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プログラマーの派遣でのメリット6つと年収は?収入を増やす方法も紹介!

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プログラマーの派遣でのメリット6つと年収は?収入を増やす方法も紹介!
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    システム
    エンジニア
    派遣プログラマーは、どんな働き方をしているのですか?

    プロジェクト
    マネージャー
    派遣会社から紹介された企業でプログラマーとして働きます。

    派遣とは?


    雇用形態には正社員やアルバイトなどがあり、派遣もそのうちの1つです。雇用形態が派遣の人は派遣社員と呼ばれることがあります。しかし、同じ社員と付く正社員とは雇用形態が大きく異なります。 派遣社員の場合は仕事をしている企業と雇用契約を結ぶのではなく、派遣会社と雇用契約を結びます。そして、その派遣会社から紹介された企業で働くことになります。

    出典:さまざまな雇用形態|厚生労働省
    参照:https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/roudouseisaku/chushoukigyou/koyoukeitai.html

    派遣の雇用形態


    派遣の雇用形態には、登録型派遣と常用型派遣があります。派遣先となる企業で働くことは同じですが、雇用期間や収入の安定性など、変わってくる部分があるためここで紹介しておきます。自分に合った働き方をするためにも、2つの派遣の雇用形態について理解を深めておきましょう。

    登録型派遣とは?

    登録型派遣は、派遣会社に登録し、就業先が決まった時点で派遣会社と契約を結び派遣先で就業します。派遣期間が満了すれば、そこで雇用契約も終了になり収入が入ってこなくなります。再度派遣先が決まった際に、また雇用契約を結び就業するという形です。自由な働き方がしやすいものの、収入の安定性に欠ける部分があるでしょう。

    常用型派遣とは?

    IT業界に多いのが常用型派遣です。常用型派遣は、派遣会社の正社員として雇用され、派遣先の企業で就業します。次の派遣先が決まっていない時も派遣会社の正社員であるため、無収入になることはありません。ただ、常用型派遣は誰でもなれるわけではなく、派遣会社による採用選考を通過しなければならないため、一定のスキルを持っている必要があります。

    派遣でプログラマーの年収とは?


    ここでは、登録型派遣の年収として計算します。高い専門性を持っている派遣プログラマーは一般的な職種よりも高めの時給になっています。2021年時点での平均時給は約2,100円となっていおり、1日8時間、1か月20日働くと仮定すると月収約336,000円になる計算です。1年間その給料で働き続けられれば、年収は約400万円になるでしょう。登録型派遣の場合、契約満了後、次の派遣までに空白期間があれば給料が出ないため、年収は下がります。

    プログラマーの派遣でのメリット6つ


    派遣は正社員ではないので待遇が異なることや、期間満了のことなどデメリットがよく取り挙げられます。派遣プログラマーも、派遣としてのデメリットがいくつかあるでしょう。しかし、派遣プログラマーには他の派遣とは少し異なったメリットもあります。そのメリットを6つ紹介していきましょう。

    1:未経験からでもチャレンジできる

    プログラマーとしての仕事は未経験でも登録できる派遣会社はあります。ただし、プログラマーとしての仕事は未経験でも、ある程度プログラミングの知識は持っておく必要があるでしょう。企業を紹介されても、やはり経験者と比べると条件が劣ってしまう可能性もあります。しかし、実務経験を得ることが目的であれば、仕事をしながらプログラミングのスキルを磨くことができます。

    2:ライフスタイルに合わせやすい

    登録型派遣という条件下で、派遣プログラマーとして働く場合は契約時に就業日数、就業時間を調整することができます。そのため、本来は多忙であることが普通のプログラマーとしての仕事が、週3日の勤務や残業なしなどの、条件交渉を行うことができ、ライフスタイルに合わせてワークスタイルを組み立てることができます。ただし常用型派遣と違って、賞与や交通費が全額出ない場合や、雇用期間が有期の可能性もあるため、事前に確認しておきましょう。

    出典:派遣の現状|一般社団法人 日本人材派遣協会
    参照:https://www.jassa.or.jp/keywords/index1.html

    3:仕事内容や派遣先を選べる

    雇用契約を結ぶ派遣会社にもよりますが、会社によっては仕事内容や派遣先などの希望を出すことができます。そのため、自分が求める環境で仕事ができるということは、派遣として働く際のメリットとなるでしょう。ただし、求める条件が厳しすぎると、なかなか企業を紹介してもらえなくなってしまうこともあるので注意が必要です。

    4:いろいろな職場を経験できる

    同じ派遣先で長く働くこともありますが、多くの場合は数年経つと契約期間満了などの理由で、別の派遣先へ移動することになります。職場環境が頻繁に変わることはデメリットのように思うかもしれませんが、派遣プログラマーの中には実務経験を積むことが目的という人もいるでしょう。このような人の場合、多くの職場を経験できることはメリットとなります。

    5:需要が高い職種である

    プログラマーは需要が高い職種です。どの業界でも、自動化技術は取り入れられていく傾向があるため、現状プログラマーの仕事がなくなることは考えられないでしょう。経済産業省が発表している「IT人材需給に関する調査」でも、プログラマーが含まれるIT人材は、2030年には、最高約79万人のIT人材が不足すると予想されています。

    出典:IT人材需給に関する調査|経済産業省
    参照:https://www.meti.go.jp/policy/it_policy/jinzai/houkokusyo.pdf

    6:人脈が広がる

    人脈が広がることも、プログラマーの派遣でのメリットの一つです。派遣はある程度の期間で職場が変わるため、多くの人と出会う機会があります。人脈が広がれば、新しい仕事の誘いを受けることもあります。いつか起業したり、フリーランスとして活動したりする場合も、誰かの伝手があれば役立つでしょう。

    プログラマーの派遣でのデメリット3つ


    派遣プログラマーには他の派遣とは少し異なったメリットが得られます。しかし、派遣プログラマーも派遣には違いないので、どうしてもデメリットを抱えることになるでしょう。もし、派遣プログラマーとして仕事を始めるのであれば、メリットだけでなくデメリットも把握しておく必要があります。

    1:福利厚生等を含めると総所得で正社員に劣る

    派遣会社によって用意されている福利厚生は異なりますが、ボーナスの支給や退職金など、総所得的に正社員に劣ることがあります。同じ現場で働く正社員の人たちは身近にいるため、余計に差を感じてしまいます。福利厚生が充実している大企業に派遣された場合は特に感じることになるでしょう。

    2:法律で派遣契約期間の上限が決められている

    派遣の場合は、法律で派遣契約期間の上限が決められているため、同じ現場で働き続けることができません。登録型派遣の場合は、最大3年が期限です。常用型派遣の場合は、無期限ですが、派遣先企業と派遣会社の契約が満了すればそこで働けなくなってしまいます。多くの職場を経験できるのが派遣プログラマーのメリットでもありますが、常に派遣先の職場環境が良いとは限りません。気に入った職場があっても、居続けられないのがデメリットです。

    出典:労働者派遣事業の適正な運営の確保及び派遣労働者の保護等に関する法律 第三十五条の三|e-Gov法令検索
    参照:https://elaws.e-gov.go.jp/document?lawid=360AC0000000088_20200601_501AC0000000024

    3:契約満了後に次の仕事が決まらないと収入がなくなる

    登録型派遣の場合、契約満了後、引き続き派遣社員として就業を希望しても、派遣先の企業が求めている人材に当てはまらない場合は、失業状態になることもあります。自由な働き方ができる反面、安定的ではないことがデメリットです。

    プログラマーの派遣会社を選ぶ時のポイント6つ


    プログラマーの派遣会社は、求人数が多いことや紹介企業について派遣担当者が業務内容や内情を把握していること、プログラマーの派遣実績が十分にあることなどに注意して選ぶことがポイントです。派遣会社は、あなたの希望を考慮して派遣先を探すため、事前に条件や要望を明確にしておくことも重要です。自分に合った仕事を実現するためにも、派遣会社の選び方と共に、自分の要望を整理しておきましょう。

    1:求人数が多い

    求人数の多い派遣会社であれば、こちらの条件や要望に該当する派遣先も見つかりやすくなるため、良い仕事と出会いやすいでしょう。派遣の仕事は契約が満了すれば、また次の派遣先を見つけてもらうことになるため、どうしても求人数が多い方が利用しやすいところがあります。

    2:紹介する企業について派遣の担当者が業務内容や内情を把握している

    紹介する企業について、派遣の担当者が業務内容や内情を把握していないと、こちらが気になったことなど質問してもきちんと答えてもらえないでしょう。派遣先になりそうな企業について、理解のある担当者なのか見極めてから、その派遣会社を利用することをおすすめします。

    3:プログラマーの派遣実績が豊富である

    プログラマーの派遣実績が豊富かどうかも、派遣会社を選ぶ基準の一つとして考えておきましょう。派遣実績が多いということは、それだけ派遣先企業とつながりが深く、信頼されているため、会社として案件の依頼が安定的に入ってきているということです。プログラマーの派遣実績が豊富であれば、派遣先で契約が終わった後も、次の派遣先がスムーズに決定しやすいでしょう。

    4:派遣の担当者がプログラマーの知識を持っている

    派遣の担当者がプログラマーの知識を持っていることも、希望の派遣先を見つけてくれる上で重要です。一言でプログラミングスキルといっても、言語はさまざまあり、案件によって使用する言語は変わります。プログラマーは自分の得意としない言語では、戦力になれないところがあり、派遣担当者がプログラマーの知識を持っていないと専門外の現場に送ってしまい、マッチングミスが起きてしまうでしょう。

    5:自分が希望する職種に強い

    派遣会社も、専門にしている分野があり、プログラマーであればIT業界に強い派遣会社を選ぶことが重要です。派遣会社を選ぶ時は、まずどのような業界や職種の求人を取り扱っているのか、事前にチェックしておきましょう。

    6:派遣会社によって特色が異なるため複数登録する

    派遣会社によって得意な業界の分野や特色が異なるため、その時の希望する方向性によって派遣会社を使い分けたり、自分に合った営業担当者を見つけたりするために複数登録しておくと無難です。少なくとも2社以上の派遣会社に登録し、出てくる求人情報や対応で印象が良かった派遣会社を利用すると良いでしょう。

    プログラマーの収入を増やす方法


    プログラマーとして収入をアップさせるには、ITスクールを活用してスキルを高める、派遣とフリーランスでのダブルワーク、スキルを高めて単価の高い派遣先を探すという方法があります。働き方によって収入が増える可能性は出てくるため、ぜひ参考にしてみてください。

    ITスクールでスキルを高める

    ITスクールの活用で、スキルを高めることで収入アップを狙うことができます。
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    派遣とフリーランスでダブルワークをする

    派遣とフリーランスでダブルワークをすることで、派遣1本で稼ぐよりも収入をアップさせることが可能です。プログラマーは技術を売りにするため、実力次第でフリーランスしやすい職種です。稼ぎ口を増やすことになるため、年収を大幅に上げられるでしょう。

    スキルを高めて単価の高い派遣先を探す

    スキルを高めて単価の高い派遣先を探すことも収入アップの秘訣です。IT市場の状況を見極めて需要の高いスキルを身につけておくと、単価の高い派遣先を紹介されます。レバテックキャリアが発表している「2020年7月発表プログラミング言語別求人案件ランキング」では、1位がJava、2位がPHP、3位がPythonなどという結果です。しかし、技術の進化スピードが速いIT業界では、需要の高いプログラミング言語は年々変わります。新しくプログラミング言語を習得する時は、将来性も見据えて、情報をこまめにチェックしてから取り組みましょう。

    出典:【2020年7月発表】プログラミング言語別求人案件ランキング|レバテックキャリア
    参照:https://career.levtech.jp/guide/knowhow/article/606/

    システム
    エンジニア
    派遣プログラマーは、自由度の高い働き方ができるのですね。

    プロジェクト
    マネージャー
    そうですね。今の働き方を変えたいと考えている方は、派遣プログラマーも検討してみましょう!

    プログラマーとして自分にあった働き方をしよう


    現代では正社員として働くことが正解という考えは少なくなってきました。自分に適しているのであれば、正社員として働くよりも、派遣プログラマーとして働く方が正解という人もいるでしょう。また、高いスキルを持っているのであればフリーランスという方法もあります。働き方は人によってそれぞれなので、自分に合った働き方を見つけてみてはいかがでしょうか。

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