クラウドのデータ管理ができるAzure Storage Explorerとは
Microsoft Azureでは、クラウドストレージサービス「Azure Storage」をGUIで操作できる「Azure Storage Explorer」というツールを利用することができます。今回は、Azure Storage Explorerについて、機能やその特徴から使い方までを解説していきます。ぜひ、参考にしてみてください。
- プロジェクト
リーダー - Azure Storage Explorerは、Windows/Mac/LinuxのどのOSからでもアクセスすることができるんですよ。
- システム
エンジニア - しかも無料で利用することができるんですよね。ぜひ使ってみたいです。
Azure Storage Explorerとは?
Azure Storage Explorerは、Fファイルやオブジェクト・ブロックなどさまざまなタイプのデータを直感的に分かりやすい操作で管理することができるツール。Azure Storage Explorerには大きく3つの特徴があります。
- すべてのストレージアカウント&複数サブスクリプションを一括管理
下記すべてのストレージアカウントにアクセスし、リソースの作成・削除・表示・編集を行うことができます。
- Azure Storage
- Azure BLOB Storage
- Azure Cosmos DB
- Azure Data Lake Storage
複数サブスクリプションを一括管理できるため、チームでのファイル共有にもおすすめです。
- オフラインで利用できる
ローカルエミュレーターを使用することで、インターネットに繋がっていなくても作業を行うことができます。
- 信頼性の高いセキュリティ
クロスオリジンリソース共有やShared Access Signatureなどのセキュリティ機能を用い、外部から確実にデータを保護します。
Azure Storage Explorerを使ってみよう
ここでは、実際にAzure Storage Explorerを使っていきましょう。
前提
Azure Storage Explorerの利用には、Azureアカウントが必要になります。もしまだアカウントを持っていないという場合は、下記ページを参考に無料アカウントを作成しておいてください。
→ Azureの無料アカウントを作成する
また、Azure Storage Explorerから操作するためには、事前に何かしらのファイルやオブジェクトをアップロードしておく必要があります。Azureの無料アカウントを作成後、下記ページを参考にAzure Storageでストレージアカウントを作成しておきましょう。
→ Azure Storageでストレージアカウントを作成する
Azure Storage Explorerの使い方
では、さっそく使い方を解説していきます。
※今回はWindows10でのセットアップ方法となっています。
以下の手順で行ってください。
1. Azure Storage Explorerのダウンロード
下記ページへアクセスし、OSを選択した後 [今すぐダウンロード] をクリックします。
※今回はWindowsを選択します。
→ Azure Storage Explorerをダウンロードする
2. Azure Storage Explorerのインストール
後は特に何もチェックすることなく [Next] をクリックしていけば、インストールが始まります。
最後に [Finish] をクリックしてダウンロード完了です。
3. アカウントの追加
ダウンロード完了後Azure Storage Explorerが開きます。
上部に表示されている [アカウントの管理] をクリックしてください。
Azureアカウントを作成済の場合、アカウントが自動で追加されます。
[適用] をクリックしてAzure Storage Explorerにアカウントを紐づけましょう。
※アカウントが表示されない場合は、[アカウントを追加する] をクリックし、アカウント名とパスワードを入力してください。
下記画面のように表示されれば紐づけ成功です。
4. ファイルの操作
では、Azure Storageで作成したファイルを操作してみましょう。
エクスプローラーから、作成したストレージアカウント(今回は [sampleazurestorage] )を開き、対象のファイルをクリックします。
クリックするとファイルが開くため、ここから編集などを行うことができます。
※筆者はwordファイルをアップロードしたため、クリックするとwordが開きます。
また、新規ファイルのアップロードや削除なども行うことができます。
使い方の解説は以上です。
- プロジェクト
リーダー - Azure Storage Explorerでは、ボタン一つでVM(仮想マシン)への接続もできるんですよ。
- システム
エンジニア - なるほど。これなら私のようなクラウドサービス初心者でも管理できそうです。
Azure Storage Explorerで効率的なデータ管理を
クラウドストレージを誰でも分かりやすく操作することができる「Azure Storage Explorer」。クラウドサービスが普及している昨今、クラウドストレージを利用する機会はこれからも増え続けていきます。大量かつ複雑なデータを効率的に管理するなら、Azure Storage Explorerの活用をぜひ検討してみてはいかがでしょうか。
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