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Azure Automationを使ってVMを自動起動する方法

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Azure Automationを使ってVMを自動起動する方法
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    AWSをはじめクラウドサービスの仮想マシンの自動起動や停止を行うことは意外と難しいかもしれません。しかし、AzureではAzure Automationを使用することで、自動起動や停止の作業を簡単に行うことができます。ここで一緒に確認していきましょう。

    システム
    エンジニア
    Azure Automationってことは直訳するとAzure 自動化ってことですよね。これを使えば簡単にいろいろな作業が自動化できるってことですか?
    プロジェクト
    リーダー
    そのとおり!基本的にはPowerShellで行える作業は自動化できると思ってもらって大丈夫です。ここでは主に仮想マシンの自動起動について紹介しますね。

    Azure Automationの概要

    Azure Automationは、日々の作業の自動化及び構成管理ツールなどを提供するサービスです。作業を自動化するためには、PowerShell等を利用してスクリプト化する必要があります。Runbookといわれるテンプレートを使用することで簡単にプロセス処理を行うことができます。

    以下で自動化できる作業の例を挙げます。

    • ◆仮想マシンの自動起動とシャットダウンを行う
    • ◆仮想マシンを作成し、異なるAzure環境にコピーする
    • ◆ローカル環境からAzure BLOBストレージ環境へファイルをコピーする
    • ◆Azureはインターネット上に存在するクラウドサービスですので、常に悪意ある攻撃からの監視、検出を行っておく必要があります。そういったセキュリティ関連の自動化も行うことできます。

    他にも自動化できることは多々ありますので、必要に応じてスクリプトを作成して自動化していきましょう。

    自動起動の手順について

    1. Automationアカウントの作成

      AzureポータルでAzure Automationアカウントを作成していきます。
      Azure Automationで利用する資格には、マイクロソフトのアカウントは利用できません。ですので、Azure Active Directory(Azure AD)でユーザーを作成し、共同管理者として設定しておく必要があります。

    2. Runbookの作成

      Runbookとは、自動実行するためのプログラムが格納されている場所です。PowerShellベースのRunbookを作成し、仮想マシンの自動起動を実行できるようにします。入力する内容は、PowerShellと同様のものとなります。プログラムを組み終えたら発行を押下します。

    3. スケジュールを登録

      スケジュールの追加から「スケジュールをRunbookにリンクします」を選択し、日単位、開始日、開始時間をそれぞれ設定します。

    システム
    エンジニア
    仮想マシンを自動で起動や停止ができるのは非常にありがたいですよね。これがなかったら誰かが手動で行う必要がありますもんね。
    プロジェクト
    リーダー
    手動で起動や停止を行うのはけっこう手間だったりします。自動化するべき箇所でもありますので、Azureを利用する際には、まずは自動化の作業を進めてみても良いのではないでしょうか。

    日々の作業を自動化することはとても重要なこと

    スクリプトを作成するなどの作業は発生しますが、その作業さえ終えれば日々の作業を自動化することができます。AzureではAzure Automationが準備されていますので、上手に活用して現場の作業負担を減らしていくことに努めていきましょう。

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