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Javaでできることとは?Javaがおすすめの理由を解説

2020年01月23日

これからプログラミング言語のJavaを学習しようと考えている方は、Javaとはそもそも何なのか?Javaでできることは?など気になるのではないでしょうか?。

あらかじめJavaについての基礎知識を知っておくことで、学習の軸がぶれなかったり、Javaを習得した後の仕事のイメージができるようになります。

PG
プログラミング言語のJavaでできることとは何でしょうか?
PM
ここではJavaの特徴やできること、おすすめの言語なのか?について解説しよう!

プログラミング初心者でも分かりやすいように解説していきますので、これからJavaを学習しようと考えている人はぜひ最後までご覧ください!

そもそもJavaとは

まず、Java(ジャバ)とはそもそも何なのかを簡単にご紹介します。Javaとは、オブジェクト指向型のプログラミング言語で、大規模なシステム開発や、アプリ開発など、OS(MacOSやWindowsなど)に依存しない開発ができる言語です。

オブジェクト指向型のプログラミング言語とは何かと言うと複数のプログラムを開発し、それを関連付けて効率よく開発する手法を言います。

よく似た言語でJavaScript(ジャバスクリプト)と言うプログラミング言語がありますが、全くの別物なのでそこは注意してください。

Javaの基本的な概要をまとめると以下の通りです。

・オブジェクト指向型のプログラミング言語
・OSに依存せずどんな環境でも開発できる
・JavaScriptとは全く関係ない
・汎用性が高いプログラミング言語
・主にシステム開発やアプリ開発ができる

Javaでできることとは

次に、Javaでできることをご紹介します。JavaはOSに依存せず汎用性の高いプログラミング言語なので、できることも非常に多いです。

Javaでできることは以下の通りです。

・業務システム
・Webアプリケーション構築
・Androidアプリ
・デスクトップアプリ

これらのできることについて詳しく解説します。

業務システム

まず始めにJavaは業務システムの開発によく用いられています。業務システムとは何かと言うと、企業の業務の生産性を向上させたり、企業活動を円滑に行う為のシステムのことで、比較的大規模なシステムです。

業務システムの例を挙げると以下のようなものです。

・勤怠管理システム
・会計システム
・配送システム
・金融取引システム

このような大規模なシステム開発をJavaでは開発することができます。

Webアプリケーション構築

JavaではWeb上で動作するアプリケーションの開発をすることができます。Javaの特徴として、処理速度が早いことが挙げられます。

Webアプリケーションは沢山のアクセスが同時にされると、処理速度が追いつかずにエラーになってしまう可能性があります。その点においてJavaは処理速度が早いので、アクセス数の多いWebアプリケーションでも問題なく対応できます。

Javaが用いられているWebアプリケーションで有名なものとして「Twitter」があります。

もともとTwitterは他のプログラミング言語である「Ruby」が用いられていましたが、処理色度が遅い為、Javaに移行されました。

Androidアプリ

Googleが提供しているAndroidのプラットフォーム自体がJavaで開発されているので、Javaでは、Androidのアプリも開発できます。

Androidアプリの例を挙げるとこのようなものがあります。

・チャットアプリ
・ゲームアプリ
・メモアプリ
・カメラアプリ

日本ではiPhoneアプリが主流ですが、世界的に見るとAndroidアプリの市場の方が大きいのが事実です。つまり、Javaを習得すると、非常に大きなマーケットにアプローチできるエンジニアになることができます。

デスクトップアプリ

Javaではデスクトップアプリも開発できます。PCのOS環境としては、iOS環境のMac、Windows、Linuxなどがありますが、冒頭でもご紹介したように、JavaはOSに依存しないプログラミング言語です。

つまり、どのPCのOS環境でもアプリケーションを開発できるので、非常に便利です。デスクトップゲームとして世界的に人気の「Minecraft」もJavaで開発されています。

Javaは初心者向けの言語なの?

これからプログラミング言語学習を始められる人は、「Javaは初心者向けの言語なの?」と疑問に思われるかと思います。結論から言うと、Javaはプログラミング初心者には少し難しい言語です。

Javaがプログラミング初心者にとって難しい理由は以下の通りです。

・言語構造が複雑
・学習コストがかかる
・汎用性が高い反面、できることが多すぎる
・習得するのに時間がかかる

Javaは汎用性が高い反面シンプルな言語構造でなく、複雑な構造になっています。複雑な言語構成だからこそ、様々なプロダクトを開発できたり、OSに依存しない開発が実現可能となるのです。

また、Javaの仕事は to Bの仕事が多く、実務レベルまで取得するには独学やProgateなどの学習サイトでは難しいのが現実です。

Javaを実務レベルまで取得するには、現役のJavaエンジニアが教えてくれるプログラミングスクールに通うことをおすすめしますが、学習コストも高くなります。

Javaと比較すると、RubyやPHPの方が記述もシンプルで、できることも限られているのでプログラミング初心者にはおすすめです。

Javaがおすすめの理由とは

Javaがプログラミング初心者には難しいことをお伝えしましたが、とは言ってもJavaは非常におすすめできる言語です。Javaがおすすめできる理由としては以下のような理由があります。

・人気が高い
・求人数が多い
・他の言語へ移行しやすい

これらのおすすめできる理由について詳しく解説します。

人気が高い

まず始めに、Javaは世界的にも非常に人気の高いプログラミング言語です。


出典:TIOBE INDEX

プログラミング言語の検索数を集計している「TIOBE INDEX」を見ると、2019年、2020年ともにJavaは人気ランキングで1位を獲得しています。2位にはC言語が位置しており、これらの2つの言語に共通して言えることは、汎用性が高く、長年使われ続けているプログラミング言語だと言うことです。

Javaは世界の大企業も主要言語として採用しているので、今後も人気で需要の高い言語になるでしょう。

求人数が多い

Javaをおすすめできる2つ目の理由として、Javaは汎用性が高く、様々なプロダクトを開発できるので、求人数が多いことが挙げられます。

「求人数が多い=Javaエンジニアの需要が高い」と言うことに繋がるので、おすすめできます。

日本最大級の求人サイトの「Indeed」を見てみるとJavaの求人は約45,000件となっています。(2020年1月現在)

他のプログラミング言語の求人を見てみると、Ruby(約11,000件)、PHP(31,000件)なため、いかにJavaの需要が他の言語と比べても高いことが分かります。

2年連続で人気ランキングを1位、求人数においても高い需要であることを考えると、今後もJavaエンジニアの需要は高いでしょう。

他の言語へ移行しやすい

Javaはオブジェクト指向のプログラミングで言語構造が複雑なため、他の言語に移行する時にも理解しやすいといえます。主なオブジェクト指向のプログラミング言語として以下の言語があります。

・Ruby
・PHP
・C言語
・Swift
・JavaScript

このようなプログラミング言語があり、プログラムを組むときの考え方がJavaとよく似ているため、Javaを取得すれば、他の言語の理解も容易です。

まとめ

本記事では、これからJavaを学習しようと考えているプログラミング初心者の方に向けて、Javaの基礎知識とできることをご紹介しました。

本記事の内容をまとめると、以下のとおりです。

・Javaはオブジェクト指向の言語で、汎用性が高い
・OSに依存せず、さまざま開発に用いられている
・プログラミング言語初心者にはハードルが高いが、需要が高くおすすめ

ぜひこの記事を参考に、需要の高いJavaエンジニアを目指してプログラミング学習を始めてみてはいかがでしょうか!


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