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ASP.NETとは?ASP.NET入門に必要なこととVisual Studioでプロジェクトの作成

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ASP.NETとは?ASP.NET入門に必要なこととVisual Studioでプロジェクトの作成
この記事でわかること
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    システム
    エンジニア
    ASP.NETとはなんでしょうか?

    プロジェクト
    マネージャー
    そうですね、一言で言えばフレームワーク群のことです。少し複雑ですので、詳しく解説していきましょう。

    ASP.NETとは?


    「ASP.NET」とは、Microsoftが提供する.NET Frameworkの中で、Webアプリケーションに特化したフレームワーク群のことです。

    フレームワーク群ということもあり、様々なフレームワークが用意されているため、Visual Studioを使えば、Webに不慣れな人でも高機能のWebアプリケーションが開発できます。

    ここではASP.NET入門編ということで、ASP.NETの基本について紹介しましょう。

    ASP.NET入門に必要なこと

    「ASP.NET入門」に必要なことは、パソコンとMicrosoftが提供する統合開発環境のVisual Studioです。

    用意するものが少ないように感じる方も多いでしょうが、ここでは「ASP.NET入門」を扱いますので、上記の2つの用意があれば十分です。

    開発環境はWindows 10、Visual Studio 2019です。それに加え、IIS(インターネットインフォメーションサービス)も必要になります。

    IISの導入

    ASP.NET入門に欠かせないのが「IIS」です。IISとは、マイクロソフトが提供している無料のWebサーバソフトです。

    IISを導入する際は、まず設定画面を立ち上げ、アプリをクリックします。次に、現れた画面の右上にある「関連設定」の「アプリと機能」をクリックし、「プログラムのアンストールまたは変更」画面を立ち上げます。

    最後に、その左にある「Windowsの機能の有効化または無効化」をクリックすると、画面が立ち上がります。

    その中の「インターネットインフォメーションサービス」の項目にチェックを入れてOKボタンを押し、処理が終わって再起動すればIISが使えるようになります。

    Visual Studio 2019のインストール

    ここからは、Visual Studio 2019のインストールについて紹介しましょう。下記のリンクサイトから無償版のVisual Studio 2019 Communityがダウンロードできます。

    Visual Studio 2019 Communityダウンロード公式サイト

    上記サイトからダウンロードし、Visual Studio 2019 Communityをインストールします。

    Visual Studioでプロジェクトの作成

    今回は「ASP.NET入門」ですので、複雑なことは一切しません。ほとんどVisual Studioが自動生成してくれますので、ASP.NETだからといって構える必要はありません。

    それだけ、ASP.NETは敷居が低いということです。それを裏付けるようにASP.NETを導入しているサイトも多く存在します。

    Visual Studio 2019を立ち上げてプロジェクトを作成

    Visual Studio 2019を立ち上げてプロジェクトを作成します。ASP.NET入門ですので、Visual Studio 2019を「管理者として実行」で立ち上げたら、「新しいプロジェクトの作成」を選択します。

    テンプレートの選択で「ASP.NET Webアプリケーション(.NET Framework)」を選択し、「次へ」ボタンを押下します。「プロジェクト名」はTestにしました。場所は作業フォルダを選び、「作成」ボタンを押下します。

    画面が「新しいASP.NET Webアブフリケーションを作成する」に変わりますので、その中から「MVC」を選択し、「作成」ボタンを押下してプロジェクトの作成が完了です。

    ローカルIISに設定

    プロジェクトが作成できたら、「デバッグ」の項目から「Testのデバッグプロパティ」を選択し、デフォルトでIISExperssとして設定されている箇所を「ローカルIIS」に変更します。

    そうすると、メッセージが出ますのでOKでローカルIISに変更します。この作業は「管理者として実行」でVisual Studio 2019を立ち上げないと変更ができません。

    そして、Visual Studio 2019の上部の緑色の「ローカルIIS」ボタンを押下して、自動生成したプログラムを実行してください。しばらくすると、ブラウザが立ち上がり、「ASP.NET」という画面が表示されます。

    これで、ASP.NET入門の1つはできたことになります。

    ソースコードを覗いてみる

    ここで少しソースコードを見てみましょう。

    まず、Visual Studio 2019の右側の「ソリューションエクスプローラー」を見るとModels、Controllers、Viewsなどのフォルダができています。

    ただし、Modelsは空です。ここにクラスを作成してWebアプリケーションを作成することになります。

    例えば、ControllersのHomeControlles.csのソースコードは次のようになります。

    ViewsにもIndex.cshtmlがあり、それが表示を担っています。

    システム
    エンジニア
    Windowsでは標準でユーザー認証が搭載されているのは、大変便利ですね。

    プロジェクト
    マネージャー
    そうですね。ただ、日本語ドキュメントが少ないことが少々厄介な点ではあります。

    ASP.NETを色々試してみよう

    今回はASP.NET入門ということで、ブラウザでの表示までを説明してきました。

    Visual Studioを立ち上げて、テンプレートにASP.NET関係のものを選べば、ベースのものはVisual Studioが自動生成してくれます。

    本記事では、ASP.NETが初学者でも扱いやすいのかということを学んだことになります。

    今回は「ASP.NET入門」ということで、1つのフレームワークの基本を見ましたが、Modelsフォルダにクラスを作成して、ASP.NETの応用へと進んでみましょう。

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