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Javaエンジニアが派遣で働く6つのメリット|案件の取り方のコツも解説

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Javaエンジニアが派遣で働く6つのメリット|案件の取り方のコツも解説
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    システム
    エンジニア
    Javaエンジニアには、派遣として働くメリットはあるのでしょうか?

    プロジェクト
    マネージャー
    仕事内容を選べ、ライフルスタイルに合わせた働き方ができるなど、多くのメリットがあります。

    Javaとは


    Javaはさまざまな種類があるプログラミング言語の中でも有名な言語のひとつです。1995年にSun Microsystemsによって初めてリリースされてから、今までいろいろなところで使用されてきました。長年使用されてきた理由としては、OSに依存せず使用できること、プラットフォームがたくさん提供されていること等が挙げられ、汎用性が高いことからスマートフォンアプリから大規模なシステムまで利用されています。

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    Javaエンジニアの派遣の時給の相場


    Javaは人気が高く、Javaを扱えるエンジニアも需要が高いです。Javaエンジニアは正社員やフリーランスとして働く働き方が有名ですが、派遣社員として働く働き方もあります。株式会社カカクコムの調べによると、求人派遣社員として働くJavaエンジニアの時給は平均で2,297円となっています。エンジニアなどの技術職は派遣社員だけには限りませんが、スキルにより給料が大きく変わります。派遣社員の中には正社員を超える時給を稼ぐ人もいます。

    出典:Javaエンジニアの仕事の年収・時給・給料情報|株式会社カカクコム
    参照:https://xn--pckua2a7gp15o89zb.com/Java%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%82%B8%E3%83%8B%E3%82%A2%E3%81%AE%E5%B9%B4%E5%8F%8E%E3%83%BB%E6%99%82%E7%B5%A6

    Javaエンジニアが派遣で働く6つのメリット


    どの職種でも、正社員として雇用される方が安定していて待遇が良いと考えるのが一般的ではないでしょうか。しかし、派遣として働くことにもメリットがあり、派遣での雇用を求めるJavaエンジニアもいます。ここでは、Javaエンジニアが派遣で働くメリットにどのようなものがあるのか紹介します。派遣での働き方を検討しているJavaエンジニアの方は、参考にしてみてください。

    1:ライフルスタイルに合わせた働き方ができる

    Javaエンジニアが派遣で働くメリットには、ライフスタイルに合わせた働き方ができるということが挙げられます。正社員で働く場合ある程度働き方や条件を指定されてしまいます。転勤や配置転換などがある可能性も考えられます。派遣であれば自由度が高く、自分が働きたい場所で、働きたい時間に、働きたい期間だけ働くことも可能で、家事や介護、子育てと両立しながら無理なく働くことができます。

    2:仕事内容を選ぶことができる

    派遣で働くことは働く条件だけでなく、仕事内容も選ぶことができるというメリットがあります。正社員で働く場合、会社から指示された仕事をしなければなりません。配置転換を言い渡されたらJavaエンジニアとしての業務以外のことをしないといけないということもあります。派遣であれば「このプロジェクトに参加してほしい」というようにプロジェクトごとに派遣されることもあるので、ある程度仕事内容を選ぶことができます。

    3:たくさんの人と出会える

    Javaエンジニアが派遣で働くメリットには、たくさんの人と出会い人脈を広げることができるということも挙げられます。外回りがある営業職を除けば正社員として働く場合、社内の限られた人としか仕事をする機会はありません。人脈を広げることは難しいです。ですが派遣で働くと派遣された先で、社内の人はもちろん、社外の人とも知り合うことができます。派遣で長い期間、働けば働くほどたくさんの人と出会うことができます。

    4:スキルアップできる

    派遣ではいろいろな環境で、さまざまな仕事に携わることになります。正社員で働いていると経験できないような仕事に出会え、正社員よりも多くの経験を積むことができます。さまざまな経験をしていくなかで自然にスキルアップしていくことも派遣ならではのメリットです。スキルアップすることで仕事の選択肢も広がり、自分の価値を高めることもできます。まずは派遣でさまざまな経験を積んでから正社員へということも可能です。

    5:正社員へと登用されるケースもある

    派遣として働いていると、派遣先の企業から「直接雇用に切り替えたい」という打診が来ることもあります。これは珍しいことではなく、多くの企業は人材不足に悩んでおり優秀な人材が見つかれば正社員へと登用したいという考えを持っています。正社員として働きたいという希望を持っていても、経験がなく働くことが難しい場合にはまず、派遣として働くことで正社員への道が開ける可能性があり、これは大きなメリットです。

    6:経験が少なくとも働ける案件もある

    IT業界は慢性的な人手不足であるため、実務としてプログラミング作業の経験がない人であっても仕事の紹介を受けやすい傾向だと言えます。難易度が高い仕事を紹介してもらうことは難しいですが、実際に、経験が少なくとも働けるJava開発案件も存在しているため、敷居が低いこともメリットの一つです。

    Javaエンジニアが派遣で働く4つのデメリット


    Javaエンジニアが派遣で働く場合、メリットもありますがデメリットも存在します。良いことばかりではないということを念頭に置き、派遣という働き方を選ぶようにしましょう。ここからは、Javaエンジニアが派遣で働く4つのデメリットを紹介します。

    1:正社員との待遇の違い

    Javaエンジニアだけに限らず多くの派遣が抱えるデメリットに正社員との待遇の違いがあります。派遣社員は正社員のような家族手当や家賃補助など福利厚生が受けられず、その分年収に差が出てしまうことがあります。また、派遣は時給で給料が支払われるため、お盆や正月などの長期休暇があるとその分、給料に響いてしまいます。正社員と同じような待遇は望めないことを理解して、覚悟と計画性を持って働かなくてはいけません。

    2:雇用期間が決まっている

    制度上の問題で、派遣社員として働く場合には雇用期間が決まっているというデメリットもあります。労働者派遣法が改正され「派遣契約期間は同じ職場において3年を上限とする」という決まりができました。3年経てば次の職場へ移るということを繰り返さなければなりません。仕事にも職場の人間関係にも慣れたところで新しい会社に移り、一から新しい環境に慣れることができるように努力しなければならないことはデメリットです。

    出典:労働者派遣事業の適正な運営の確保及び派遣労働者の保護等に関する法律|e-Gov法令検索
    参照:https://elaws.e-gov.go.jp/document?lawid=360AC0000000088

    3:責任のある業務は任されにくい

    派遣で働く場合、責任のある業務は任されにくいというデメリットがあります。派遣は任される業務の範囲が決められています。それ以外の仕事をしたいと思ったとしても希望はかなわず、同じことの繰り返しではなく新しいことにチャレンジしたいという気持ちが強い人にとっては物足りなさを感じてしまうかもしれません。自分が派遣という働き方に合う性格であるかということを働く前に考えた方がいいでしょう。

    4:雇い主である派遣会社との関係が薄くなりがち

    派遣という立場上、派遣先企業で仕事の指示を受けて働きます。派遣先企業では毎日顔を合わせるため、ある程度人間関係が深まることもありますが、逆に雇い主である派遣会社との関係は薄くなりやすいと言えるでしょう。

    3種類のエンジニア派遣の違い


    派遣エンジニアと言っても、登録型派遣や常用型派遣、紹介予定派遣などいくつかの種類に分かれます。ここでは、3種類のエンジニア派遣の違いについて紹介します。派遣エンジニアとして働く場合、自分に合った働き方を見つけるために、3種類のエンジニア派遣の違いを把握しておくことは大切と言えます。

    1:登録型派遣

    登録型派遣は、派遣会社に登録して、派遣先になる会社と派遣会社の契約で定められた期間、派遣先になる会社で就業する働き方です。 3カ月や6カ月ごとに契約更新するかしないか、派遣先と派遣労働者が決める形式が一般的です。派遣可能期間の上限は3年です。どこの会社とも派遣契約がない期間は雇用関係がなくなり、次の派遣先企業で就業するまで給与は発生しません。派遣先企業が決定した際に、もう一度雇用契約を結ぶというスタイルになります。

    出典:無期転換ルールのよくある質問(Q&A)|厚生労働省
    参照:https://muki.mhlw.go.jp/overview/qa.pdf

    2:常用型派遣

    常用型派遣は、登録型派遣のように期限を設けず派遣会社との雇用契約を結び、派遣会社の社員として派遣先企業で働くことです。派遣可能期間の上限3年を超えても、同じ場所で働き続けることが可能です。IT関連の仕事では、長期の案件になることも多いため、登録型派遣よりも常駐型派遣の形態が、他業種に比べて多い特徴があります。常用型派遣は、派遣先企業での就業期間が終了し、次の企業で働くまで待機中であってもその間給与が支払われることがメリットです。ただ、次の派遣先が決まるまであまり間が空かないことが多く、長期の休みが取りにくいでしょう。

    出典:労働者派遣事業を適正に実施するために|厚生労働省
    参照:https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11600000-Shokugyouanteikyoku/0000107980.pdf

    3:紹介予定派遣

    紹介予定派遣は、派遣期間が終了後、派遣先企業と労働者の合意のもとその企業の社員になる働き方です。基本的に、派遣先の企業に直接雇用されることが想定されています。派遣社員として働くことで、業務内容や社風なども見極められるため、採用のミスマッチにつながりにくいメリットがあります。

    出典:紹介予定派遣とは|厚生労働省
    参照:https://jsite.mhlw.go.jp/miyagi-roudoukyoku/var/rev0/0119/7796/201814122824.pdf

    Javaエンジニアが派遣の案件をすぐに見つけるための5つの方法


    ここでは、Javaエンジニアが派遣の案件をすぐに見つけるための5つの方法ついて紹介します。派遣会社に登録しても、なかなか自分が参加できる案件がなく、仕事を紹介してもらえないリスクが存在しています。そのような事態にならないためにも、なるべく早く案件を紹介してもらえるポイントは押さえておきましょう。

    1:どこでも通用するプログラミングスキルをマスターする

    どこでも通用するプログラミングスキルをマスターしていれば、さまざまな案件に対応できるため、仕事を紹介されやすくなるでしょう。IT業界は変化が速いため知識やスキルのアップデートが不可欠です。ニーズに柔軟に対応できる人材になるためにも、最新情報など細かくチェックし勉強しておきましょう。

    2:派遣会社とこまめに連絡を取り合う

    派遣会社に登録したらそれで終わりと済ませてしまうのではなく、自分のことを覚えてもらうためにも、できる限りコミュニケーションをとるようにしましょう。新しい案件が入ってきたときに紹介されやすくなることが期待できます。派遣会社には自分と似たようなエンジニアが大勢登録しているため、埋もれてしまわないように対策することが仕事の獲得に影響するでしょう。

    3:IT系の資格を多く取得する

    何の資格もなしにITスキルを判断することは難しく、自分の能力を正しく証明するためにもIT資格取得は効果的と言えます。IT系の資格を多く取得しておくことで、スキルの証明として役立つでしょう。Javaエンジニアであれば、Javaに関する一般的な知識を証明する「Javaプログラミング能力認定試験」「Oracle認定Javaプログラマ」「Android技術者認定試験」などの資格がおすすめです。資格を保有していることで、きちんとスキルを持っていることが伝わり、案件を紹介してもらいやすくなるでしょう。

    出典:Javaプログラミング能力認定試験|サーティファイ認定試験事務局
    参照:https://www.sikaku.gr.jp/js/cpjv/jv/introduction/

    4:派遣先企業の体制に柔軟に対応できるようにしておく

    派遣先企業の体制によって、派遣エンジニアの働き方は変わってきます。あらかじめ派遣先企業を調べて柔軟に対応できるように準備しておくことは、いざ派遣された後もスムーズに仕事に取り組めることにつながるでしょう。必要とされるスキルは何か、どの程度の残業があるのかなど、事前に派遣会社の人に質問したり、インターネットで調べたりしましょう。

    5:若手のうちに多くの経験を積んでおく

    エンジニアは年齢によって仕事の量や質が変わります。年齢が高くなると報酬単価は上がるため、経験値の高い人材でなければ案件を紹介されなくなってしまうことがあります。若手のうちに多くの経験を積み、客観的に評価されるような開発実績を作っておくことで、すぐに案件を紹介される人材になるでしょう。

    Javaの派遣エンジニアの将来像


    情報処理推進機構から発表されている「ソフトウェア開発データ白書2018-2019」によると、開発言語ではJavaが42.7%であり、需要の高さがわかります。Javaは汎用性が高い言語です。Webサービスやアプリ開発との相性が良く、幅広い開発環境で使用されていることが需要の高い理由でしょう。IT業界の進化は速いとはいえ、ここまで需要が高い言語が急速に廃れてしまうことは考えにくく、Javaの派遣エンジニアの需要も当分の間明るいと考えられます。Javaを習得していることで、同じオブジェクト指向の言語が学びやすくなるため、 Javaの需要が下降した場合、他の言語に乗り換えやすい点も安心でしょう。

    出典:ソフトウェア開発データ白書2018-2019|独立行政法人 情報処理推進機構
    参照:https://www.ipa.go.jp/files/000069381.pdf

    システム
    エンジニア
    派遣のJavaエンジニアで働くのは、メリットとデメリットがあるのですね。

    プロジェクト
    マネージャー
    そうですね。両方を理解した上で、自分に合った働き方を選んでいきましょう!

    Javaエンジニアとして派遣の案件を多くこなそう


    Javaエンジニアが派遣で働くメリット、案件の取り方のコツなど解説しましたがいかがでしたでしょうか。メリットとデメリットがありますが、派遣でもJavaエンジニアとして十分活躍できる働き方と言えます。派遣社員として実績を積むことで、その後正社員として希望の会社に就職することや、フリーランスの道も見えてくることもあります。まずは、Javaエンジニアとして派遣の案件を多くこなして、キャリアアップの土台を作っていきましょう。

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