

    特に、Windows向けアプリケーションやマイクロソフトの製品と連携するようなものを開発したい場合には、C#はうってつけの言語といえます。

    C#のデメリットとは


    C#にはデメリットもあります。それは、OS開発はできないことや、.NET Frameworkの互換性が完全ではないことです。

    C#はハード制御をすることができません。

    また、C#で開発したアプリをWindowsで動作させるために必要な実行環境の「.NET Framework」には、3.5系統と4系統のように互換性がないバージョンがあります。

    C#を使用する際はこのようなデメリットに気を付ける必要があります。

    プログラマー
    データファイルっていろいろありますけど、C#では文法を統一できるんですね。これは便利!
    プロジェクト
    マネージャー
    そうですね。C#は特にWindows環境で使いやすい言語ですが、他の環境でも使えるようになりましたし、年々パフォーマンスも上がっています。今後に期待ですね。

    様々なプロジェクトで存在感を増すC#


    とはいえ、そういったデメリットを上回るほどのメリットがあるC#は、習得しておくべき言語のひとつだといえます。

    C#はWindowsアプリの開発で利用されることが多かったのですが、ここ最近はUnityでのゲーム開発にも利用されるなど、幅広い分野で存在感を増してきています。

    C#エンジニアの求人が多くあることもあって、より一層C#の需要は増えていくと予想されます。これを機に、C#を学習するのも悪くないでしょう。

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