エンジニアの職務経歴書における自己PRの書き方14選|文字数が足りない場合

- システム
エンジニア - 転職のとき、エンジニアも職務経歴書が必要になりますか?
- プロジェクト
マネージャー - そうですね。転職の際には必須になるので、準備しておくとよいでしょう。
職務経歴書における自己PRとは
転職時には、「職務経歴書」の提出が必要になりますが、その中でも自己PRは重要なポイントです。
エンジニアに限らず、職務経歴書は採用担当者や実際の業務の担当部署に向けて、応募者が自分の魅力を伝えることのできる重要な資料です。職務経歴書には、履歴書で収まらなかった応募者の具体的な職務経験や、自己PRを記入しましょう。
企業や採用担当者の目に留まる職務経歴書における自己PRの書き方を学び、より効果的な自己PRをしましょう。
エンジニアにも職務経歴書が必要
転職活動をする場合、履歴書とセットで職務経歴書を求められることがほとんどです。
ですからエンジニアとして働いていてほかの会社に転職する場合、また、ほかの職種からエンジニアへ転職する場合など、エンジニアにも職務経歴書が必要になります。
転職活動を開始する前には自分が携わってきた業務を振り返っておくようにしたいものです。
自己PRがなぜ大切なのか
職務経歴書は、応募者自身の培ってきた職務に関する経験の事実を記載するものです。
職務経歴書には、その職務の中から自分が得た知識や習得したスキルなどを加えることによって、自己PRをすることができます。
採用担当者は職務の中から、応募者がどのように成長してきたかを見るのみならず、人間性や人物像を垣間見ることができます。
そのため、職務経歴書で自己PRすることが大切になってきます。
エンジニアの職務経歴書における自己PRの書き方14選
ここからは、職務経歴書の書き方を14個ピックアップし、採用担当者が応募者を判断する上で注目するポイントに触れながらご紹介します。
自己PRは、ただやみくもに自分のアピールしたいポイントを並べれば良いというものではありません。
エンジニアの職務経歴書を作成する上で、効果的に自己PRするための書き方を考えながら、採用担当者の目に留まる職務経歴書の自己PRを作成する際の参考にしてください。
書き方1:得意分野を記入する
採用担当者は応募してきた人物がどのような人材であるかを判断し、会社にとって必要な人材であるか職務経歴書から見極めようとします。
得意とする分野があればそれを記入することで、採用担当者へのアピールができます。
開発に必要なテクニカルなものから熱意や意欲、コミュニケーション力など開発には直結しないようなものまで、採用担当者の目に留まるような得意分野を書きましょう。
書き方2:自分の持つ技術を記入する
自分の持つ技術を記入することも忘れないようにしましょう。
エンジニアが書きたい技術としては、OSやプログラミング言語、ワークフレーム、サーバーなどがあります。項目にわけて使用期間やどの程度の作業ができるのか、レベルを細かく記入すると採用担当者に伝わりやすくなります。
また取得途中の技術でも、新しいものを積極的に取り入れようとしているということをアピールできるので記入すると良いでしょう。
書き方3:企業情報を記入する
企業情報とは、これまでに在籍してきた企業の情報です。
職務経歴の詳細を書く前に記入しておきたい項目です。社名はもちろんのこと、企業規模や事業内容をまとめて記入します。間違いがないようにホームページなどで確認してから記入するようにしましょう。
その企業にどのような雇用形態で所属していたかも添えておくと尚良いでしょう。
書き方4:これまでに取得した資格を記入する
これまでに取得した資格を記入することで、実務能力を知ってもらえるため職務経歴書に記入するようにしましょう。
エンジニアに関係する資格としては、「応用情報技術者試験」、「オラクルマスター」、「ネットワークスペシャリスト」などがあります。
エンジニアとして働く時に役立つ資格は職務経歴書に記入し、それ以外は履歴書に記入するようにします。
書き方5:職務要約を記入する
前職の業務経験を細かく職務経歴書に記入するだけでなく、社会人になりこれまでにどのような業務に携わってきたのかをまとめた職務要約を冒頭に記入するようにしましょう。
採用担当者は応募者数が多いと書類のすべてに目を通すことが難しくなります。職務要約を見て詳細まで目を通すか判断できるので、簡潔かつ目を惹くような内容にしましょう。
書き方6:開発経歴を記入する
エンジニアとして転職をするのであれば、開発経歴を細かく記入することも必要です。
エンジニアとして携わってきたプロジェクト名やシステムを記入する際に、「開発」など抽象的な書き方にすると経歴やスキルを具体的に把握できません。
職歴を書くときに、業務内容や役割、プロジェクト期間、開発環境を表にまとめて添付しておくとわかりやすくなります。
書き方7:志望動機を記入する
自己PRとともにその企業を志望した動機も記入するようにしましょう。志望動機には、どの企業にも当てはまるような抽象的な動機や、やりたいことだけを記入することはやめましょう。
その企業ではないとできないことがあるという動機を具体化させ、これまで積んできたスキルを活かせること、また自分が入社することでどんなメリットがあるかをアピールできると良いでしょう。
書き方8:必要に応じて英語で記入する
職務経歴書を英語で求められた場合には英語で記入するようにしましょう。英語と日本語の職務経歴書は、書き方や認識に若干の違いがあります。
英語で求められる職務経歴書はとにかく簡潔に書くことが重要です。
エンジニアとしてどのようなスキルを持っているか、どんなことができるかがわかればいいという場合も多いので、読みやすくわかりやすい職務経歴書を心がけましょう。
書き方9:専門用語は控える
職務経歴書は、採用担当者が最初に目にするものです。採用担当者はエンジニアしかわからないような専門用語がすべて理解できるわけではありません。
あまり専門用語ばかりを記載してしまうと、本来の目的である自己PRが霞んでしまう可能性があります。
実際に業務する部署の担当者に向けた専門的な内容や専門用語を使う場合は、職務経歴書とは別に、エンジニアシートで伝えるのが良いでしょう。エンジニアシートであれば、より実務的な自己PRができます。
書き方10:OS/言語/DBなどのシステム環境を記入する
職務内外で経験してきたシステムの開発環境や言語、DBを記入しましょう。
こうしたテクニカルなスキルを書く場合は、OS/言語/DB別に項目を作成し、それぞれの使用経験と携わった期間、可能なスキルを箇条書きにして、採用担当者が見やすい工夫をするのがおすすめです。
応募者の職務経験と合わせて、どのような環境下で業務を行ってきたかもシステム開発の現場では重要なポイントとなります。最新のシステムなどの経験は魅力的な自己PRになります。
書き方11:経験してきたフェーズを記入する
経験してきたプロジェクトの中で、担当したフェーズを記入しましょう。
特に開発においては、上流・下流、どのフェーズに携わっていたのかは重要なポイントになりますので、しっかり自己PRをしてください。要件定義や設計から携わったのか、プログラミングのみかなども具体的に記入しましょう。
応募者がどのフェーズの業務経験があり、その中でどのような役割を担っていたかということがわかりやすく伝わるように工夫して記入しましょう。
書き方12:企業が求める能力に合わせた強みを記入する
職務経歴書は経験した事実を記入するのが基本ですが、応募する企業が求める能力に合わせて自分の強みを記入して、自己PRすることができます。
募集内容や提示されている業務内容から、応募者は企業側のニーズを推察することができます。企業のニーズに合った経験や能力を目立たせるような自己PRが大切です。
また、お客様との折衝の経験やチームリーダーや教育係としての経験もあれば、更なる強みとなります。
書き方13:マネジメント経験を記入する
マネジメントとは、組織の目標や目的に向かって成果を出すために、チームをまとめることです。ですから、マネジメントの経験は多岐に渡ります。
目標達成のために人やものなどのリソースを活用した経験があればマネジメント経験があるといえます。
エンジニアのマネージャーは、QCDの管理がメイン業務になりますが、運用や開発コントロールといった役割も担う場合があり、技術力だけではなくコミュニケーション能力も求められます。
書き方14:現在勉強していることを記入する
現在勉強中の資格やスキルも、効果的な自己PRになります。
エンジニアという職業に積極的に取り組む姿勢が評価対象となるだけではなく、応募者がどのようなキャリアアップを描いているのかが伝わります。
職務経験と将来のビジョンを繋ぐストーリーがしっかり描けていれば、勉強中の資格やスキルに対する理解が深められますので、効果的な自己PRとなります。
ただし、勉強中の資格やスキルを記入する際は、1つまでにするのが良いでしょう。
職務経歴書を書く際に文字数が足りない場合
職務経歴書を日本語で書く場合には、2枚が最適だと言われています。
無理やりにでも2枚にするために余白を取りすぎたり、文字を大きくしたりして文字数を少なくするのはやってはいけないことです。文字数が少なすぎると熱意が足りないと判断されてしまいます。
文字数を多くしたいけどどう書いても文字数が足りないという場合にはどうしたらいいのでしょう。
エンジニア未経験の場合は自己PRを充実させる
エンジニア未経験からエンジニアに転職する場合には、どうしてもエンジニアとしての職務経歴がなく、エンジニアとして役立つスキルや資格も多くないので文字数が足りなくなってしまいます。
エンジニア未経験の場合は自己PRを充実させるといいでしょう。
充実させるからといっても長すぎるのはかえってよくありません。長くとも600字程度にまとめると見やすくなります。
資格や職歴面を充実させる
職務経歴書を書く際に文字数が足りない場合には、資格や職歴面を充実させるという方法もあります。
書ける資格が限られている場合には、エンジニア業務に関係する資格であれば取得に向けて勉強中のものでも書くといいでしょう。
職歴が少ない場合にはエンジニアに関係するアルバイトの経験があればそれを書くようにするのも方法の一つです。
携わったフェーズを具体的に記入する
携わったフェーズをより具体的に記入することも、文字数を増やすのに良い方法と言えます。
携わったフェーズの大まかな内容を記載した後、小項目に分けてそのフェーズの中で実際に行った作業や携わった工程を記入しましょう。
単に長い文章を作成することは、読みにくい印象を与えかねません。あくまでも、自身の自己PRになるように作成します。
必ず記入後に、採用担当者の視点で読みやすい構成か確認することも忘れないようにしてください。
- システム
エンジニア - 職務経歴書は、自分のスキルや経験を伝わりやすく書きたいですね。
- プロジェクト
マネージャー - そうですね。キャリアの整理もできるので、普段から準備しておくのもよいでしょう。
エンジニアの職務経歴書や自己PRの書き方を知ろう
エンジニアの職務経歴書における自己PRの書き方はいかがでしたか。
エンジニアの職務経歴書の目的を理解し、自己PRの場とすることを念頭に置いて記入してください。採用担当者の目線になって見直しや修正をすることも大切です。
また、職務経歴書は適切な文字サイズと余白を設定し、2枚以内に収めるのが理想的です。
応募する企業のニーズに合わせて、効果的に自己PRできる職務経歴書を作成してください。
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