.NETエンジニア・プログラマ向けの技術情報・業界ニュースをお届けします。

  1. FEnet.NETナビ
  2. .NETコラム
  3. クラウド
  4. クラウドのデータ管理ができるAzure Storage Explorerとは

クラウドのデータ管理ができるAzure Storage Explorerとは

  • クラウド
公開日時:   更新日時:
クラウドのデータ管理ができるAzure Storage Explorerとは
この記事でわかること
    基本情報技術者試験の試験対策はこちら>>
    最新情報や関心のある情報を毎日お届け。 FEnetメールマガジン メルマガ登録はこちらから>>

    Microsoft Azureでは、クラウドストレージサービス「Azure Storage」をGUIで操作できる「Azure Storage Explorer」というツールを利用することができます。今回は、Azure Storage Explorerについて、機能やその特徴から使い方までを解説していきます。ぜひ、参考にしてみてください。

    プロジェクト
    リーダー
    Azure Storage Explorerは、Windows/Mac/LinuxのどのOSからでもアクセスすることができるんですよ。
    システム
    エンジニア
    しかも無料で利用することができるんですよね。ぜひ使ってみたいです。

    Azure Storage Explorerとは?

    Azure Storage Explorerは、Fファイルやオブジェクト・ブロックなどさまざまなタイプのデータを直感的に分かりやすい操作で管理することができるツール。Azure Storage Explorerには大きく3つの特徴があります。

    1. すべてのストレージアカウント&複数サブスクリプションを一括管理

      下記すべてのストレージアカウントにアクセスし、リソースの作成・削除・表示・編集を行うことができます。

      • Azure Storage
      • Azure BLOB Storage
      • Azure Cosmos DB
      • Azure Data Lake Storage

      複数サブスクリプションを一括管理できるため、チームでのファイル共有にもおすすめです。

    2. オフラインで利用できる

      ローカルエミュレーターを使用することで、インターネットに繋がっていなくても作業を行うことができます。

    3. 信頼性の高いセキュリティ

      クロスオリジンリソース共有やShared Access Signatureなどのセキュリティ機能を用い、外部から確実にデータを保護します。

    Azure Storage Explorerを使ってみよう

    ここでは、実際にAzure Storage Explorerを使っていきましょう。

    前提

    Azure Storage Explorerの利用には、Azureアカウントが必要になります。もしまだアカウントを持っていないという場合は、下記ページを参考に無料アカウントを作成しておいてください。
    → Azureの無料アカウントを作成する

    また、Azure Storage Explorerから操作するためには、事前に何かしらのファイルやオブジェクトをアップロードしておく必要があります。Azureの無料アカウントを作成後、下記ページを参考にAzure Storageでストレージアカウントを作成しておきましょう。
    → Azure Storageでストレージアカウントを作成する

    Azure Storage Explorerの使い方

    では、さっそく使い方を解説していきます。
    ※今回はWindows10でのセットアップ方法となっています。
    以下の手順で行ってください。
    1. Azure Storage Explorerのダウンロード

    下記ページへアクセスし、OSを選択した後 [今すぐダウンロード] をクリックします。
    ※今回はWindowsを選択します。
    → Azure Storage Explorerをダウンロードする
    Azure Storage Explorerのダウンロード

    2. Azure Storage Explorerのインストール

    [I accept the agreement] を選択し [Install] をクリックします。
    2. Azure Storage Explorerのインストール

    後は特に何もチェックすることなく [Next] をクリックしていけば、インストールが始まります。
    nextをクリック

    最後に [Finish] をクリックしてダウンロード完了です。
    ダウンロード完了

    3. アカウントの追加

    ダウンロード完了後Azure Storage Explorerが開きます。
    上部に表示されている [アカウントの管理] をクリックしてください。
    アカウントの管理

    Azureアカウントを作成済の場合、アカウントが自動で追加されます。
    [適用] をクリックしてAzure Storage Explorerにアカウントを紐づけましょう。
    ※アカウントが表示されない場合は、[アカウントを追加する] をクリックし、アカウント名とパスワードを入力してください。
    アカウントの追加

    下記画面のように表示されれば紐づけ成功です。
    紐づけ成功

    4. ファイルの操作

    では、Azure Storageで作成したファイルを操作してみましょう。
    エクスプローラーから、作成したストレージアカウント(今回は [sampleazurestorage] )を開き、対象のファイルをクリックします。
    ファイルの操作

    クリックするとファイルが開くため、ここから編集などを行うことができます。
    ※筆者はwordファイルをアップロードしたため、クリックするとwordが開きます。
    実行

    また、新規ファイルのアップロードや削除なども行うことができます。
    使い方の解説は以上です。

    プロジェクト
    リーダー
    Azure Storage Explorerでは、ボタン一つでVM(仮想マシン)への接続もできるんですよ。
    システム
    エンジニア
    なるほど。これなら私のようなクラウドサービス初心者でも管理できそうです。

    Azure Storage Explorerで効率的なデータ管理を

    クラウドストレージを誰でも分かりやすく操作することができる「Azure Storage Explorer」。クラウドサービスが普及している昨今、クラウドストレージを利用する機会はこれからも増え続けていきます。大量かつ複雑なデータを効率的に管理するなら、Azure Storage Explorerの活用をぜひ検討してみてはいかがでしょうか。

    FEnet.NETナビ・.NETコラムは株式会社オープンアップシステムが運営しています。
    株式会社オープンアップシステムロゴ

    株式会社オープンアップシステムはこんな会社です

    秋葉原オフィスには株式会社オープンアップシステムをはじめグループのIT企業が集結!
    数多くのエンジニアが集まります。

    秋葉原オフィスイメージ
    • スマホアプリから業務系システムまで

      スマホアプリから業務系システムまで

      スマホアプリから業務系システムまで開発案件多数。システムエンジニア・プログラマーとしての多彩なキャリアパスがあります。

    • 充実した研修制度

      充実した研修制度

      毎年、IT技術のトレンドや社員の要望に合わせて、カリキュラムを刷新し展開しています。社内講師の丁寧なサポートを受けながら、自分のペースで学ぶことができます。

    • 資格取得を応援

      資格取得を応援

      スキルアップしたい社員を応援するために資格取得一時金制度を設けています。受験料(実費)と合わせて資格レベルに合わせた最大10万円の一時金も支給しています。

    • 東証プライム上場企業グループ

      東証プライム上場企業グループ

      オープンアップシステムは東証プライム上場「株式会社オープンアップグループ」のグループ企業です。

      安定した経営基盤とグループ間のスムーズな連携でコロナ禍でも安定した雇用を実現させています。

    株式会社オープンアップシステムに興味を持った方へ

    株式会社オープンアップシステムでは、開発系エンジニア・プログラマを募集しています。

    年収をアップしたい!スキルアップしたい!大手の上流案件にチャレンジしたい!
    まずは話だけでも聞いてみたい場合もOK。お気軽にご登録ください。

    株式会社オープンアップシステムへのご応募はこちら↓
    株式会社オープンアップシステムへのご応募はこちら↓

    Azure新着案件New Job