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SQL Serverのテーブルにカラムを追加する方法
業務アプリケーションを開発していると、仕様変更はよくあることです。その中でもデータベース関連の変更でよくあることが、「テーブルにカラムを追加すること」ではないでしょうか。カラムの追加自体は簡単に行えますので、ここではSQL Serverを利用してカラムを新たに追加する方法を紹介します。
- SE
- SQL Serverで開発をしているのですが、テーブルにカラムを追加する方法が分かりません。どうやって実現するのでしょうか?
- PL
- テーブルにカラムを追加する方法は2通りあります。SQL Server Management Studio(SSMS)からマウス操作で行う方法と、Transact-SQLをコーディングして追加する方法です。両方とも知っておくと良いので、今回はどちらも確認していきましょう。
目次
SSMSを利用してカラムを追加する方法
カラムとはテーブルの「列」のことです。今回はテストテーブルとしてCityテーブルを用意します。このCityテーブルに対してSi_Nameカラムを新たに追加することにします。
列フォルダ上で右クリックを行い、「新しい列」をクリックします。以下の画面が表示されますので、各自追加したい「列名」、「データ型」、「NULLを許容」をそれぞれ設定して、新たにカラムを追加しましょう。あとは、保存ボタンを押下すればカラム追加の成功です。簡単に行えることが分かっていただけたと思います。
Transact-SQLを利用してカラムを追加する方法
次に紹介するのが、Transact-SQLをコーディングしてカラムを追加する方法です。初心者の多くはSSMSにてマウス操作で行う方を選択するかと思いますが、コーディング自体はたいして難しくもないので、Transact-SQLでも行えるようにしておきたいところです。今回はCityテーブルに対して、Ku_nameカラムを新たに追加します。
1
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ALTER TABLE City ADD Ku_name nvarchar(10) DEFAULT ''
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ただし、この場合ですとカラムは末尾に追加されますので、注意が必要です。
- SE
- どちらの方法もそんなに難しくないので安心しました。仕様変更の依頼があった場合はすぐに対応できるようにしておきます。
- PL
- SQL ServerのSSMSは初心者の方でも簡単に利用できると評判です。2種類ともできるに越したことはないのですが、まずはマウス操作だけで行えるSSMSからのカラム追加方法だけでも覚えておいて損はないでしょう。
Transact-SQLを利用する癖はつけておくべきでしょう
テーブルにカラムを追加することはよくあることです。プログラマーとしては、やはりTransact-SQLを使ってできる方が良いでしょう。Transact-SQLは初心者の方にとって少し難しいかもしれませんが、利用する習慣をつけておくと、その他の対応もコーディングで簡単に行えるようになります。今のうちからTransact-SQLの学習をしても損はないでしょう。
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